No.441498

真・恋姫†妄想 もしもあの三人が義姉妹だったら?(一発ネタ)

狭乃 狼さん

暇つぶしに書いたただのネタ。

それ以上でもそれ以下でもない。

じゃ、そゆことで。

2012-06-24 22:23:43 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:7849   閲覧ユーザー数:6285

 

 注:思いつきなネタです。多分続きません。そして短いです。そこの所ご注意を。

 

 

 例えばの三姉妹。『出会い』の場面。

 

 

 

 「おう、兄ちゃん。珍しい服着てるな。ちょっとそれ脱いで此処に置いていけや。そしたら死ななくてすむからよ」

 「……えと。もしかして、追いはぎさん……ですか?」

 

 ああ、相も変わらずテンプレな始まりだなあ。などと、もう慣れっこになったこのイベントだけに、何処か達観した感想を持っていた俺こと、北郷一刀だった。

 

 「それ以外の何に見える?ほれ、分かったらとっとと言うことを」

 「待ちなさい悪漢ども!」

 

 む。早くも最初の出会いか。さてさて、今回は誰と始めに合うのかな?桃香たちか?それとも雪蓮?星達ってパターンもあるし、さて、一体何処の誰が……。

 

 「な、なんだ手前ら!」

 「なんだって言われてもねえ。通りすがりの美人三姉妹よ」

  

 俺に絡んできていた、恒例のモブキャラ三人組が振り向いた先に居たのは、桃色の長髪を風に揺らす、少々布地の少ない赤い衣装を着た、青い目の女性。

 

 「と言うわけで、名も無き雑魚はとっとと舞台袖に引っ込んでいなさい!」

 

 どかばきぐしゃ!!

 

 『俺らの出番これだけか~!?ちくしょ~~~~!!』

 

 まあ、残念ながら所詮君らはモブキャラなのよ。

 

 孫策こと雪蓮その人に、名も無きチビデブノッポの三人はあっと言う間に退場させられました。

 あー、しかし。雪蓮に会うと言うことは、今回は呉ルートかー。皆元気かなー。なんて事を、俺はお気楽に考えていたんだけど、その彼女の後に次いで出てきたその人物を見て、思いっきり呆然としてしまった。

 

 「ちょっと雪蓮“姉さん”!一人で勝手に突っ走らないでって、いつも言ってるでしょうが!」

 「だってあたしの勘が告げたんだから仕方ないでしょ?こっちに絶対面白いこ…もとい、私達のためになることが転がってるってさ。そんなに怒ると小皺が増えるわよ、“華琳”」

 「ったくもう」

 

 ……えと。

 なんで、この人が此処に居て、しかもあの雪蓮を、“姉さん”なんて呼んでいらっしゃるんでしょう?こちらもまた、何度も良く見た金髪サイドカール、キツイ感じのその瞳。相変わらず何処がとは言わないけど残念な体型の、ちまっこ覇王閣下曹操さまこと華琳が、雪蓮の傍で呆れた苦笑いを零して居られます。

 で。

 さらに追い討ちをかけるかのように、華琳のその後に出てきたのは。

 

 「ちょっと二人とも~。私を置いて行かないでよ~。末っ子はもっと可愛がろうよ~」

 

 ……なじぇ?どして?ほわい?なんで、彼女まで此処に居るの?!しかもこの二人と一緒に?!

 

 「あんたがとろとろしてるのが行けないんでしょ?ったく、転ぶんじゃないわよ、“桃香”」

 「大丈夫だよ~。いくら私でも早々、ふぎゃっ!?」

 

 あ。こけた。

 

 「ほらほら、言ったそばから。大丈夫、桃香?」

 「うん、大丈夫。えへへ、ゴメンネ、いつも迷惑かけて……雪蓮お姉ちゃん、華琳お姉ちゃん」

 

 差し出された雪蓮のその手をとり、無邪気に笑って見せているのは、桃色髪のおっぱ……劉備こと桃香だったりする。

 

 ……なんなんだ、この外史。

 いままで、それこそ数限りない数の外史を渡り歩き、色んな世界と状況を見てきた俺だったけど、この事態は流石に初の経験だよ!

 

 なんで、よりによって、各ルートのメインヒロインな筈の、雪蓮と、華琳と、でもって桃香が、三人揃って此処居るの?!

 

 「あ、そうそう。君、もしかしてさ、天の御遣い君とかだったりしない?」

 「へ?」

 「天の御遣い?あの胡散臭い噂の?」

 「あー……たぶん、そうじゃあないかなあ~と……」

 

 まあ、これもいつものお決まりですし。

 

 「先ずは始めまして、ね。私は孫策、字を伯符よ。で、この二人が私の義姉妹で」

 「次女、曹操。字は孟徳よ」

 「三女の劉備、字は玄徳でーす!宜しくお願いします、天の御使い様!」

 「三人揃って、通称、桃園の三姉妹って呼ばれてるわ。宜しくね、御遣いクン♪」

 

 ……義姉妹?桃園の?この三人が?

 

 こんなパターン。初めてです。ヨソウガイデス。ホントにワケがわかりません。責任者出て来いって感じです。

 

 「漢女でもストーカーでも眼鏡ホモでも、誰でも良いから説明を要求するーっ!」

 

 するー、するー、するー……。

 

 遠くの空へとこだまして行くそんな叫び声を、雪蓮と華琳と桃香、その三人にずるずる引っ張られながら絶叫する俺だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (多分)続かない。

 

 

 ただのネタです。

 

 連載物の構想に迷った挙句の暴走した妄想の産物です。

 

 ということで、続きは期待しないように。

 

 

 

 

 

 

 じゃ。

 


 
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