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No.443983
【勝手に】真・恋姫†妄想 もしもあの三人が義姉妹だったら?【続き】#52012-07-01 01:39:39 投稿 / 全5ページ 総閲覧数:6081 閲覧ユーザー数:4557 |
例えばの三姉妹。 #5
――――冀州。
「いやー、それにしても壮観ね」
巨大な古砦を囲う形で布陣した軍勢に、雪蓮は感嘆の声を上げる。
「大陸中の諸侯が集っているんですもの。当然ね」
「こんなに人がいたんだ……凄いね」
華琳は冷静に言葉を挟み、桃香は眼を丸く見開く。
「ふむ、某の腕の見せ所ですな」
「星ちゃんは相変わらずですねー」
「はぁ……息巻いて一人で吶喊などという真似などやめてくださいよ?」
星・風・稟はいつも通り。
「はわわ……多すぎだよぉ」
「あわわっ、朱里ちゃん、しっかり!?」
「はややややや……」
はわあわ軍師に亞莎はすっかり縮こまってしまっている。
「気にする事はないさ。俺達は俺達に出来る事をやろう」
黄巾党の殲滅戦だ。
予想通りというかなんというか、真っ先に突出したのは袁紹軍だ。それに嫉妬してか、袁術軍も砦に向かって突撃をする。
「袁家というのは噂通りの馬鹿のようね」
「人をあまり悪く言うものじゃないぞ、華琳」
「事実なのだから仕方がないでしょう?」
呆れたように溜息を吐く華琳。根本的な部分が他の外史と同じならば、やはり袁家とは相性が悪いのかもしれない。
「あっ、砦から火が上がったよ、ご主人様!」
桃香の声に振り向けば、言葉の通りに砦から煙が上がり、黄巾党が我先にと飛び出している姿。火の位置からして……曹嵩に蓮華の軍だ。桂花と冥琳が上手くやったのだろう。
「さて、そろそろですかな、主よ?」
「はぅ……たった2人でなんて怖いですよぉ……」
相変わらず飄々と声を掛けるのは星。その後ろには袖で顔を隠しながらも、その震えを隠しきれていない亞莎。
「まだ早いよ、星。雪蓮と華琳が奴らとぶつかってからだ。戦の混乱に乗じて砦に侵入してくれ」
「某も黄巾党の奴らを成敗したかったが……他ならぬ主の願いだ。確と聞き入れるつもりでいるさ」
「それだけの意志があるのならば、星さん1人で……」
「あぁ、もちろん亞莎も一緒だ。なに、不安に思う事はない。向かい来る者を倒していけば、いずれ敵はいなくなる」
「机上の空論じゃないですかぁっ!?」
星のSっぷりが出ているな。こら、華琳。舌なめずりをしてはいけません。
「ふふっ、亞莎は可愛いわね」
姉や妹には働かなかった食指も、新たに仲間が加わって情動を抑えられなくなってきているのかもしれないな。
*
軍師が加わった事により、本陣の指揮は彼女たちに任せる事が出来る。よって、部隊を率いるのは雪蓮・華琳・星・亞莎の4人となった。今回は前述の通り星と亞莎には別の任務を与えてあるので、雪蓮と華琳が部隊を動かす。
「ご主人様、私は?」
「桃香は後ろで応援していてくれ」
「はーい」
末っ娘故の甘えっぷりが発揮されている。これが終わったら、朱里たちに桃香の指導を頼むとしよう。
「それじゃ、星、亞莎。頼んだよ」
「任された」
「はぅ……頑張ります」
雪蓮と華琳が駆け出し、黄巾党とぶつかっている様子が遠くに見える。馬に乗った星と亞莎は、その砂塵目掛けて駆け出していった。
――――数刻後。
「ただいま戻りましたぞ、主よ」
「はぅ…疲れました……」
各軍がそれぞれ向かって来た黄巾党を殲滅・捕縛し、黄巾の乱は収束を向かえる。うちの軍師たちは部隊の被害状況などを確認する為に奔走し、雪蓮と華琳は1部隊ずつ引き連れて更なる残党の捕縛・討伐へと向かった。
「おかえり、星」
別命を遂行し、戻ってきた星たちを迎えてみれば、彼女たちの馬には3人の少女。
「主から特徴は聞いておりましたが、まさにそのままの者たちがおりましたので、捕らえて参りました」
「ちょっと!いい加減縄を解きなさいよ!」
「そうだよー。腕がいーたーいー」
「姉さん達、落ち着いて。私たちは捕虜の立場なのよ」
懐かしい声だ。早くその澄んだ歌声を聞かせて欲しいが、今はまだその時ではない。
「いらっしゃい、張角さん」
「「「!?」」」
数え役満☆姉妹ゲット。
あとがき
という訳で#5。
出会い→太守就任→黄巾党前編→黄巾党中編→黄巾党後編(今ココ)
絶対に長引かせない。絶対にだ!
ではまた次回。
バイバイ。
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という訳で#5。
黄巾党後編。
どぞ。