初めまして。

この絵は逆光を利用したシルエットメインの絵だと理解しました。
つまり人物の部分は影になっていて光は主に背景に当たっているということです。
この場合気を付けないといけないのは、背景にも人物と同じように影ができるということですが、
人物と比べて背景の影がやや弱い（ぼかしたため？）ので質感の違いが生まれているのではないでしょうか。


それと近景と背景がそぐわないのは屋根の向きが大きな原因になっている気がします。
屋根と縁側と並行ですが、目線を挟んで上に屋根、下に縁側ですので、このように描いた方が自然かと思います。


次に背景の描きこみについてですが、
個人的には人物以外の部分がさみしすぎるように思えます。
細かく書き込むことで人物と背景との遠近感の対比にもなりますし、
「人物の寂寥感」と単なる「画面のさみしさ」は全く別のものだと思うので、僕はしっかりと描きこんだ方が素敵だなと思います。
ぼかすのは人物の周りだけの方がいいかもしれないですね。

それとメジロは２～３羽程度いた方が画面となじむかなと思います。

さち。さま、初めまして。

K.S.さんのおっしゃる様に、私ももう少し背景(近景)を描き込んだ方がイイと思います。背景の描き込みによって、二口女との差異はかなり解消出来るかと感じます。

私は、正面からの光で二口女の輪郭が (今より) あいまいになる感じでいぢらせて頂きました。元絵でも、髪の一部にきれいな光が入っていますので、それを輪郭の大部分に拡大してやると、背景からの“浮き”が多少緩和されると思うのですが……いかがでしょうか？