絵の中で何が主役になるのかわからないので、そのあたりをもうすこし考えてみたらいかがでしょう。
(何を見せたい絵なのか？山なのか？人物なのか？建物なのか？)
つまり、「絵の中でいちばん見せたいもの」を決めて描いたほうが良いように思います。

・山を主役にするなら、グランドキャニオンやモニュメントバレーなどの風景写真の構図を参考にして山を描き、その風景の中に人物と建物を配置する(西部劇の一場面のような絵)
・人物を主役にするなら、掛け軸の山水画などを参考にして、「山道を歩く小さい人」に目がいく構図にする
・建物を主役にするなら、ヨーロッパ観光案内の城の写真などを参考にして、「険しい山の中にひっそりと立つ古城」を表現する

など。
手前の山は質感がよく描けているなあと感心しました。

絵はいまいち描けませんしわかりません
ですから思ったことを
手前の山?が奥の建造物に比べ雑に感じます
自然らしさのためかもしれませんがなんか違う気が;;
前の方も指摘されますが主役がない気がします
なんか目が落ち着かずどこを見ればいいのやら;;
いまいちちゃんとしたアドバイスができず申し訳ない

途中　という印象です。
ここからさらに細かい部分を修正したり整えたりした方が良いと思います。じっくり時間をかけましょう。

ペンの痕跡が一定方向にしか進んでいないためか、背景が高速移動しているように見えてしまっています。ゆっくりと輪郭を形どってみてください。

焦らずに、自分が表現したいことができているか確認しながら、細かいところに気を払ってみてください。

線のひとつひとつに悩むだけで、
見違えるほど絵は変わります。
そしてそれが、雰囲気や世界観を描く近道だと思います。

現状ではぼやけている部分が多く見受けられますので、
そこもきちんと具現化してあげてください。

なんか偉そうになってしまいました＞＜
ごめんなさい

はじめまして
雰囲気的に好きな絵だったので、一点だけ。
奥の建物だけ、はっきりした輪郭線が有る上に陰影が乏しくて、画面の統一感が無くなってしまっている感じがします。
なんとなく後から取ってつけた…舞台の書割のような印象を受けました。

失礼かとは思いましたが、登録された時のタグから、私なりに消化し加筆してみました。何かの参考になれば幸いです。（特に意識して優先したのは"城"の雰囲気と"崖"になります）

どうもです。プロフィールを拝見しました。
コンセプト画に興味があるとのことですが、そのコンセプトの意味についてどうお考えでしょうか？
コンセプトとは簡単に言えば創作の芯になるぐらい強いアイデアの柱のようなものです。
映画やゲームの場合なら、実際に作る前にその場面を想定して、どうすればより効果が出るか？どんな部分に力を入れなければならないかを試作してみる。これがコンセプト画です。
デザイナーの脳内のイマジネーションをスタッフ全員が共有し膨らますことができるような土台といってもいいでしょう。

コンセプト画には絵のうまさ以上にアイデアやドラマ、感情表現が盛り込まれていなければなりません。
コンセプト画のコンセプトが何なのかを意識せずに描くというのはちょっといただけないですね。コンセプトを常に意識した上で作品製作に当たりましょう。


険しい崖道の先にある謎の建築物、という同じテーマで自分なりに描いてみました。

ドラマチックな絵を演出したいなら構図にこったほうがいいと思います。元絵ですとすべての物が引いて描写なので非常にさびしい雰囲気になっています。
カメラが元絵より崖側にかなりよった感じにして小道や崖の作る斜め線で目線を奥の建物（と謎の発光体）に誘導しています。

奥の建物自体に「あれはなんだろう？」「行ってみたいな」と思わせる仕掛けがほしかったので、（ありがちですが）塔の上に光る謎のクリスタル的なものがあるという設定にしてみました。

元絵ではキャラクターも小さくぽつんと立っているだけで、どんな格好なのかのようなドラマがほとんど伝わってきません。
小さいなりに手間を割いて細かく描写するか、遠近感を利用してキャラクターを大きく描くか。どちらかが必要だと思います。
今回は一人しか描き込んでいませんが、旅の仲間なんかを設定して描きこんであげると楽しくなりそうです。

元絵の構図を生かすのならたとえば崖の上やモンスターが身を乗り出し襲い掛かろうとしている、キャラクターは逃げようと必死とか。
崖に道がついているなら崖上にはなにか建物があるとか。
物語を盛り込む方法はいろいろ考えられると思います。

今回はこのままあげてしまいましたが、描いているうちにもっとこうすれば効果的なんじゃないかと別のアイデアが浮かぶときがあります。
これぐらいのクオリティのラフを数パターン描いてよく検討するとよいです。いわゆる習作です。
ベストなアイデアができた段階で資料などとつき合わせながら本番作業にはいれば、構成のしっかりとした、さらにクオリティの高い作品ができると思います。
がんばってください～。

おまけです。
コンセプトデザイナーを目指す海外の学生たちの製作記録画集が発売されています。お高いですが何枚ぐらい描いてデザインを決めるのか？どのようなアプローチでデザインを進めるのか？など興味深い記事が載っていますよ。
THE SKILLFUL HUNTSMAN / うでききの狩人 by Khang Le http://amzn.to/pIZUQ3

すばらしいアドバイスが既に上にあるので要点だけ箇条書きしておきます。

・一点透視、二点透視、三点透視をそれぞれ勉強してください。パースうんぬんより、これをちゃんと理解しなければ背景はかけません。

・コンセプトデザイナーに興味があるのであれば写生に出かけましょう！自然物、動物、人物、人工物などいろいろなものをデッサンしまくっておけば、引き出しは格段に増えていきます。（光源やパースの勉強にもなりますよ！）

・とにかく色々な背景画や映画、アニメなどどういった構図で描かれているかを気にしながら観てみましょう、意識することで可也勉強になります。

・とにかくラフでいいから描きまくってみる！気に入らなければ描き直す！トライ&エラーの繰り返しです！

結局は根気の作業なのでがんばってくださいね！