・構図
奥の本棚の中身が真っ白すぎるのでせめて数種類の色や大きさを用意した方が画面が映えるでしょう。

・彩色
ドア枠よりも奥が大して暗くないため画面に奥行きがでていません
ギャルゲを意識した塗りにはなっていますが、質感表現が市販のそれと比べると大分劣ります。既に売られているものをみて自分とどこが違うのか研究しましょう。

・その他
＠デフォルメに関して
手と顔を大幅にデフォルメしてコミカルに見えるよう描いたとの事ですが、髪や服のしわが他の２人と同じ描き方のせいで『この人は手が描けない人なのかな？』と思われてしまいます。（他の２キャラの手が描かれていないのもその考えに拍車をかけています）
意図するところを表現したいのであれば、もう少しバランスをとって崩したほうがいいですよ。

気になった所をいくつか。。。

一言で言えば「絵が説明不足」ですね。

ギャルゲなどのグラフィックの場合、絵だけで状況を把握できるように描き込む事が必要となります。

おそらく、スカートを引っ張ってる女性が悪酔いして男に束縛する命令をしていたしている・・・といった状況なのでしょうが、潰れるにしてはビールの缶の量が少ないですし、飲み明かした雰囲気が出ていないです。
そして「げんしけん」ならばアニメやマンガに通じるオブジェクトもいくつか配置するのも良いかもしれません。
そして、男性の表情からみる心境（おそらく嫌々命令を受け入れながらも興味津津な感じ）と仕草をもっと大げさにしても良いと思います。
すこし大げさなくらいにパースを加えるのもいいですね。

構図に動きが足りないせいか、画面全体が単調に見えてしまっているようにも思えます、もっと状況にあった動きを（コミカル｛ドタバタ｝を表現するなら）大げさなぐらいつけると、面白みがますのではと思います。

色調については、背景、キャラ共に薄い印象です、手前、中、奥で濃度を変えると、それだけで絵に奥行きが生まれます。奥が暗いなら手前に来る度に明るく、そして何をフォーカスしてるのかをはっきりさせる塗りを心がけてください。

あとは明暗のメリハリをはっきりとつける事、もう一段階暗い部分があってもよいかなと思いました。

構図についてですが僭越ながら同じであろうシチュで描いてみました、おもいっきり適当なラフなのでアレですが参考程度に。。。

１です
質感について申しますと
ドア枠の木の木らしさ、カーペットの布生地
また本棚と座卓に至っては何製かわかりません（現状だと安物のプラスチック製にみえます）

デフォルメについては手は２の方のラフくらい、せめて指は描いた方がいいでしょう
どのような表現をしたら正解なのか　それはご自身で探して下さい　私の描きかたと貴方とでは違うので目指す方向もまた違うのです。
しわの描き方を変えてみる、色の数の増減、色々試して一番いいものを見つけてみてください