あるたるふ さま、こんにちは。

「画面の隅々」「画面の奥から手前」、画面全体のどこを切り出しても『光と影・色』の着け方が同じなので、見る側としてはどこに注目すればイイか分からない感じ……ですかね？

赤ペン(画像／下)は、全体的にくすんだ色になってしまいましたが（＾＾；）女の子を１番明るく／画面の奥と周辺ほど暗く……調整してみました。

“複数の光源” ですが (柱が分かりやすいと思いますが)、……一方向しか光が当たっていませんよね？ 複数の光源であるのならば、複数のハイライトが入るハズですヨ。

あるたるふさん、こんばんは。

まずそもそも論として、あるたるふさんのようなシャドーが完全に黒に落ちる画風は、ぱきっとした明暗が表現できる反面、繊細な光の表現に適していないと思います。今回の画題は複数の光源という、どちらかと言えば、その適していない方に属しているために、悩みの多い作品になってしまったのではないでしょうか。
Wackyさんが手を入れられた絵が、オリジナルに比べてコントラストが大きく低下しているのも、上記の理由を含めてのことだと考えます。

具体的な改善のアドバイスが出来ればいいのですが、画風を保ったままとなると、これはあるたるふさん自身で見つけなければならないところだと思います。

そこで、あるたるふさんの画風に不向きな作品を実験的に描いてみることを提案します。具体的には『コントラストと彩度が低い』風景です。
例えば『朝もやの風景』です。朝もやがたちこめる森のような場所に人物を立たせてみたとき、あるたるふさんはどのようにこれを描くでしょうか。

画風をそのままにこの画題を描くことができれば、あるたるふさんの表現がひとつ広がったと言えると思います。