enigumaさん、こんばんは。

・オブジェクトが全体的に左に偏っていてバランスが悪いと感じます。人物に巻き付いているものを見せたいためにこのような偏った構図になっていると推察しますが、これは良くない解決方法だったと思います。

・人物、鳥、ネズミの画面構成も散漫に感じられます。またその散漫さゆえに、遠近感もほとんど感じられません。それぞれ重なった部分を作るなど、関連性を高める施策が必要だったと思います。

・鳥の翼、剣、人物に巻き付いているもの等、画面の外に逃げているものが多く、視線が外に行きやすい構図だと感じます。画面構成の段階で配慮しなければならなかったと思います。

・この作品で最もエネルギーの集中している場所は、人物の右ヒジ下あたりだと感じますが、そこには何も描かれていないのがもったいなく感じます。集中点を変えるか、集中点になにか重要なものを描く必要があると思います。

・デジタルへの落とし込み段階の問題かもしれませんが、色味が全体的に低調で見栄えに欠けます。enigumaさんは夜の場面を多く描かれているのでこの作品も夜景なのかもしれませんが、夜景だと感じさせる要素に乏しく、ただ低調な色彩に感じられるのみになってしまっていると思います。


この先は参考程度に読んでいただきたいのですが・・・、

・画面サイズに拘束された作品作りをしていないかどうかチェックしてみてください。
enigumaさんの作品を拝見した際に時々感じることですが、規格サイズになんとか作品を収めようとしているかのような窮屈な画面構成を見かけます。もしこの感想が当たっているのならば、もっと自由なサイズの作品を描いてみるのを提案します。

・enigumaさんの絵の魅力は奇抜な世界観とその造形にあると思いますが、現段階でそれを伝えきる力が作品に感じられません。自分の伝えたいこと、表現したいことに対して、今のアプローチが最も明瞭で適している方法かどうか、確認してみる必要があるかもしれません。

enigumaさま、こんにちは。

鳥さんが腕につかまるのは、ちょっと無理がある様な気がしました (女の子の顔にかぶらない様、翼をよけているんだと思いますが、ちょっと窮屈な感じがします)。

あと、剣のパースに対して女の子の身体のパースが弱い様な気がしました。下半身をもっと小さくしてやると、奥行き感が出る様な気がします。

(赤ペンは……鳥さんを自然に入れる様キャンバスを拡大したら、今度は剣が窮屈に感じましたので……＾＾；)

はじめまして。ずんがと申します。

配色に関してなのですが、背景の色と剣の色が同じなので、剣が見難いかなと思いました。
剣のある画面下半分の背景の色を変えて、剣を目立たせる効果と、遠近感を演出する効果の両方を狙ってみました。

いかがでしょうか。