あるたるふさま、こんにちは。

気になるのは「パースの狂い」……いえ、全てが間違いというワケでは無いのですが「見る者をミスリードする」感じなんです (伝わりますかね？＾＾；)。

【画像／左】青い線は垂直水平放射線(＋消失点) です。これに対して、赤い線の女の子／柱／樹)が “真っ直ぐ立っていない” 様に見えるんですね。モチロン、自然物である樹は直立などしているワケは無いのですが、絵を左に傾いている様に (視線) 誘導している印象を受けます (向かって右の柱も、この絵のイメージならば “直立している必要は無い” んですが、左の柱が直立しているので気になります)。

緑の線は建造物の梁と水平線 (＋消失点) を元に「画面左外に消失点を持つパース (←なんちゃってパースなんですが) 」を描いたモノですが、これも画面の傾きを意識させている様に見えます (このパースに乗っかっているのが梁しか無いからだと思われます)。

パースのハナシで言えば、消失点が女の子の方の高さなのにスカート辺りが見上げる視点になっているのには違和感があります (右の画像：逆に魚はもっと見上げる視点になりましょうか？)。

絵全体を正確なパースで描く必要も無いのですが、エレメント毎に視点が変わる (変わり過ぎる) というのは、違和感の元になるかと思いました。

【画像／右】広角レンズ (極端なモノは魚眼レンズ) で撮られたパース (これをパースと言うのかどうか良く分かんないのですが＾＾；) に落とし込むイメージで描かれると、まとまりが出るかなぁ？……と感じました (せっかくの丁寧な描き込みですし、もっと良くなると思いますヨ＾＾)。

あと気になったのは、「魚の目の前の泡」です。魚の動きをスポイルしている様ですね。せっかくリボンまで使って螺旋の様な動きを画面に与えているので、泡にも一役かってもらうと良いんじゃないでしょうか？

　あるたるふさん、こんばんは。

気になった点は、テーマ性がごった煮になっているところです。ぱっと見て、視点に映るのは、女の子、その頭上の水の泡、深海魚…といった感じです。

何というか、理由はうまく説明できませんが、ゆったりと泳ぐ深海魚に横向きに女の子を座らせて、ゆったりと泳ぐ深海魚に雪が積もっていくような構図にすると、テーマがすっきりするんじゃないかなと思います。

もうひとつは、光源の使い方ですね。深海なのでおそらく、上からの光は届きません。仮に女の子が持っている花束が光源だとすると、魚のおなかは影になるのは奇妙です。

光源に関しては、海ボタルとか発光するクラゲとかイカを使うと良いかもしれません。