一番会いたくない人が現れた
「お―ほっほっほっほ!」
白連は『何も』なかったように素通りしようとしたが……
「お待ちなさい! 白蓮さん」
捕まった
「な、何でしょう?」
「あなた、北郷さんに想いを伝えたいそうですね?」
ギロリっと二人を見る
――麗羽様には勝てません
二人の目はそう言っていた
「あなたのお悩みをこの、わたくしが解決してあげましょう!」
「いえ、結構です」
即答
パチンと麗羽の合図と共に二人は白蓮の両腕を掴んだ
「お、おい!」
「いや~~。麗羽様の命令なので」
「ごめんなさい。ごめんなさい!」
「では、さっそく作戦会議と行きましょう。お―っほっほっほ!」
「は、離せ――――!」
無理やり連れて行かれる白蓮
これから彼女はどうなるのだろうか?
……おまけ
「ここで白蓮さんと北郷さんを結ばしたら、その仲立ちをしたわたくしが……ふふふ」
ちなみにこれは彼女の心の中です
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パート3