意気込むのは良いが案がない白連
そこで身近な人達に相談することにした
「無理だと思うぜ!」
文醜……猪々子の意見
「ちょ、文ちゃん! もう少し言葉選ぼうよ」
注意しつつ否定しない顔良……斗詩
「相談する相手間違ったな~」
涙目になる白連
結局のところ人気者になりたいというよりも『彼』に自分の存在を見てもらいたいという願い
「だから、無理だって」
同じ返答をする猪々子
「ご、ごめんなさい……」
謝罪するが白連の願望自体は何も言わない斗詩
「もういいさ……私帰るよ」
全く相談にすらならなかった
……ちなみに
「なぁ……斗詩。どう思うさっきの話」
「無理だと思うよ。ご主人様の周りにはいつも劉備さん達が目を光らせているもん」
「だよな~。アニキはモテモテすぎて逆に危険だよな~」
「でもいいなぁ~。私も……」
「お? 斗詩もアニキに惚れてるの?」
「え、ええ!!?」
……そうです
『彼』の傍には危険な人達が居て普通の人では近づけません
でも、白連はまだその事は知りませんでした
近づけば近づくほど危険だということが……
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パート2