No.100857

存在2

アインさん

パート2

2009-10-13 23:16:58 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:2827   閲覧ユーザー数:2589

意気込むのは良いが案がない白連

 

そこで身近な人達に相談することにした

 

「無理だと思うぜ!」

 

文醜……猪々子の意見

 

「ちょ、文ちゃん! もう少し言葉選ぼうよ」

 

注意しつつ否定しない顔良……斗詩

 

「相談する相手間違ったな~」

 

涙目になる白連

結局のところ人気者になりたいというよりも『彼』に自分の存在を見てもらいたいという願い

 

「だから、無理だって」

 

同じ返答をする猪々子

 

「ご、ごめんなさい……」

 

謝罪するが白連の願望自体は何も言わない斗詩

 

「もういいさ……私帰るよ」

 

全く相談にすらならなかった

……ちなみに

 

「なぁ……斗詩。どう思うさっきの話」

 

「無理だと思うよ。ご主人様の周りにはいつも劉備さん達が目を光らせているもん」

 

「だよな~。アニキはモテモテすぎて逆に危険だよな~」

 

「でもいいなぁ~。私も……」

 

「お? 斗詩もアニキに惚れてるの?」

 

「え、ええ!!?」

……そうです

 

『彼』の傍には危険な人達が居て普通の人では近づけません

 

でも、白連はまだその事は知りませんでした

 

近づけば近づくほど危険だということが……


 
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