アドバイスラウンジ - morisobaさんの質問

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投稿:morisoba 09/11/30 16:41 50pt. 受付終了

こんにちは。質問を投稿しようかどうか迷ってとうとう最終日になってしまったので、勇気を出して質問してみます。

周りに絵を描く人が居ないので、自分の絵が他の人から見るとどういう印象を持たれているのかが分からないです。もっと上手くなりたいんですが、どこを直したら良いか分からず行き詰まっています。

ペイントツールは主にお絵描き掲示板やフォトショップを使っています。

最近特に悩んでいるのは塗りと構図でしょうか。

もっと動きのある絵を描きたいのですが、人体パースの取り方がイマイチ分からないんです。塗りはもう少し立体感と透明感が欲しいんですが、どうしたらいいか、描いては消し描いては消しの連続で最近新しい作品が描けないでします。

質問したいことが上手く説明できてないかもしれませんが、多少辛口のコメントでも受け入れる覚悟は出来てますので、よろしくお願いします。

回答一覧

1. 回答: モロ蔵(7) 09/12/02 14:14  お礼 10pt.

morisobaさん初めまして、もろ蔵と申します。

イラストに関してはとてもいい感じだと思います。
動きのある絵と言うことなのですが、自分が見た話だと、とある参考書には体の中心線を斜めにとることで動きが生まれるとありました。あとデッサンをわざと崩すことで迫力を生む方法もあるようです。また動きとは違うかもしれませんが、自分の心の師のコメントで、勢いのある状態からデッサンを整えすぎると、その勢いがなくなってしまう。そのバランスを取るのが難しいとあったので、そこら辺も参考になるかなと思います。

あまり良いアドバイスになってない気もしますが、参考になればと思います。

返信: morisoba 2009-12-03 01:34:18

初めまして、もろ蔵さん。お返事ありがとうございます。

>イラストに関してはとてもいい感じだと思います。
ありがとうございます。嬉しいです!

イラストのような1枚絵と、動きをコマで追っていく漫画とでは描き方も変わってくるんでしょうね。漫画はどちらかと言うと多少デッサンが狂っていても、動きが読者に伝わる事や、勢いがある絵の方を重視しているんだと思います。

だからと言ってあまりに狂っていても迫力に欠けてしまいますし、確かに両方のバランスを上手くとるのは難しそうです。

その辺を掴むには、やはりたくさん描いて練習するしか無さそうですね…。うーん、今よりもう一段階上にステップアップするには道のりは長そうです^^;

動きのある絵を描くにはデッサンも重要だけど、確かに勢いも大切なんですよね。デッサンばかりを追い求めすぎると、動きが"死んでしまう"というのはよく分かります。今の自分がまさしくそんな感じなので。かと言って、自分の絵はそんなにデッサンがしっかりしているワケでもないんですがね;

きちんとした人体の構造を把握し、なおかつそれを説得力のある動きのある絵に変換できる、デフォルメ力(りょく)も重要なんですね。

これからの練習の参考になりそうです。ありがとうございました!

2. 回答: 天ヶ森雀(10) 09/12/03 10:03  お礼 10pt.

morisobaさん初めまして、天ヶ森雀と申します。

雑学知識なので、お役に立てるかどうか分かりませんが、ひとつだけ。
他の絵も拝見して思ったのですが、割と重心が安定している絵が多いように思います。特に動きを求めていないのであれば充分綺麗な絵だと思うのですが、あまり重心の位置は意識した事が無いんじゃないかなと思いました。(違ってたらごめんなさい)

「動きのある絵」を描くポイントの一つは重心を崩す事だと思います。
重心とは人体の一番重い部分である頭部からまっすぐ垂直に地面に降ろした位置、で分かるでしょうか。
例えば普通に立っていれば重心は大抵両足の間に来ますし、すわっていればお尻の位置、あるいはお尻と足の間とか、ですね。
これが、走っていれば重心は身体より前にずれますし、飛び蹴りなんかしたら後ろにずれますよね。つまり、人間は重心が不安定になればなるほど安定するバランスも戻ろうとするので、アクションが大きくなるのです。

どんなにデッサンが優れていても重心の安定から動きに欠けてしまう絵もありますし、morisobaさんの画力でしたら、重心の移動はそう難しくないと思います。
「重心の不安定さ」=「迫力のある絵」には必ずしもなりませんが、絵に動きを出す知識のひとつとして御参考にして頂ければ幸いです(*^_^*)。

返信: morisoba 2009-12-04 21:32:57

初めまして天ヶ森雀さん。返信ありがとうございます。

うーーん、「重心」ですか…。言われてみるとあまり考えた事無いですね。

直立の立ちポーズだとそうでもないんですが、休めのような左右の足のどちらかに体重をかけているポーズの場合、「難しい」と思うことがあります。絵を描いた紙の表側からは一見ちゃんと描けているように見えるんですが、裏から透かしてみるとキャラクターが倒れそうに傾いていたり、左右の足の長さが違って見えるなど違和感があるんですね。多分「重心」が狂っていたんでしょうね。言われて今気付きました。

その辺はもう少し研究してみる必要がありそうです。とても参考になりました。ありがとうございます!

3. 回答: w(18) 09/12/03 23:10  お礼 10pt.

勝手ながら、自分と同じ傾向を持つ描き手の方と思い込みまして申し上げます。
いわゆる、骨格重視型というか考えすぎるタイプでは…

【印象~行き詰まり】
服の模様や背景、キャラクターでは手が綺麗に丁寧に描かれていますし、
また感情が込められている印象を受け、総じて好感を持ちます。
とは言え、自分もそうなのですが、人体全体の比率がまだいまいちだと思います。

「安定感がある」というご意見もございますが、黒歴史を積んでいる自分としては、パッと見てちぐはぐ感、違和感を感じます。
イタチのイラストは、顔は美しいですが、絶壁すぎな気がしますし、四代目は両手の長さに差を感じる…といった具合です。
個々のパーツが上手く描けていてもその配置がまずいと、単純な絵柄ではないがために、余計に残念なことになります。(デフォルメ調の絵柄の場合、多少の乱れは気になりにくいような…)

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それで、
骨格、筋肉、陰影、動かすことより、人の顔・体を適切な比率で描くことをもっと向上させた方が良いように思います。
細部は後からついてきます…いえ、既に結構描かれていますので、本当にまず全体をとらえる、これに尽きるのではないでしょうか。
自分としては、簡略化して身につけていくのが一番だと考えます。

その点、ルーミス先生など参考にされていると思いますが、体のとらえ方については、人描くサイトさんの教え方が分かりやすさ的に最強でしょう。
簡略化してとらえること、直線でとらえること、下半身が安定すると体全体が安定する、お茶でも飲みながら気楽に…などなど、自分は大変勉強になったのですが、既に参考にされていたら引き続き頑張ってください。
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動かすことについても、人体を単純にとらえることができれば、割と自由に動かしやすいと思います。
また、漫画を描いてみると、必然的に様々なアングルが要求されるのでいい練習になります。

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【立体感・透明感のある塗り】
激しく不得手な上SAIユーザですが(SAIは安いし軽いしプレビューが美しいのでおすすめです)、思いつくことは…

透明感:
・Photoshopならブラシのパラメータを水彩風にいじったり、
・レイヤーの不透明度・描画モードを変えて色々重ねるとか…
・要所で色トレスする
・好みで色ムラやグラデーションを入れる(線画だけor全体or肌だけor背景だけなど…)

立体感:まるで苦手ですが…海外の人のイラストや美術は光と影がダイナミックなものが多い気がしてよく眺めています。

【描いては消し】
当方も描いてて不満足なことが多いですが、とりあえず描いてる瞬間はそれが自分のベストなのだと思い、どんどん描くようにしています。それでいいと思います。流せ流せ!

消さないで取っておくのも一興かもしれません。後で過去の自分pgrして楽しめ?ます…。
(耐えられなくなったら消します…)

--
以上、言葉の足りない点などご容赦ください…。

返信: morisoba 2009-12-05 01:09:47

初めましてWILLIAMさん。

というか一方的に存じております。お返事ありがとうございます!

>考えすぎ
確かにそれはありますね…。考えすぎてキャラクターの動きが硬くなってしまっていると思います。

>比率
うーん、考えた事無かったですね…。一応美術系の短大は出たんですけど、あんまり役に立ってないですね(苦笑)。資料や参考書などの本は最近よく買うようになったんですが、それ以外はほぼ独学で描いてきました。

手足の長さが左右違って見えるのって実はよくやるミスなんですよね; 検索して分かったんですが、人体というのは手足を広げるときっちりと五芒星(正五角形)の中に収まるものなんだそうです。長い間比率なんて気にせず描いてきたんですが、これは完全に目から鱗でした。というかただ単に基本が出来てなかったんですね…。パースとか高度なこと言ってる段階ですらありません。うわ、恥かしッ;;


>参考書籍、サイト
A.ルーミス氏の本は持っていますが、あの本って絵はキレイだけど、解説はイマイチ分かりにくいんですよね。「あんな風に描けるようになりたい」という憧れはありますけど。

「人を描くのって楽しいね」っていうサイトさんですかね。知ってはいましたが、見に行った事がありませんでした。即行お気に入りに入れておきました!

漫画は…まずストーリーが考えられないので、二次創作でもギャグ4コマくらいしか描いたことがありません^^; オリジナルもほとんど描かないですし、「難しそう」という印象で敬遠してしまってます。

>ペイントツール、塗り
SAIですか。確かに使ってる人多いですよね。体験版があるみたいなので、試してみるのもいいかもしれませんね。

水彩の不透明度を下げたり乗算を使ったりしてみたのですが、一度ペンを離して塗り重ねるとムラが出来てしまうのが気になって上手くいかないんですよねー…。ムラが出来るからこそ水彩だと思うんですが、どうやったらそのムラを活かせるのかがイマイチ掴めないです。

使ってるフォトショップが5.0とか骨董品みたいなバージョンなんで、今時参考書も売ってないですし。Painter7もあるんですけど、何だか合わなくて使ってないという…。宝の持ち腐れとはまさにこのことでしょうね><;

立体感を研究するのに何故かアメコミを買ったことがあります(笑)。薄い本なのに全ページカラーだからか、結構高かったです。あと、ノーマン・ロックウェルの画集が宝物です。

昔大学ノートに描いたラクガキやラフスケッチとか捨てられなくてまだ置いてるんですけど、たまに見返したりすると燃やしたくなります(笑)。

細かい指摘やアドバイスを頂けて大変参考になりました。まず今更ながら人体比率を学ぶ事から始めたいと思います。あと、WILLIAMさんとお話できて本当に嬉しかったです!

4. 回答: けりる(7) 09/12/05 11:01  お礼 10pt.

はじめまして、けりると申します。
簡単ですが、感想を書かせていただきます。

・パース
 全体的には良い感じに見えますが、微妙に狂いがある気がします。たとえば、右上腕が微妙に長い気がします。他の絵も、どことなく違和感があると思います。
 よくあるポーズというのは、まねて描けばそれなりに描けるものですが、ちゃんと人体構造を把握していないと、細部で狂いが出てくるものです。
 人体を把握するには・・・見て、描く。これが一番かと。頭の中で自由に回転することができるくらいに。
 たとえディフォルメでも、外してはならない部分はあります。とはいえ、解答があるというわけでもありません。自分なりの美学を確立することが重要だと思っています。

・構図
 自分でも良くできてません。
 見て描くにつきますが・・・とりあえず、手始めに典型的な手法を学んではいかがでしょう。構図なんて何百年も前から研究されているものですから。

・立体感
 それなりに立体感はあると思います。これ以上となると・・・画風によるかと思いますね。
 けりるは、立体感のある絵が好きなのですが、陰影を濃くし、反射などの質感、光や影の色を意識するようにしています。
 アニメ塗りだと光と影の色はあまり意識しませんが、これはかなり重要ですよ。これはかなり正確な色彩の知識かセンスが必要です。

・透明感
 透明感が何を意味しているのか、少々計りかねますが・・・空気感があればと思います。空気が体に溶け込んでいるようなイメージですね。
 空気遠近法を誇張して描くとか、光と影の色を意識するとか、色々あります。絵は光を描くもの。空気も描く要素。そういう意識で描くと空気感が出てくると思いますよ。


 何はともあれ、良く見て描くことだと思います。描いてますと言う人に限って、描いてないものかと。巨匠たちだって、生涯をかけて美学を追求し続けていたのに、十分描いているなんて言える人なんているのでしょうかね、と。
 さて、けりるも修行してきます;w;

返信: morisoba 2009-12-05 15:53:25

初めまして、けりるさん。お返事ありがとうございます。

やはり見る人が見れば色々と粗が出てくるものなんですね。自分の未熟さを改めて痛感しました。

描いていて自分でも何となくキャラクターのバランスに違和感を感じてはいたのですが、長い間どこがおかしいのか分からないままになっていました。他の皆さまからもご指摘を頂いた通り、人体比率や重心といった根本的な知識が欠落していたことが分かって、勇気を出してこちらに質問を投稿してみてよかったと思いました。

周りに絵を描く人が居ないのなら、こういう場を積極的に利用すべきですね。

>構図
正直よく分かってないんです;検索してみたらちょっとよさげな本を見つけたので、買って勉強してみる事にします。何か学ぶ事が多くて忙しくなりそうです!

>立体感、透明感
やっぱり立体感を出すには光と影の研究が不可欠ですね。「空気感」というのは参考になりそうなキーワードです。背景だと空気遠近とかありますもんね。

私も今は二次創作ばかりやっていますが、絵に関しては描き続ける限り、「これでいい」という終着点は無いと思います。慢心することなく精進していかねばなりませんね。

貴重なご意見、アドバイスをありがとうございました!

5. 回答: けりる(7) 09/12/06 13:45  お礼 10pt.

補足ですが

>人体比率や重心といった根本的な知識が欠落していた

別に、CLAMPくらい比率がおかしいことになってても、JOJO立ちくらい重心がおかしくなってても、うすた京介くらいだばだばしていてもいいのですよ。
重要なのは秩序です。
混沌としていても、混沌なりに秩序が見いだせればそれでいいのですよ。
ダ・ヴィンチのように、数学者しかわからない絵を目指すのも一興ですがね。
アートに制限なんてないのですよ。
もちろん、正しい知識あっての型破りでしょうが。

>背景だと空気遠近とかありますもんね。

背景じゃなくても空気遠近法は使いますよ。
本来は、かなりの距離がないと反映されないのですが、誇張表現や錯覚は常套手段ですからね。
たとえば、斜めから見ている人の奥側の手や足に、薄水色や薄紫のフィルタを描けるとかですかね。
うまく使えると、遠近感も出ますし、薄い霧の中にいるようにちょっとドラマティックにもできます。

ぜんぜん良い例じゃありませんが、実験的に取り入れてみたけりるの絵です。
奥側の手や髪の周りにちょっとフィルタかけています。
http://www.tinami.com/view/104797

返信: morisoba 2009-12-06 20:02:43

度々お返事を下さってありがとうございます。

>秩序
基本が出来ていない自分にとってはちょっと難しく感じる話ですね; つまり基本をしっかりと押さえた上で、個性や味をプラスした自分なりの絵柄を確立していく…ということでしょうか。

間違ってたらごめんなさい;

>空気遠近
確かに背景だけに限らず、人物が数人居る奥行きのある構図の場合なんかにも使えそうですよね。

色々と勉強しなければならない事ばかりです^^;

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