アドバイスラウンジ - 宮崎ぱやおさんの質問

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投稿:宮崎ぱやお 13/05/23 17:16 0pt. 制限超過

絵の評価お願いします。

主に悪い点を挙げていただけると参考になります。

自分は肩がおかしいと思っています・・・・

キャラの顔はてきとうです。


あと、私は今、望遠で見たときに圧縮される絵を練習しています。
宮崎駿さんや安彦良和さんみたいな立体感のでる絵を描くためです。
それで圧縮される絵を描くにはどういった練習法がいいか、わかる方教えてください。

回答一覧

1. 回答: 山田まなご(5) 13/05/23 19:45 

初めまして。山田まなごと申します。

パースについては前回答の唯音さんが
指摘してらっしゃることと変わりませんので
「圧縮された絵」とはどんなものか
宮崎駿さん、安彦良和さんの両御方を足して割った絵を
下手ながらも、描いてみました。

安彦さんに関しては知識足らずで
詳しくはないのですが
宮崎駿さんは漫画の他にも、
絵コンテや水彩によるイメージボードなどの
「鉛筆ラフ」の段階でも充分に
キャラクターが存在し、息をしていることが
伝わります。

個人的な解釈ですが
駿さんも安彦さんも共通して
曲線の一部をためらい線なく、描き飛ばすことで
「圧縮された絵」が成り立っているのではないか
と思います。

ではこの「圧縮された絵」を、
我々は一体どのように描けるようになるか?
…難しいですよね。
1ヶ月半年で習得できるようなものでは
ないことは確かです。
これは小生自身も苦戦している課題ですので
お気持ちお察しいたします。

ただ言えることは
あそこまでに完璧かつ説得力のある絵を描くには
相当な量のラフを描いて描いて描きまくることが
突破口になるんじゃないかな、と思います。

これはジ○リの会社説明会で聞いた話ですが
駿さんがまだ若かりし頃
大塚康夫さんが駿さんのアパートに遊びに行った際
足の踏み場がないほどの鉛筆のラフ画が置かれていたそうです。
さらに天井が歪んでいたので上がってのぞいたところ
屋根裏には数えきれない車、飛行機そして人物のラフ画が
山積みになって置かれていて、それはそれは驚いたとか。

天才奇才と呼ばれる駿監督ですが
天才と呼ばれる分、若い頃から
屋根裏がきしむまでのハンパない量のラフを
描いていたというエピソードでした…。

いろいろと描いてしまいましたが
ペンタブの技術に頼らず
アナログのラフから入る貴殿の姿勢は素晴らしいと思います。
とにかく精進精進で、描いていきましょう♪
ではでは〜

返信: 宮崎ぱやお 2013-05-23 20:32:30

回答ありがとうございます。
今宮崎さんドキュメンタリー見てて思ったんですけど、
やっぱり絵は”観察”だと思いました。
なので、カメラで自分をいっぱいとってラフ画(宮崎さんのように)描きまくりたいと思います。

やろうと思っていたことなんですけど、漫画の模写なんてやっぱりダメなんですねww

2. 回答: ゆぅ(13) 13/05/23 22:44 

はじめまして。
人体に関しては上のお二方が仰っていますので省略します。
「圧縮される絵」とのことですが、恐らく画面構成の話ですね。
もしそうでしたならば、西澤晋さんのHPを拝見してみてはいかがでしょうか。HP内の「anime 制作現場のお話」というところに宮崎駿さんがアニメーターの方々に配布したと思われる資料と共に圧縮された絵についての解説があります。
ちなみにこの方は「リアルなキャラクターを描くためのデッサン講座」という本を著しております。そちらでも圧縮された絵について詳しく解説されておりますので参考になさるとよろしいかと思います。

返信: 宮崎ぱやお 2013-05-23 22:50:54

回答ありがとうございます。

そのHPは知っていたのですが、リアルなキャラクターを描くためのデッサン講座、という本は知らなかったです!!

ぜひ買ってみたいと思います。

3. 回答: じお(20) 13/05/24 19:54 

初めまして、パースについてのご質問を答えさせていただきます。

まず、望遠レンズで見たような絵とありますが基本的に望遠パースは立体感を出すのには向かないものだと思います。
確かにジブリは日本のスタジオに於いて比較的、望遠レンズを多用するスタジオでありますが、それは実写的なレイアウトを求めるが故であり立体感を強調する為ではありません。
かなり、大雑把ではありますが添付を描いてみました。
上の2つの絵は人物をだいたい同じ大きさになる様に配置し、1は広角パース、2は望遠パースで描いてあります。
その下の棒人間はカメラとの位置関係の目安です。あくまで目安なので正確なものではありません(笑)
同じ様な比率で人物を収めようとすると、広角レンズは写る範囲が広いので近くから撮れ、反対に望遠レンズは写る範囲が狭いので遠くから撮ることになります。
あと、広角レンズは被写界深度が広いので全体的に焦点が合いやすいですが、望遠レンズは狭いので一部分しか焦点が合いません。今回の場合は奥の背景がボケると思います。ただ絞りを絞ってパンフォーカスにすれば焦点の合った絵も撮れるので一概には言えない所もあります(自分も詳しくないので興味がある場合は調べて下さい^^;)
めんどくさいかもしれませんが、望遠と広角の見た目の違いはこのような理屈からきています。
この変化を意図的に操るには、カメラとレンズを買って撮りまくるか、実写映画などを観て学ぶかするしかないと思います。
自分も数年前からレンズの勉強をしてようやく概念がぼんやりと分かってきた感じなので、何度も繰り返し練習することをおすすめします。

蛇足ではありますが下の6つの絵はそれぞれ、映画などでよく見るレンズの使い分けの例です。かなりいい加減な絵ですが雰囲気を掴んでいただければ幸いです。

返信: 宮崎ぱやお 2013-05-24 20:57:18

回答ありがとうございます。

ああ!そういうことだったんですね!よくわかりました。

西澤晋さんのHPではよくわからなかったので、すごく助かりました。

特に、添付の上から二つ目の望遠と広角の見える範囲の違いの図が分かりやすかったです。

なるほど・・・実写的な絵を描くために望遠で描いてるのですね。

漫画って広角レンズで描かれたものが多すぎて、リアリティーがない気がしてたんですww。

詳しい説明ありがとうございました。

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