非常に言いづらいのですが…
私だったら、背景ぼかします。
心を鬼にして。

あと人物と背景の間にレイヤー一枚挟んで空気の存在を演出します。

それから少し気になるのが背景モデルとなった写真ですね。
1枚でしょうか。多分雪山と花で最低2枚から持ってきてるんじゃないかと思うんですが…。
なんでそんなことが気になるのかというと、山の中腹から下に木が生えていないんですよ。
麓の草原は花が視認できる距離にあるというのに、です。
こういう地形だと春は雪崩が起きてしまうので、麓の草原は花をつけるどころではないように思えます。
なので、向こう岸は針葉樹林になってた方が自然かな、と思います。
岩場や崖でも良いんですけど、ちょっと殺風景ですものね。

どっちにしても向こう岸も、水面も、鮮明すぎるのですごく近くに見えます。
ので、人物を立たせるなら心を鬼にして背景のピントをぼかすしかない、という感じです。
これが…そうですね、人物が画面の1/4を占めていないなら他の方法考えますけど、1/2かそれ以上占めてしまっているので背景に手を入れるにしろ何にしろ、多少ぼかさないといけないな、という印象です。

＞また、個人的に絵のバランスが不自然に見える理由として、描き込む部分と手を抜くべき部分のメリハリがはっきりしなかった所だと思っているのですが、皆様はどう思われますでしょうか？



まず初めに肌とワンピースが目に飛び込んできたのですが、他が少し弱く、浮いてしまっている気がしました。
馴染ませるために髪や人物についている花も肌や服のコントラストに合わせはっきりと陰影をつけ、yuiyui様もおっしゃっているように人物と背景に一枚レイヤーを挟み、目立たせたいものがはっきりわかるように多少差をつけたほうがバランスが取れる気がします。

はじめまして。
とても綺麗なキャラと背景ですね。
私は湖に違和感があったので場所も山の上にいる感じ？で修正してみました。

私は参考にされた写真の中に人がいると想定した場合を考えてみるかもです。
それを基準にしてキャラを大きくしたら背景も大きくなると思うといいかも？です。
私自身、背景を書くのが苦手なので人に言えた義理ではないですが参考程度にきいてもらえればと思います。

これからもがんばって下さい。

はじめまして
とても細かく描き込まれたキャラ愛を感じるイラストですね。
このイラストについて思ったことを書かせていただきます。

まず奥の山ですが、すごく小さく見えてしまいました。
色々理由はあるのですが、一番大きな理由は写真の解釈の間違いです。
写真はマッターホルンだと思われますが、この湖はマッターホルンから５キロほど離れた位置にある観光名所です。
騎流さんが麓として描かれてる部分は湖の先の丘に過ぎず、そこから谷になっており、山との間に遮蔽物が無いので綺麗に山の全貌が見えるのです。（逆さマッターホルンと検索すると湖が出てくると思います。）

次の原因にパースの処理もあります。
パースの大原則として遠くに行くほど、奥行きが圧縮されて平面（まったくパースの付いてない真横から見た絵）に近づいていきます。
遠くにある山々などの麓はアイレベルにほぼ重なる様に真っ直ぐになります。
そこで騎流さんのイラストを見てみると麓が丸みを帯びていて、奥行きの圧縮が不十分であることが分かってもらえると思います。

そしてもう一つ、空気遠近法の欠如もあります。
地上には大気があるので、遠くに行くほど対象物が霞んで見えるのですが、イラストではすべて同じ様な調子で描かれているので、それも手前にある様に見えてしまう原因になってしまっています。
山や巨大な建造物などは自分の修正の様に空の色に同化するように青を被せてやると巨大感が出せると思います。
空も遠くに行くほど白く霞んでいるので空の写真などで確認してみてください。

最後にイラストについてですが、全体的に同じ調子で描き込んでいるため、視点が定まらない感じがしました。
陰影の着け方も、モノが自分自身につける明暗の「陰」はかなり細かく描き込まれているのですが、モノが他のモノに落とす「影」は殆ど描き込まれていないので落ち着きのない画面になってしまっている様に思います。
ここからは個人的な意見なのですが、少し彩度が高すぎるように感じます。
もう少し抑え目にして固有色に拘らず補色なども考慮して描くともっとリアリティが出てくると思いました。

長々とご意見してしまいましたが、気分を害されたなら申し訳ありませんでした。
これからも素敵なイラストを描き続けてくださいませ。
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絵、拝見しました。うおぅ・・描きこみスゴイ～とビックリしました・・です。

一見して気になったのは、山の存在感がハンパない・・というところでしょうか。
「主演の２人＋友情出演：山！」みたいな・・（余計わかりにくい例えですみません(´･ω･｀)）
画面に対して山が大きすぎるような、といった印象でしょうか。
勿論、絵のテーマが「トレッキング」とか「山をなめるな！」とかでしたら、
山の大きさも生かされるかと思いますが、どうやら背景の一部のようなので、
もうちょっと小さくてもいいのかな～と思いました。

全体的に人物と背景の明るさが、ほぼ均一なため、ちょっと前のデジカメを使って撮った
写真のごとく全てがクリアーになってしまい遠近感が無いみたいに見えるのかも・・です。

もし山がこのままの大きさでしたら、３番の方のような、ちょっと高い丘から、
山見えてるよ！なカンジでいいのではないでしょうか・・ただ、寒そうですが～（ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ）

元になった写真、ありがとうございます。
空の色など見ると、偏光フィルターを使ってる可能性が高いので肉眼で見るより鮮やかで精細感のある写真だと考えた方が良いでしょう。

先の画の人物部分を勝手に抜き出させていただいて、この背景にコラージュさせてみましたのでご覧下さい。
このまま作品として発表してしまうのはちょっと何ですが、レイアウトの勉強にはなりますので個人でやる分にはおすすめです。

【左上】
背景加工…なし
人物加工…なし

【右上】
背景加工…空気レイヤー追加（※1）
人物加工…なし

【左中】
背景加工…空気レイヤー追加（同上）
人物加工…明度減量、コントラスト増量

【右中】
背景加工…空気レイヤー（※1＋※2）＋被写界深度レイヤー（※3）

【下段】
各直上の右半分をトリミング、拡大したもの

※1…グラデーション（オレンジ/ホワイト）、不透明度10％、スクリーン
※2…描画（雲模様/青紫系）、不透明度5％、スクリーン
※3…グラデーション（白/透明）をベースにグループレイヤーとしてぼかした背景レイヤーのコピーを貼り付けし、遠方ほどボケ味が強くなるよう調整

人物が画面上に占める割合が小さいと背景込みで演出しても映えます。（写真だと人物に自然光とは別の光源を当てたりして背景に埋もれなてしまわないように工夫します。）
一方、人物が画面上に占める割合が増えると相対的に背景の情報量が減るので人物を強調するよりは背景の主張を抑える方がよりベターであるとされています。