アドバイスラウンジ - ぷぁさんの質問

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投稿:ぷぁ 12/01/16 12:00 50pt. 受付終了

 こんにちは。
みなさんにお尋ねしたいことがありまして、アドバイスラウンジを利用させていただきます。

 このイラストとはあんまり関係ないのですが、ラフ絵からペン入れに入る前にデッサンの狂いなど、おかしなところがないか事前にチェックしますよね。みなさんは、ペン入れ前に完璧にチェックを終えられるのでしょうか?

 というのも私の見方が悪いのか、ペン入れ最中にデッサン狂いに気付いたり、カラーイラストだと塗り始めてから修正したくなったりするのです。で、大量に作ったレイヤーと格闘するハメになるわけですが、できればペン入れ前に直せるようになりたいと思っています。

 ラフは余計な線やはみだしなどノイズだらけですが、ノイズが多いと脳内で勝手に美化されてしまうという話を聞いたことがあります。たぶん、このイラストもペン入れしはじめると途中で「ギャー!」てな事になるんだと思います。みなさんは、脳内美化をどうやって克服してらっしゃるのでしょうか。書きかけのこのイラストでも「ここがおかしいよ」って見抜けてしまえるものなのでしょうか。心がけることなどありましたら、お聞かせいただければ幸いです。

 よろしくお願いいたします。

回答一覧

1. 回答: 爺 (25) 12/01/17 07:00  お礼 7pt.

こんちはー
ぼくの場合は最近そこを克服し始めた気になってるんですけど上の方も言ってますが全体を見たり(拡大して手だけ映して描いても手はバランス取れるんですけど全体との調和がとれなかったり)
ラフの線の方向性というかシルエット的なものを考えたりイメージしながら描いたりしてますラフからずれても完成イメージに近づけて描いてく方が上手く行く気がします。
あとラフの線をなぞる前にラフにざっくり色をおいてみると清書終わってからギャーってなることも減る気がします
あまり参考になったかわかりませんがこれで終わります

返信: ぷぁ 2012-01-17 13:22:28

 ご回答、ありがとうございます。

 全体の調和って難しいですね。私は複数のキャラが絡んでる絵が好きなのですが、腕の長さがあってなかったり巨大人間になってたり……

>あとラフの線をなぞる前にラフにざっくり色をおいてみると清書終わってからギャーってなることも減る気がします

 これはいいことを聞きました。
今度試してみます。ありがとうございました。

2. 回答: がりがり(10) 12/01/18 12:42  お礼 7pt.

こんにちは。自分も同じ経験をしているので、このご質問を支援します。
他の方のアドバイスは一理あると思います。
線のノイズを除去し、色や背景が加わることで、ラフのときから印象が変わっていくからだとすれば、制作の進行と合わせて、線も修正する必要があります。
ただ、時間をかけて修正した結果、ラフのときの「よかった」部分が失われる場合もあります。
そのため、自分は、逆の考え方を採用することもあります。
ラフのときの「よかった」印象を崩さないように、あえて線のノイズを残したり、色を選んだりします。
ラフと完成の印象が変わる原因は同じですが、対処の方法として、「修す」と「活かす」の2通りあります。後者のほうが時間はかかりませんが、あとは自分の考え方です。

もっと良い方法は、最初から狂いのないラフを描くことですが・・・。

返信: ぷぁ 2012-01-18 19:52:21

 ご回答、ありがとうございます。

 「修す」と「活かす」ですか。
確かにプロの漫画家さんの絵とか見てると、上手に「活か」せてるのが結構あるんですよね。じっくり見てるとノイズ混じりなんだけど、それがイイ!っていう。
でも単に放置してるわけじゃなく、計算ずくだったりするんでしょうかねぇ。

3. 回答: 匿名希望 12/01/19 11:34 

自分の場合、ラフと線画の描線がかけ離れていると印象が大きく異なります。
ラフはおおらかに描くけどペン入れは一筆入魂で描いてみると力の入り具合から何から違うのでまるで別の絵になったかのような気持ちになります
そうなると見えてなかったあらや違う方向性が見えて混乱します

なので、なるべくラフでもペン入れのごとく、ペン入れもラフのように同じような描線になるようにしています。

返信: ぷぁ 2012-01-19 20:52:42

 ご回答、ありがとうございます。

>なので、なるべくラフでもペン入れのごとく、ペン入れもラフのように同じような描線になるようにしています。

 なるほど「訓練は実戦のつもりで、実戦は訓練のつもりで」に通ずるものがありますな。
ラフでも気を抜くな、清書では気張りすぎるな、って心構えが良いかもしれませんね。

4. 回答: NULL(16) 12/01/20 17:42  お礼 7pt.

逆に考えるんだッ! 『後で直すのではなく、先に間違わなければいい』とッ!!


よくわからんこと言ってスイマセンw
ラフを描いている段階では悪いところに気付けなかったり、バランスが悪いのに気付けない、というのは目がその絵に慣れてしまっているからなんだと思います。
清書したり色塗りしたりしているとイメージが変わってきて「アレ?おかしいな」ってなるんじゃないかと。

つまり何が言いたいかというと、『目が慣れる前にバランスとかデッサンとかを整えればいい』ということです。

パーツ毎の描き込みは後回しにして、先に全体のデッサンやパースなど、バランスをザッと素早く描いてから細かい部分を描き込んでいくと、最初のイメージと完成した時のイメージがかけ離れるのを防げますよ!

あとこの最初の段階で髪や服の動きを描いておくと動きのある絵が描きやすくなります。
特にロングヘアーやスカートなどは動きを強調しやすい反面、他の部位と同様に後でおかしいなって感じる事が多いので先に調整しておいたほうがいいです。

しっかり描き込んだ後で修正するより適当に描いてる段階でビシッと決めたほうが楽ですしねw


で、全体のバランスとってからだんだんと細部を描き込んでいって、自分がどこに線を引くか迷わない程度まで描き込んだらペン入れをします。

自分がどこに線を引くかわかってればいいので、ラフをきっちり描く必要はありません。(←重要!

とにかく目を慣れさせないように出来るだけ早く描くのがポイントです!
目が慣れちゃったら一旦作業中断して、一日置いてから再開するというのもひとつの手ですよ!

返信: ぷぁ 2012-01-20 23:53:35

 逆に考えるのかッ!『俺が悪いんじゃない。他の奴らが神すぎるだけだ』こうですかッ!!

 スイマセンw
というわけで、ご回答ありがとうございます。

 なるほど、目が慣れないうちに素早く、ですか。
うーむ、私の場合バランス・デッサンを整えてるつもりになっちゃってるので、もっと根本的なモノがあるのかもしれませんが……。
脳内美化回路が起動しないうちに速く描けるように心がけたいと思います。

 なんだか私のレベルの低さが露呈してしまってる感がありますが、いろいろ貴重なアドバイスをいただき参考になりました。ありがとうございました。

5. 回答: 松田シン(17) 12/01/21 11:29  お礼 7pt.

わたしはあんまり普通じゃない方法かもしれませんw。アタリから下描きにいたるまで、線の色は黒しか使いませんし。ほかの色を使うと調子が出ないので……(下の線をなぞる時は、レイヤーの透明度を落とします)。

ガーッとアタリからラフまでひとつのレイヤーに描き込んだら、左右反転してレイヤーを追加し、デッサンのズレを修正しながら下描きを作っていきます。

アナログだとズレを直すのに裏描きして、それを透かして表で修正……てな流れのところをデジタルなら、裏描きにあたる線をそのまま使えてしまうので。

で、表示を戻してそれでも問題があるなら修正。画面表示の拡大縮小を利用して、バランス上の問題があるようなら、さらにレイヤーを追加して下描きを詰めていきます。

めんどくさいのは確かですが、そうすることによって線が洗練されるのに加え、細かく描き込むこともできるようになります。

ああーっ、せっかくここまで描き込んだのに手足頭など部分バランスに問題が出た~! という場合は、そこを「投げ縄」選択、拡大縮小し、線を足して修正。

さあこれでいいぞ。問題ないぞ~と思えたらペン入れに移行。その後にまだ問題を発見したら、やっぱりできる限り修正しますよw。

返信: ぷぁ 2012-01-22 00:03:10

 ご回答、ありがとうございます。
普通かどうかなんて結構どうでもいいです。みなさんのノウハウを頂戴するのが目的ですからw

 私の場合、ラフ段階だとレイヤー1枚でひたすら重ね書きしちゃってます。でないと、描いた~って気がしないんですよ。改めた方がいいのかなぁ。
投げ縄+拡大縮小は手放せないですよね。アンドゥもあるし、アナログには戻れないな~。

6. 回答: 胡桃坂本舗(2) 12/02/10 23:47  お礼 7pt.

胡桃坂本舗さんの最近の回答

デジタルよりアナログの方が得意(というか慣れてる)人間の意見です。
デジタルって拡大縮小が思いのままに操れるのが利点ですが、それがかえって仇になっているのではないかと。
アナログの鉛筆ラフ→ペン入れの過程では、全体を見渡しつつ描けるため構図にそんな狂いは生じません(ラフの段階で狂ってる?あるあ…それはまた別の話で)。
一方、デジタルの方は、ラフはまー全体見渡しつつでしょが、ペン入れは一部拡大して念入りに描いたりします。そうやってペン入れして、いざサイズを戻して全体をチェックしてみると、なんか構図がめちゃくちゃになってる…(顔だけ念入りに描きすぎてなんか頭でっかちになってたりする。ああ、あの時の切ない気持ち)。
だから、デジタルでペン入れする場合は、小まめに全体のバランスを確認しつつやっていくといいのではないかな、と思います。

(そして逆もまた然りで、アナログで描いた絵をパソコンに取り込んで拡大してみると、隙間だらけだし線ヨレヨレ。しかし、そんな拡大してまで、チェックする奴いねえ!と考えられればペン入れに余裕が生まれていいかも)

返信: ぷぁ 2012-02-12 02:33:33

 ご回答、ありがとうございます。

 そうですね。最新のモニタ画面でも解像度ではアナログには勝てませんから、どうしても拡大して描いてしまいがちになってしまって、気を抜くと構図とか色々わやくそ。
せめて600dpiな液晶ペンタブができれば、解決に近づくんでしょうか……。

 いやいや、道具に頼り過ぎちゃいけませんよね。たまにはアナログで描いてみようかな。

7. 回答: blacky(武楽 清)(40) 12/02/12 09:07  お礼 7pt.

はじめましてー。
凄くためになるお話ですね。
なので雑談コメントなど(笑)宜しくお願いします。

なるほど 脳内美化ですか。でもありますね。
でもそれを超えたいですよね。イメージ的には色塗りで未だに越えたことないですけど。

デッサンの狂いについては、ざっくりとしかやらないので私は参考にならない…(笑)
もともと人体のデッサン狂いについては行き過ぎる事については疑問を感じる派です。(人体は左右対称じゃないのに何故そこまで固執するのかちょっとわからない事がたまにあります。)
追求しすぎるのもストイックですし、日本人らしくていいんですけどね。(笑)

私の場合は、あんまり鉛筆画にこだわりたくないときはそれを横に置いて全体の塗りから始めたりもします。
色塗りとか清書がぶっちゃけ嫌いなので、いかにして自分を楽しませて持続させるかのほうが私には大事なのかも(笑)

だからスレ主さんみたいに描ける方が人がうらやましく感じます。

…と雑談コメント長すぎ(笑)
この辺にて失礼しますねー。

続き楽しみにしてます。


返信: ぷぁ 2012-02-12 19:57:25

 ご回答、ありがとうございます。

 デッサン狂いとデフォルメの境界線ってあいまいなところありますよね。かっちり左右対称にすれば絵は落ち着くかもしれないですけど、おもしろみが無いというかなんというか。
というかラフ絵と清書の隔たりを如何に縮めるか、私はそっちにも不安がありまくりです。

>続き楽しみにしてます。

ありがとうございます。
なんとなく放置してましたけど、がんばって描き上げます。

ちなみに、時間軸的な続きは http://www.tinami.com/view/371680 ですw

8. 回答: blacky(武楽 清)(40) 12/02/12 20:12  お礼 7pt.

PS 
早レスありがとうです。
暇なのでついつい絵を描きながらチラ見してました(笑)
URL、thxです^^
チェックチェックしておきます。

>というかラフ絵と清書の隔たりを如何に縮めるか、私はそっちにも不安がありまくりです。

それも私もありまくりです。(笑)
皆同じ所で悩むのかもですねー。

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