新家の領内。
Stage2 新家から開放された妖怪
霊夢は妖怪達を撃ち落としていく。
霊夢は再び違和感を感じていた。
”妖怪が虐待されている。”
妖怪に情を感じる事は無いが、人間がこんな残虐な事をするとは思ってもみなかった。
そういった考え事をしながら、霊夢は飛び続ける。
やがて、全部妖怪を倒すと、一人の少女が現れる。
生「私は新(あたら)生命。」
霊「妖怪の虐待は駄目よ。」
生「私はやってない。」
霊「そんな事はどうでもいいわ。」
生「ちゃんと答えたのに・・・。」
霊「あなたが新生命ね。手紙の主」
生「そう、ソラネは裏切ったのね。」
霊「裏切る以前に私と仲が良かっただけよ。」
生「巫女が絡むと、事情が複雑になり過ぎる。」
霊「逆よ。単純明快になるのよ。ただボコボコにするだけだから」
生「どちらにせよ。巫女はここで退場してもらわなくてはいけない。我が神、アマツミカボシの名に賭けて。」
霊「あなたは立場に押し潰されそうね。今楽にしてやるわ。」
(いつもの弾幕シーン)
生「たかが弾幕ごっこで決着がついてしまうなんて。」
霊「弾幕勝負をなめているから弱いのよ。」
生「じゃあ、どうすればいいのよ?」
霊「”精進しなさい。”言えるのはそれだけよ。」
生「こんなに弱かったなんてアマツミカボシに面目が立たないわ。」
霊「その神様がいる頃っていつなのかしら?」
生「多分・・・知らない。」
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栫家と新家、二つの家が天津帝国を名乗った。
代々、両家は過案神社を中心に過去には人間を含めた幻想郷全体で暴虐を働いていた。
(妖怪の山が閉鎖的なのはそういった事情からである。(二次創作))
今では、人間の里とは商売関係にあり、妖怪に対して暴虐を働いている。
霊夢はそんな事情から、この両家の人間達を懲らしめに動くのだった。
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