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No.911996
みらくる☆さん
俺「俺は真奈美さんを愛してるんだ」 香子「...」 香子は何も言わず、踵を返すとまた玄関のほうに戻っていく 慌てて追いかけると、まなみに向かって必死に頭を下げていた
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香子「私は、向かいに住んでいる。三好といいます メガ...真奈美さんはこの家にとっての大切な家族でした 私は関係者ではないですが、とても絆が強いのは、見てて伝わりました 一目でいいんです。どうか会わせてあげてください」 まなみ「さっきからそれ、このおチビちゃんから何度も聞いたわよ ったく、なんで寄ってたかってそんなにあの娘を… 大体真奈美って、いっつも下向いてて、おどおどしてて 必要なこと以外は喋らないじゃん。この家に行くの決まった時だって 愛想悪いって追い出されないか心配したんだよ」 香子「違う!」 香子がまなみに詰め寄った。慌ててキヌが制止に入る 香子「アイツは私がどんなに酷いこと言っても笑顔で返したんだ! わざと意地悪もした。取られるのが嫌だったから お弁当だって、文句言っても次の日には作り直してくるし 表面では嫌な顔してても、心の中で何度もお礼言ってたんだ 私の体の不調も、はじめにわかったのもあいつだった 下向いているのに人の顔色なんてわかるわけないでしょう!? あんた、一緒に暮らしてんのにそんなのもわかんないのか!」 絹枝「やめろキョウ」 香子「アイツの悪口だけは許せないの!」 激高する香子を久しぶりに見た。いつもならキヌが暴れて それを押さえるのがキョウだったから その時、外からクラクションが聞こえた まなみ「お迎え見たい」 そう言ってドアノブに手をかけた 絹枝「うわぁぁぁああん」 キヌが泣いた 結局、説得できなかった… まなみ「...早く準備しなさいよ」 俺「え!?」 まなみ「今から車に行って事情を話すから。その間に用意しろって言ってんの それともパジャマで家に来る気? そこのおっぱいちゃんに感謝しなよ、言ってること良くわからなかったけど 必死な気持ちは伝わったわ なんか、ぐっときた」 絹枝「兄貴!気が変わらないうちに!」 涙を拭ってキヌが2階を指差す。俺は急いで着替えに階段を上った 香子(よかったね...)
2017-06-29 00:58:16 投稿 / 1778×1000ピクセル
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俺「俺は真奈美さんを愛してるんだ」
香子「...」
香子は何も言わず、踵を返すとまた玄関のほうに戻っていく
慌てて追いかけると、まなみに向かって必死に頭を下げていた
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