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No.892448
みらくる☆さん
浅野「まだ社長はお越しになってないのです。お待ちいただくことになると思います」 浅野さんが応接室のドアを開くと、中にはやっぱり… 本城はドアが開いた瞬間笑顔だったが、俺の姿が見えた瞬間顔が曇った おそらく彼女が来ると思っていたのだろう
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俺「彼女なら急病で倒れてしまって今日は来れません、俺が代理で来ました 本城が俺を睨んだ 本城「本来君は彼女のこの件には無関係なはずだ」 俺「あんただってそうでしょう? この話は貴方の父親と彼女の問題のはず ここにいること自体おかしいですよ 本城「あの日から顔を見てなかったから、彼女の顔が見たかったんだ この間は徒労に終わってしまったから」 俺「彼女がここに来たらきたで 融資を利用して、交際を迫ろうと考えていたのでしょう? だとしたらそれは無理です、彼女はこの話より俺との生活を優先すると 言ってくれました 凄く嬉しかったです お金に苦しんでいたので、きっと経済的に有利に生きたほうが、彼女は幸せなのかもしれないとか そう思ったりもしました。 でも、彼女は全然そう思ってなくて、いや、苦しんだからこそかな もっと大事なものがあるんだってこと、買えない物の価値ってものを 改めて教えてもらった気がします」 本城の顔が引きつった 俺「だから、そうした前提であれば、この話はなかったことにしてください 本城氏に会えないのは残念ですが、今話せるのはこれがすべてです」 もうここで話すことはない、来たばかりだが帰る準備をしよう 本城「もしそれで彼女、そして君も追い詰められたらどうするつもりだ? …僕の心配することじゃないが。 僕だって彼女を自分のものにしたい。経済的に救ってあげたいし。前にも言ったように 美人で聡明な部分に惹かれたんだ やり方が強引なのも承知の上だよ、それだけ彼女を想っているのは分かってほしい」 俺「もし、彼女が絶望するほど困ったら」 1. 一緒ならなんとかなる 2. 自分を投げ打ってでも守る 3. そのときは切り捨てる
2017-02-09 00:44:58 投稿 / 1778×1000ピクセル
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浅野「まだ社長はお越しになってないのです。お待ちいただくことになると思います」
浅野さんが応接室のドアを開くと、中にはやっぱり…
本城はドアが開いた瞬間笑顔だったが、俺の姿が見えた瞬間顔が曇った
おそらく彼女が来ると思っていたのだろう
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