真・恋姫†無双~新たなる外史の始まり~第拾弐点五幕
あれから華雄を助けた後、うまい具合に恋と合流し一旦虎牢関に戻った俺達
樹「さて、うまい具合にここまでうまくいったがどうする」
華雄「そんなもの決まっている!!!敵を蹴散らせばいい!!」
樹「あのな華雄、それでさっき夏候惇にやられそうになったのは誰だっけ?」
華雄「そっそれは!!!」
流石に其処までいわれてしまえば言葉が出ないのか黙ってしまった
樹「霞は何かある?」
霞「う~ん、そうやな~・・・・・・」
尋ねると考え込んでしまった
樹「愛華、何かあるかい?」
愛華「そうですね、何人かを月さん達の護衛に回して此処を脱出して、残った人で此処で囮をすると
いう手もあります」
樹「そうか・・・・・それじゃあ、猪突猛進な華雄と愛華を月達の護衛にまわして
俺と、霞と、恋をここで囮とする」
言うと、月と詠に近づいた
詠「な、何よ!」
月「なんですか?」
樹「・・・・・ごめんな」
月・詠「え?」
ドゴッ!
詠「あん・・・た、なに・・・・・を(バタッ!!)」
月「いつ・・・き・・さん?(バタッ!!)」
月と詠の鳩尾を殴り気絶させた
樹「それじゃあ、愛華と華雄、月達の護衛を頼む」
愛華・華雄「わかりました(わかった)」
愛華と華雄は、護衛二千人と共にこの地を離れた
樹「何で俺が、この策を了承したかわかるか?」
霞「う~ん、ウチはわからへんな~」
恋「・・・・・恋も判らない」
やっぱり判らないか、皆あの噂聞いてないのかな?
樹「それじゃあ、言うよ、理由は、さっき隠密を飛ばしたときに
「董卓は連合のものに殺され其の後を董卓が最も信頼していた「遠藤樹」があとを継いだ」
って言う嘘の情報を流したから安心しろ、これで実質的に董卓軍の総大将は俺という事になった
これによって月の命が狙われる事はなくなった、それに知ってるか?
神速の張遼、天下無双の呂布に並んで俺がなんて呼ばれているか知ってるか?「雷光の遠藤」だってよ
だから、敵は俺達を警戒して迂闊には攻めてこられない」
霞「な、なるほどな~、よう考えてあるやん樹、さっすが~!」
樹「そこでなんだが・・・・・」
関の奥のほうに行き、まだ使われてないでかい白旗と硯と筆を持ってきた
樹「霞、恋、此処に自分の腕を軽く切って血を流してほしい、もちろん俺もやる」
霞「なんでそないなこ・・・・なるほどわかったでちょっと待ってな・・・・
(ザシュッ!ポタ、ポタ、ポタ)」
霞は、軽く顔をしかめながら腕を切った
恋「・・・・・わかった(ザシュッ!ポタ、ポタ、ポタ)」
恋も同じく顔をしかめながら腕を切った
樹「それじゃ、俺も・・・・・(ブシュッ!!ボタボタボタ)」
剣を手のひらで握り、剣を思いっきり引っぱた
止血をし筆を持つ
樹「それじゃ、書くぞ」
白旗に書いた名は
『白夜』
樹「さて、国の名前を書いた事だしみんなの無事を祈り、一つ杯を酌み交わそう」
霞「おう!」
恋「・・・・・(コク)」
後ろを向き皆の分の酒を注いだ
樹「それじゃあ、皆の無事を祈り・・・・・乾杯!!!」
霞「乾杯!!!」
恋「・・・・・乾杯」
合図を元に一気に酒を煽った
霞「・・・・・プハァー、うまかったでこの酒!!!ほな先ず先陣はウチが(グラッ)
あれ、何か目が霞んで・・・・・(バタッ!!!」
恋「・・・・・なんか、眠くなってきた・・・・・(バタッ!!!」
樹「・・・・・すまない、お前らを危険な目に合わせるわけには行かないんだ」
そういいつつ、霞と恋を壁によりかかせ、霞の「飛龍刀」、恋の「方天画戟」を拝借した
樹「それじゃあ、行くか」
先程書いた旗を手に持ち関の上に登った
-----連合軍-----
連合軍:劉備
鈴々「ん、誰か関の上に登ってきたのだ!!!」
愛紗「あれは・・・」
桃香「愛紗ちゃん!!!まさかあの人!!!」
連合軍:曹嵩
夏候淵「雫様、何者かが関の上に登っております」
華琳「!!!!!母様!!!アレはまさか!!!!!」
雫「ええあれは・・・・・」
連合軍:孫堅
蓮紅「あれは・・・・・」
連合軍が目を見張る中関に登っていたのは、樹だった
-----白夜-----
樹「聞けい!!!連合の物よ!!!我は新たな新勢力『白夜』が王、遠藤樹である!!!!!
この『白夜』を潰したければ我を殺せ!!!」
それだけを言うと、 中に引っ込んだ
新勢力『白夜』の誕生はどうでしたでしょうか?
色々な意見があったのですが結局白夜にしました
何かご意見、ご感想があるかたはメールでもコメントにでも、何でも書いてください
では、次の話で会いましょう
では、さよなら!!!
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さぁさあ、どうぞ!!!