真・恋姫†無双~新たなる外史の始まり~第拾弐幕
さてさて、恋と別れてから三時間たった
樹「愛華、そろそろ時間がやばくなってきた、もっと速さを上げるぞ!!」
愛華「はい!!!」
馬の腹を蹴り、速度を上げた
-----一時間後-----
樹「洛陽よ!!!!!私は帰ってきた!!!!!」
某ソロモンの悪魔風な台詞を吐きつつ城に急ぐ
民衆A「御遣い様!!!お久しぶりです!!!」
民衆B「本当だ!!!御遣い様だ!!!」
民衆C「御遣い様が我らをお救いになられたぞ!!!」
町の中では、民衆が顔に涙を浮かべつつ迎えいれてくれる
何故こんな事になっているか、それは前にここに来たときに
政策を色々削除したり、増量したりなどした結果前より凄く住み易い都に成った
そこでなぜか神のように祭り上げられてしまった
樹「ああ、わかったわかった、今は董卓の所に急ぐからまた後で!!!」
民衆を振り切り、月の元へ急ぐ
-----洛陽城門前-----
樹「やあ、久しぶり」
衛兵「御遣い様!!!お久しぶりです!!!お話は伺っておりますこちらへどうぞ!!」
城に着き、中に入る其処から十分掛かり玉座の間についた
衛兵「失礼します、樹様をお連れしました」
詠「分かったわ、通して頂戴」
衛兵「はっ!!!どうぞ!!!」
樹「やぁやぁ、久しぶりだね、月、詠」
月「樹さん!!!」
詠「ちょっと!!!あんた今までどこに行ってたのよ!!!ある日ふらっと消えちゃって!!!」
月「詠ちゃん、そんなこと言わないの、一番心配してたのは詠ちゃんなんですよ樹さん」
詠「ちょ、ちょっと月!!!」
相変わらず、仲がいいようだ・・・っと和んでる場合じゃない
樹「月、詠、話があるんだ」
月・詠「???」
樹「今はもう、泥水関を破られて虎牢関まで各諸侯が来てる」
月「華雄さんと、霞さんは!!!!!」
月が、普段からはあり得ない位大きな声を出してた
樹「まあまあ、安心しろ、華雄と霞にはわざと降伏してもらって俺配下の将になってもらってる」
月「よかった・・・・」
樹「それで、話を本題に戻すがここで提案がある」
詠「なに、其の提案って言うのは?」
樹「ああ、月、詠・・・・今からお前達はここで死ぬ」
詠「はぁ!!!ちょっとあんたなに言っちゃってるの!!!馬鹿じゃないの!!!」
樹「ちがうちがう、人の話を聞け、俺が言ってるのはここで月達が死んだという情報を流して
月達を助けるための策だ」
月「だとしたら、町の人たちはどうなっちゃうんですか?」
樹「見捨てるしかない・・・・でも安心しろ、俺の知ってる通りになれば曹操がここを収める
何安心しろ、曹操の兵は戒律に厳しく民には手出しできないよ」
月「そうなんですか・・・・・・分かりました」
詠「まぁ、月がそう言うならボクもいいけど・・・・・」
樹「そうか、それじゃあ・・・・おい!!!!!」
隠密「ハッ!!!!!!!」
樹「逆臣董卓は遠藤軍が長、遠藤樹が討ち取ったとの情報を流すんだ」
隠密「わかりました!!!!!!!!!」
直接鍛えた、隠密十人集が各諸侯に伝えに言った
樹「さてと・・・・・・それじゃ、虎牢関にいくぞ、そこで恋達と合流して逃げるぞ」
詠「わかったわ、それじゃ支度をするから少しだけ時間を頂戴」
樹「わかった、それじゃ俺は今から民衆に伝えてくる」
民衆に伝えるため、俺は城を出た
樹「我らが董卓を慕う民よ聞けい!!!我は董卓を連れ今よりこの地を去る!!!!!だが安心しろ
これからは、曹操がこの地を納めるであろう!!!我が信頼する民よ!!!!!我が天下を統一するとき
又会おう!!!!!」
民衆達「御遣いさま!!!!!お元気で!!!!!」
民衆への挨拶を終え一回城に帰る
樹「準備は終わったか?」
詠「ボクは終わったわよ、月は?」
月「はい、私も終わりました・・・・・・樹さん、行きましょう」
樹「それじゃあ、いくぞ!!!」
月達を馬車に乗せ、虎牢関に急いだ
-----4時間後-----
虎牢関についた
樹「恋!!!華雄!!!霞!!!大丈夫か!!!」
そこには、霞しかいなかった
霞「樹!!!大変や!!!!!」
樹「どうしたんだ!!!」
霞「華雄が己が武を馬鹿にされて一人で出てってもうた!!!」
樹「なんだって!!!霞!!!月達を任せた!!!」
霞「分かったで!!!華雄を頼むわ!!!」
ああもう!!!華雄の馬鹿!!!あれほど自分の武を馬鹿にされても出るなって言ったのに!!!!!
華雄の元に急いだ
-----三十分後-----
樹「クソッ!!!華雄はどこだ!!!」
群がってくる敵を倒しながら華雄を探す
敵兵「死ねぇぇ!!!」
ガキィンッ!!!
樹「黙れ!!!
ザシュッ!!!
敵兵「ギャアァァッ!!!」
もう服が敵を殺した返り血でものすごく汚れている
そんなことを繰り返していると
華雄「でやぁぁぁぁぁっ!!!」
いた!なにやらでかい大剣を持ったのと戦っている
???「ふん!!!そんな攻撃がこの私に効くか!!!」
バランスを崩した所を狙われている!!!
樹「ちぃっ!!!間に合うか!!!!」
そう言うと、莫耶を大剣を振るっている恩目目掛けて投げた!!!!!
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンッ!!!!!!!!!!!
???「むっ!!!」
バッ!!!ザクッ!!!
流石に避けられたが、それでも時間稼ぎになる
樹「華雄!!!大丈夫か!!!!!」
華雄「樹か!!!助かる!!!!!」
樹「華雄!手筈どおりに動くぞ!!!」
華雄「なっ!!!!!ちぃ、仕方がない!!!夏候惇、この勝負預けた!!!!!」
そう言うと華雄とともに虎牢関に戻った
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第拾弐幕です
ではどうぞ