雷幻が父と2人の母に報告してから日が明けた朝
本日は体育祭、だが、その楽しい体育祭がのちに悲劇を産むことになるとは誰も知らなかった
学校についた氷牙、萌香、雷幻、理子の4人は教室に入ると同時に雷幻と理子はクラスメイトに囲まれて質問責めにあった
その内容とは
「ねぇねぇ、2人って付き合ってるの?」
いきなり聞かれて2人は驚いたが前のようにそれだけのことでは赤面することはなくなった
そして2人同時に
「「うん、それで合ってるよ」」
と答えた
それを聞いて男性陣はお祝いの言葉を女性陣は黄色い声をあげた
すると、1人が証拠にキスしてと言った途端周りからそれいいな〜となりいつの間にか担任の先生もおり周りの期待の目がキラキラ輝いていたので理子は戸惑っているが雷幻は気にせず理子にキスをした
その行動に理子は驚いていたが受け入れて周りはというと
おめでと〜という声があがっている先生はというと、みんなの中に混じりお祝いをしていた
そしてみんなが席についた時
担任の先生から
「みんな〜今日は体育祭だぞー!今日1日は勉強せずとことん体を動かせよー!」
の言葉を聞いて既に体育着に着替えてた生徒たちから
「「「おぉー!」」」
という声が聞こえた
そして、それから体育祭は順調に進んでいた
だが、お昼休憩が始まり生徒と保護者が校内に入ってお弁当を食べようとした時事件はおきた
「ひゃっはー飛山氷牙はいるかー!」
「ぐるるるる〜」
アグナンと、もう一匹現れた
それを見て氷牙、萌香、雷幻、隼人、聡子、他のエレメンタルサーヴァントのメンバーは一般市民の人達を校舎に避難させた
そして氷牙、隼人、雷幻以外のエレメンタルサーヴァントも校舎に避難した
「アグナン!」
氷牙がそう叫んだ
そして雷幻は
「その隣にいるのはフェンリルだな」
とアグナンの横の魔族の名前を言った
そしてアグナンの反応は
「いかにも、まず俺がアグナンで隣のこいつは神殺しにする予定のフェンリルだ、飛山氷牙、今日は貴様に用はない用があるのはお前の隣の男だ!」
と、アグナンは雷幻を指差して叫んだ
「やはりか、昨日感じた気配はお前かアグナン」
雷幻の言葉にアグナンは
「やはり貴様はただ者ではないなフェンリルを連れてきて正解だ2対1で勝負しやがれ!」
アグナンの言葉に雷幻は
「いいだろう、俺の名は飛山雷幻だ、氷牙、隼人、2人は校舎に入りみんなを守ってくれ」
その言葉を聞いて2人は校舎に入った
「貴様が組織の裏のリーダーか貴様を倒せば組織は弱体化する手加減はしないぞ!」
「こい、アグナン!」
そう言って2人と一匹は駆け出した
剣と剣がぶつかる音が鳴り響きその最中アグナンは雷幻にやられて消えたが
「くっ、やはりフェンリルは強い」
そう雷幻がいうも、一向に油断せず戦い続けている
だが、雷幻の体はフェンリルによる切傷で体が真っ赤である
だが、彼は戦うのを辞めない大切な人、守りたい仲間、守りたい家族がいるから彼はあきらめずに戦っている
そして決着が着いた時立っていたのは
「なんとか、勝てたか」
雷幻が勝ちはしたが体はボロボロで雷幻はその場に倒れた
それを見た理子、聡子、氷牙、萌香、隼人、燐香は同時に雷幻の元に駆け寄り聡子が脈を調べた
「脈拍は正常傷も深くない、恐らく空腹と睡眠不足と先ほどまでの疲れが原因だな、とりあえず医療班!早くおりてこい!」
聡子がそう叫ぶと校舎内に避難していたエレメンタルサーヴァントの医療班が駆けつけて雷幻の治療にあたった。
その日の体育祭は一先ず中止になりまた後日することになった
そして、雷幻はというと
「みんなごめんな心配かけて特に理子、ごめん」
「気にしなくていいよ雷幻が無事ならそれでいい」
雷幻がみんなと理子に謝り理子は謝らなくていいとはいっているがその目には涙を浮かべていたので雷幻は他のみんなに2人だけにしてくれと言って他のみんなを保健室から出した
そして2人きりになった雷幻と理子そして雷幻は
「ごめんな理子、そして無理しなくていいんだぞ、泣きたい時は泣な」
その言葉を聞いて理子は
「雷幻が、ぐす、いなく、ぐす、なるんじゃ、ぐす、ないかなって、ぐす、思ったら、ぐす、寂しくて、ぐす、それで、ぐす、きづいたら、ぐす、体が、ぐす、動いてて、ぐす、もう離れたくないよ、ずっとそばにいてよ」
そう言って理子は大きな声をあげて泣いた
雷幻は優しく抱きしめ理子の涙を全て受け入れた
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雷幻が戦います