No.671576

Element fairy21話

雷光夢幻さん

魔王が動き始めます

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2014-03-17 15:37:40 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:248   閲覧ユーザー数:248

体育祭での悲劇があった日の

魔界では

「やはり、アグナンでは、奴らの裏のボスには勝てぬか、だが、フェンリルは奴らには有効だと判断したこれからフェンリルを大量生産し来たる時に産み出したフェンリルを人間界と天界にばら撒いて人間共と天人共を恐怖のどん底に落としてやる

そのためには、今の神のオーディンを殺すしかないな」

雷幻VSアグナン&フェンリルの戦いを見た魔界に7人いる魔王の1人がそのような計画を企てていることは人間、天人はおろか、他の6人の魔王も知らぬこと

場所が変わって人間界

氷牙、萌香、理子を除き

雷幻は氷牙、萌香、理子以外の

隼人、聡子、燐香達組織で前線にいなかったエレメンタルサーヴァントを集め作戦会議を始めた

「昨日おきた魔物の襲撃、おそらく、7人の魔王の内の1人が、見ていたと思われる。近々、ラグナロクに近い、フェンリルの大軍団を、この人間界と天界に、襲撃をかけて魔界の生物以外を全て根絶やしにするはずだだが、そのためには奴らは神であるオーディンを狙うはずだそれをなんとしても阻止したい一先ず天人のルシファー様に来てもらっている」

そう雷幻が話すと扉を開けて1人の天人が入ってきた

「お初にお目にかかります私は大天使ルシファーです。

今までの争いを見てオーディン様は大変心を痛めておられました、そして昨日のフェンリルを見て我々大天使は天使の階級関係なく、戦闘訓練をさせております。そして、先ほどの言葉はオーディン様を含む天界にすむ全ての者が聞いております。

あの戦いでゆういつ生き残っているエレメンタルサーヴァントの皆様にオーディン様は期待をしておられます。

たった今魔界に向かった天使達の信号が途絶えたと天界から通信を受けました。

そして、信号が途絶える前の

会話から魔王の1人がフェンリルを大量生産させようとしていたことが明らかになりました

よって、本日から我々天人とエレメンタルサーヴァントの皆さんが手を組み1人残らず魔界の奴らを滅ぼせとオーディン様からのご命令を授かりました。

私からは以上です、私はそろそろ天界に帰ります通信機はここに置いて行きますので何かあった時にお互い連絡を取り合いましょう」

そう言い残し大天使ルシファーは天界に飛び立った

ルシファーが去った後雷幻が口を開いた

「聞いての通りだどうやら俺の考えは当たってたようだ、よって今日から天人とエレメンタルサーヴァントの同盟を築き魔族を殲滅するようにみなで頑張ろう。

何か意義のあるものは挙手せよ」

雷幻がそう聞いたところ誰も手を上げなかった

「よし、では、これで解散先程渡した通信機かつレーダーでフェンリルを見かけ次第連絡しろ

戦闘訓練を受けてない医療班は奴らと接触した際なんとしても逃げろ、俺は、もう誰にも死んでは欲しくない」

雷幻の言葉にみなが頷きその日の会議は終わりを告げた

会議が終わり雷幻は学校へ向かった既に授業は終わっており校門前に理子達3人がたっており

雷幻は今日の会議の事を彼女らに伝えた3人はおどろきはしたがすぐに把握した

そして、4人で帰宅路を歩いている時

近くから

「ば、化け物ー誰か助けてくれー!」

「「グルルルルーーー!」」

男性の声と何やら獣のような鳴き声が聞こえた

雷幻達が駆けつけるとそこには

エレメンタルサーヴァントでは無い一般男性と2体のフェンリルがいた

それを見た雷幻は

「そこの人!早くこっちに!

氷牙!萌香!理子!お前らはこの人を安全なとこに誘導することと結界班と医療班を呼べ!

フェンリルは俺が食い止める!」

雷幻の言葉に3人は頷き

理子は一般男性を保護、萌香は結界班と医療班を呼び氷牙は

理子と萌香と一般男性を守るようにして武器を構えてきた

少しして結界班と医療班が来て

結界班が周囲に結界をはったのを確認して雷幻は力を解放させた

医療班の1人が男性を家まで送り残った氷牙、萌香、理子達は

結界の外で戦闘が終わるのを待つ

結界の中では雷幻の二刀流の波動剣と2体のフェンリルよ鋭い爪がぶつかり合っている

「くっ流石に2体はきついな」

雷幻が1人で応戦している分前回とは違い雷幻の体の傷は前回よりも多く服や顔が血で真っ赤に染まっていた

だが、雷幻は諦めずに戦い続けている。

ようやく1体を倒したと思った瞬間残った1体が死んだ1体を消える前に食い力を増大させた

「くそ!奴らは仲間を食うことで強くなるのかよ!」

雷幻の言葉とは裏腹にフェンリルは力をつけた

そして、先程よりもさらに激しいぶつかり合いをしていたが雷幻の傷は普通の人間ならすでに死んでいるくらいの深傷である

だが、雷幻は諦めず戦い続け

ようやく、フェンリルを倒した時には雷幻の体はボロボロ立っているよがやっとな感じである

雷幻が指示を出し結界は解かれた。

それと同時に傷だらけの雷幻を見て氷牙達と医療班は雷幻の元に駆け寄り医療班は治療を始め

他のメンバーはこの事態を他のエレメンタルサーヴァントに報告をしていた

少しして雷幻の傷は治り

服も新しく着直し

血を全て拭き取った

座っている状態から立ち上がろうとした雷幻に理子が抱きつき

「無理しないでよ!なんで!なんで!氷牙君に手伝ってもらわなかったのよ!」

理子の泣きながらの怒鳴り声を聞き雷幻は答えた

「氷牙の力はまだ弱いあいつがいたら間違いなくあいつが1番に狙われていたあいつは強いだが、エレメンタルサーヴァントの中では5本の指に入るくらいに強いだが、フェンリルを甘く見たらいけないあいつらは仲間が死ぬとその死んだ仲間の肉を食い更に凶暴になるだから、あいつにはまだ戦わせたくないんだ、俺は残ったみんなのリーダーだから強く無いといけないんだみんなを守れるくらいの力が無いと!駄目なんだよ!

もっと力をつけないと仲間を守れない何より理子お前を守りたいんだ。

だからしばらくは俺1人で戦い

奴らの弱点を見つけた時に仲間のみなに教えみんなで戦う

理子には苦労をかけると思うが

辛抱してくれきっと見つけ出すだから、それまでは待ってくれないか、そして、甘えさせてくれないか」

そう雷幻は今にも消えそうな声で理子に話した

「わかったわでも、必ずフェンリル達の弱点を見つけてね」

そう言って理子は雷幻を抱き締めて雷幻は少しの間涙を流した

 


 
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