No.66189

真・恋姫†無双 蜀-外伝

帳帳さん

お久しぶりです。
かえってきましたが、なんか凄い勢いでいろいろ上がってますねえ。
蜀のちょっと違う一日は、俺の文才じゃあ書けねぇぇぇ!!という感じなので、しばらくお休みさせていただきます。デハ、本編をどうぞ。
追記:前回のアンケートに答えてくれた方々、ほんとうにありがとうございます。

2009-03-31 15:48:56 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:6502   閲覧ユーザー数:5261

  オリキャラ

 名:八代 明(ヤシロ アキラ)

  由来―オヤ〇ロサマから、オと、サマをとった。意味はないっす。

     明は勢い。

  設定―おいおい、わかっていくと思うのでここには書きません。

 

 

 

       次ページからオリキャラの昔話~

        なので一刀以外の原作キャラはいません

        シリアスな感じですぅ~

 

       芋島というのがありますが何のことか知りたければ、

       アトリエか〇やへ行くがいい!!

 

 俺は一人だった。

 きっかけは、一つの怪死事件だった。

 5歳の時、俺の親族が順番に死んでいったのだ。

 その中で、最後に死んだ父親の死に方が俺の人生を変えた。

 家に帰ると、血にまみれた包丁を持った父と倒れている母がいて、

 父は、俺を見るなりその包丁で首を切って死んだ。

 

 親族が死んだことは、大して悲しくなかった。

 俺にとっては、隣に住んでいた芋島家の人達が家族だったしね。

 まぁ、それはそれで悲しいことなんだけどね。

 

 事件の原因は分かっている。

 精神病になっていた、祖母が錯乱して俺の従兄を殺し、

 それがそれぞれの人の負の感情の連鎖を造り、

 殺し合いや自殺ということが起きた。

 そういう風に医者や警察が決定づけた。

 

 だけど、テレビのマスコミはそんな理論じみた物を受け入れず、

「呪われた家」と、銘打って特集番組をやっていた。

 そんなことがあって、おれは呪われた子という名で呼ばれた。

 遠ざけられ、誰かと話すことすらできない。

「どこの漫画だよ。」と、笑い飛ばそうとして、泣いた。

 ただ、ただ、泣き続けた。

 

 芋島家の人達に引き取られ、一人っきりの、

 無意味な生活をおくった。

 意味も感じないのに、ただ、死ぬのが嫌だから

 

      生き続けた。

 

 

 

 小学生になり、強がることを覚えた。

 一人でも悲しくなんてないと、一人でもなんでもできると。

 心で泣きながら、そんな風に振る舞い、1年間を過ごした。

 

 2年生になり、クラスが変わった。

 教室の端っこに座り、誰にも干渉しないよう、下を向いていた。

 

???「おい。」

 

 不意に、声を掛けられた。

 イジメか?と思い顔をあげると、

 そこには、何も考えてないような笑顔があった。

 

一刀「俺は本郷一刀、今日からよろしく!」

 

 そう言って、そいつは手を突き出してきた。

 俺がポカンとしていると、

 

一刀「握手だよ。握手。」

 といった。

 

明「あ、ああ。」

 握ってやる。

 ただそれだけなのに、一刀は、嬉しそうな顔をしていた。

 俺は、泣きそうになりながら、必死になって、

 

明「これからよろしく。」

 と、言った。

一刀「おう!」

 返事をもらい、安心した俺は、強がっていたのも忘れ、

 一年間流すことのなかった、涙を流した…


 
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