信頼の証を交わした四人は
これからどうするかと言うことを話し合っていると、
「大変だーーーーーーーー!黄巾だ!黄巾のやつらが攻めてきたぞーーーーーー!!!!」
四人「「「「――っ!!」」」」
外から聞こえてきた怒声ような声に、
四人は素早く己の武器をとり店の外に出た。
そこには、荷物をまとめ逃げ纏う、老人・女子供
そして、自分達の町を守るために武器をとる男たち。
北郷「すいません、ちょっといいですか?」
北郷は、近くを通った村人を呼び止め詳しい事情を聞いた。
村人の話によると、最近この辺りで盗賊が町を襲うということが
続発しているため、町にはやぐらを組んだ見張り台等が設置せれているらしい。
見張り台の報告によると頭に黄色い布を巻いた。大軍が向かってきているという。
その数およそ五百、そしてあとから来るかもしれない
本隊の数は千という話を聞いた北郷達は・・・
北郷「愛紗、この町で戦える人って大体どれくらいかわかる?」
愛紗「そうですねー。大体三百人ぐらいだと思いますが。」
北郷「う~~~~~ん」
桃香「・・・・ご主人様」
鈴々「・・お兄ちゃん」
北郷が考えてると、二人が不安そうな声で自分達の主の名を呼ぶと・・・
北郷「良し!みんな、俺に少し考えがある。ちょっと
耳を貸してくれないか?」
北郷がこの世界に来て初めての戦で考えた策それは・・・・・・・・・
町から数理離れた荒野に五百の黄巾党と
名刀「龍我」を持って待ち構えている北郷一刀の姿があった。
「さてと、すこしばかり派手にいきますか」
北郷が考えた策それは・・・・・・
ことの発端は少し前にさかのぼる。
愛紗「そんなの危険すぎます!!!!」
桃香「そうだよ!!ご主人様!!」
鈴々「そうなのだ!!」
北郷が考えた策に不満を露わにする三姉妹
その策というのが、まず自分一人で黄巾党五百に
攻撃を仕掛け敵が動揺して逃げ始めたら愛紗と鈴々が三百の兵で一気に
敵を殲滅するという。策である。
北郷「大丈夫だって、俺それなりに強いから」
桃香「そういう問題じゃないよご主人様!!」
愛紗「桃香様の言うとおりです!もし、ご主人様の身に何かありましたら・・」
鈴々「お兄ちゃ~ん、いっちゃやなのだ・・・」
皆が心配と不満を北郷に言うと・・・・
北郷「大丈夫だ俺は絶対に死にはしない。だから、おれを信じろ」
三人「「「ご主人様(お兄ちゃん)」」」
三人はその言葉を聞くとなぜか安心した。
根拠はないがこの人は必ず自分達の所へ戻ってくると。
愛紗「もしだめだと思ったら、絶対に逃げてくださいね」
北郷「わかったよ。」
~回想終了~
北郷が物思いに耽っていると。
黄巾党の部隊の中から一人の男が出てきた。
黄巾党A「おい!小僧俺たちに何の用だ!!」
北郷「お前たちを倒しにきた。」
北郷がそう言うと、素早く鞘から刀を抜き
神速の速さで敵に斬りかかった。
ザシュ! ズバッ!
黄巾党B「ぐえっ!」
黄巾党C「ぐわっ!」
黄巾党A「て、てめぇ~~どういうつもりだーーーー!!!!」
北郷「お前らを倒しにきたといったばずだーーー!!」
北郷が怒りを込めた声でそういうと。
再び、敵の中に突っ込んでいって・・・・・・
北郷「雷龍爪!」
そう叫ぶと神速の速さで、上下左右の方向に
名刀「龍我」を振った。
シュババババババババ!!!!
ティン!
北郷の神速の速さと斬撃が止まり鞘をしまうと・・・・
黄巾党百人近くが倒れた。
北郷「次は誰だ?」
北郷がそういった瞬間、黄巾党の顔が驚愕と恐怖に変わる。
だが、黄巾党の一人が震えた声で、
黄巾党A「う、うるせぇーーー!た、たったひ、一人になにができる
野郎どもやっちまえーーーーー!!!」
そういうと、黄巾党が一斉に襲いかかってきた。
北郷「(桃香、愛紗、鈴々頼むぜ)行くぞ!!」
その言葉で黄巾党五百と北郷一刀との
戦いが始まった。
一方、そのころ。
桃香「ご、ご主人様が・・・」
愛紗「これほど、お強かったなんて・・・」
鈴々「お、驚きなのだ・・・」
民兵A「すげ~~~」
民兵B「何なんだよあの人の強さは・・・・」
北郷と黄巾党が戦っている、数里先で北郷の
強さを目の当たりにして、思い思いの感想を言う。
三姉妹と桃香たちがかき集めた町の民兵三百であった。
鈴々「桃香おねぇちゃん、黄巾党の奴ら
少しずつだけど後退してない?」
鈴々がそういうと、北郷の強さに驚いていた。
桃香と愛紗はハッ!とした顔になる。
桃香「愛紗ちゃん!」
桃香がそういうと、愛紗が桃香の考えにきずいて・・・
愛紗「わかりました、皆のもの!!此れより我らは、
目の前で、我等の主が一騎当千の勢いで戦っている!
主に遅れを取るなッ!!我らの主を守るのだッ!!!」
鈴々「お兄ちゃんを守るのだぁ!!全軍突撃!!!」
愛紗と鈴々の掛け声と同時に、民兵たちと共に待機していた場所から一斉に
飛び出した。民兵二百を連れて・・・
ちなみに桃香はこの戦が始まる前に、自分も前にでると言ったが北郷と愛紗に説得されて、
民兵百人と一緒に、後方に下がるようにと言われていた。
桃香「皆・・・・絶対、絶対無事に帰ってきてね・・・・・」
仲間たちの無事と自分に力がないのが
悔しいと思う桃香であった。
一方、北郷は・・・・
ドドドドドドドドッ!!!!!!!
北郷「来たか!」
北郷の後ろから民兵を率いた。
愛紗と鈴々が疾風の如き勢いで黄巾党に突撃した。
愛紗「か弱き、民を傷つける悪党め!!我が青龍偃月刀の錆びにしてくれる!!!」
鈴々「鈴々が来たからには!!!突撃粉砕勝利なのだっ!!!!」
二人の戦乙女が来たことによって
黄巾党は大きく混乱、目の前の強敵にも手を焼くのに
更なる強敵が出現したことにより敵は大きく瓦解。
この戦いは、見事北郷の思惑道理にことが運び
北郷たちの大勝利で幕を閉じた。
二人「「ご主人様!!(お兄ちゃん!!)無事ですか(なのだ!!)
愛紗、鈴々は心配そうな顔で北郷の顔をじっと見つめた
北郷「ああ、俺なら大丈夫だ。」
そういうと、北郷は二人の頭を撫でながら・・・
北郷「さてと、桃香の所に戻ろうか?」
二人「「はい(なのだ)////」」
こうして、北郷達の初陣は、見事大勝利で
幕を下ろすのであった。
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待っていた人がいたかどうかは、分からないですけど、三作目できました。
ない頭を使って一生懸命い考えましたので、みてやってください。
後、きついコメントは勘弁してください。マジで自信をなくすので・・・・