関羽・張飛・劉備と出会った一刀はどうして自分が必要なのかを聞くため
近くの琢県という町の店で3人から事情を聴くことにした。
北郷「さてと、君たちが俺をどうしたいのかおしえてくれないか?」
北郷がそういうと劉備が意を決したかのように口を開いた。
劉備「私たちの理想を実現するために、一刀さんの力が必要なんです。」
北郷「・・・・・・詳しく話を聞かせてもらえるかな?」
関羽「はい、わかりました。私たち三人は大陸各地を旅をしながら
力によって虐げられている人々を助けるために旅をしてきました。」
劉備「でも今の私たちの力だけじゃ限界を感じてきて・・・」
張飛「そんなときに管輅っていう占い師に出会ったのだ。」
北郷「その占い師と俺がどう繋がるんだ?」
劉備「あのね、あのね、管輅ちゃんが言うにはね、一刀さんがいた
あの場所に天の御遣いが現れるっていう予言が出たの。」
関羽「で、その場所に行ったらあなた様が居たというわけです。」
北郷「ふ~~~ん・・・・・ってそれてまさか・・・」
その時北郷はあることに気付いたそれは・・・
北郷「俺?」
三人「「「はいそうです(なのだ)」」」
北郷「ってちょっと待ってくれその根拠はどっから来てるんだよ。」
劉備「だって、一刀さんって変わった服を着ているし、それに他の人
とはどこか違う感じがするから・・・・」
二人「「そうです(なのだ)」」
関羽「それに今の私たち三人にはこれといった風評がないのです
だから、わたしたちは天の御遣いである一刀様の御力をお借りしたのです。」
劉備「力のない人や弱い人たちを守るために、」
張飛「力を貸してほしいのだ」
・・・・・・・
北郷は少し悩んでいた
彼女たちの目には曇りがまるでない。
自分たちの信念を貫くだけの思いがあるということに
北郷は少し昔のことを思い出していた。
それは、北郷が祖父から龍我を託された時のことを・・・
~回想~
祖父「いいか一刀よ力というものは使い方を誤れば
自分の身ばかりか相手をも傷つけてしまうことになる。
じゃが正しい力の使い方を身につければお前だけではなく
他の人をもしあわせにすることができる」
北郷「・・・・・・」
祖父「一刀おまえはどうしようもなく甘い・・・じゃがそれでいい
本能のまま人を殺すのは魔道じゃ、一刀よお前は絶対にそのようなことをするなよ」
劉備「どうかしたの、一刀さん」
北郷「わかった・・・おれの力がどこまで役に立つか
わからないけど君たちの理想のために力を貸すよ。」
関羽「本当ですか!!」
北郷「それに、俺は誰かが困っているのを見て見ぬ振りなんていう
器用なことはできないんでね」
そういうと、北郷はおもむろに手を出した。
北郷「これからも、よろしく頼む」
三人「「「はい、こちらこそ!(なのだ!)」」」
ガシッ!
こうして北郷・劉備・関羽・張飛の四人は
お互いの絆を確かめ合うように
握手という名の契り交わすのであった。
劉備「そうだ愛紗ちゃん鈴々ちゃん私たちの真名をご主人様に預けようと 思うんだけどどうかな?」
関羽「そうですね、わたしはご主人様になら良いですよ。」
張飛「鈴々もお兄ちゃんならいいのだ~~」
北郷「・・・あの~真名って何?」
劉備「ご主人様が住んでいた天には真名はないの?」
北郷「ああ、俺の住んでいた世界には真名っていうのはないんだよ。」
関羽「そういうことなら、わかりました。真名とは、誰しもが持っているもう一つの名。家族や親しき者以外には教えてはならない、神聖なものなのですよ。」
北郷「いわば信頼の証しってやつか」
劉備「そういうこと、それじゃまず私からいうよ私の真名は桃香っていうの
よろしくね、ご主人様」
関羽「わたしの真名は愛紗と申します、これからもよろしくお願いします。
ご主人様。」
張飛「鈴々の真名は鈴々っていうのだ、これかもよろしくなのだ、」
北郷「ああ、桃香・愛紗・鈴々これからよろしく頼む」
これが北郷とちょっと史実とは違う三国志の英傑三人との絆の始まりであった
・・・・・・
・・・・・・
北郷「所でさっきから気になっていたんだか
そのご主人様っていう呼び方は一体?」
愛紗「何って言われましても、我々は今日よりご主人様の家臣となったのですから
あなた様のことを、ご主人様と呼ぶのは当然のことです。」
二人「「そうそう(そうなのだ)」」
このとき、北郷はその呼び方はやめてくれと言おうと思ったけれど・・・・
北郷「(ご主人様か・・・・・グッジョブ!)」
などとアホアホなことを考えている。
天の御遣い北郷一刀であった。
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発想力がなくて申し訳ありません。