No.567325 真・リリカルなのは 第三章 彷徨う欠片編 第三話 目覚めた欠片ohatiyoさん 2013-04-18 13:46:52 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:812 閲覧ユーザー数:792 |
特に何も変わったことがない日常
何時も通りの毎日である
しかし、フェイトは何かを感じとっているようだ
フェイト「何だろう…………嫌な感じがする………」
言葉で表現するのは難しい……………何というか、何時もと空気が違うと言えばいいのかな?
フェイト「………………………………」
少し…………外に出てみよう
アルフ「フェイト!」
突如、アルフがフェイトを呼ぶ
フェイト「アルフ、どうしたの?」
アルフ「何所へ行くんだい?」
フェイト「ちょっと見回りに」
アルフ「フェイト…………当分の間、家に居た方がいいよ」
フェイト「え?」
アルフ「何ていうか………嫌な感じがするんだ……」
アルフも何かを感じ取ったようだ
フェイト「アルフ……………」
アルフ「こういう時は家に籠るに限るよ」
フェイト「……………まさか」
アルフ「どうかしたのかい?」
フェイト「ごめん アルフ………確かめたいことがある」
フェイトは家を飛び出す
アルフ「あ! フェイト…………」
…………………ただの思い過ごしであっておくれよ
フェイト「間違いない………この不穏な空気…………欠片だ」
なのは「フェイトちゃん!!」
フェイト「なのは!」
なのはとフェイトが合流する
なのは「フェイトちゃんも何か感じたの?」
フェイト「うん………何というか………空気がね」
なのは「それに、あまりにも静かすぎるよ…………」
シグナム「嵐の前の静けさという奴だろう」
フェイト「シグナム!」
何時の間にか、シグナムも近くに居たようだ
なのは「どうして此処に?」
シグナム「不穏な空気を感じたのは、お前達だけではないと言うことだ………………主はやても何か嫌な予感がすると仰っていられた」
なのは「はやてちゃんも…………」
シグナム「恐らく、例の欠片とやらだろう」
フェイト「やっぱり………」
なのは「シグナムは、はやてちゃんの所に居なくていいの?」
シグナム「なに、主はやてにはヴィータ達が付いている……問題無かろう」
フェイト「これほどまでに不穏な空気感なのに……………魔力を感じられない」
シグナム「目覚めていないのだろう…………言っただろう? 嵐の前の静けさだと」
フェイト「……………………………………」
フェイトは息を飲む
もうすぐ欠片は目覚める
その時が戦いが始まる合図だ
シグナム「だが、何時目覚めるかわからんのが少々厄介だ………………それに」
なのは「それに?」
シグナム「天城も動くだろう………………この感じ、奴が見過ごすはずがない」
なのは「味方だからいいの♪」
シグナム「どうだかな」
なのは「え?」
シグナム「高町、お前や主は奴を信頼しているが、私はあいつが解せん」
カイトが味方であることに疑問を抱く シグナム
フェイト「…………どうして?」
シグナム「奴は自分の力に驕っている………確かにかなりの実力者であるのは知っているが………」
なのは「………………」
シグナム「いつの日か、奴はその驕りで自滅する…………そう思えてならんのだ」
フェイト「シグナム………………」
シグナム「別に信用していないわけじゃない…………ただ信頼は出来ないというわけだ」
なのは「別にいいと思うの!」
シグナム「何?」
なのは「信用は何時か、信頼に変わるの…………だから大丈夫なの!」
シグナム「お前は何故、天城を信頼する?」
なのは「一度だけ、彼の心を見たから…………………とても弱くて、脆い心を………………」
シグナム「…………………………………………………」
なのは「だから、お互いに支え合う関係になりたいって思ったの……………」
フェイト「…………………………………………………」
なのは「カイト君は私達のことを毛嫌いしているけど、私達が信頼しないと、支え合う事なんて夢で終わっちゃうの………………カイト君が私達を信頼してくれるまで、何度だってお話するの!」
シグナム「フッ やはりお前は強い…………我らには無い力だ」
信頼……か、私にはまだ奴を信頼することは不可能だが………何時かは………
改めて なのはの強さを実感する シグナム
始めから疑うのではなく、こちらから心を開き、相手と信頼関係を創ろうとする
魔導師メンバーの中でも、なのはにしか出来ない技だろう
フェイト「私も、その なのはの強さに導かれて今がある…………………カイトもきっと共に歩けるようになってくれる………………なのはがそういうなら間違いないと思う」
シグナム「ああ、そうだな」
~海鳴駅周辺~
カイト「…………………この魔力は」
八神の魔力か……………相変わらずバカでかい
カイト「いや、少し違うな………」
禍々しさを感じる…………どういうことだ?
カイト「直接見る方が早いか………」
カイトは、はやてらしき魔力を感じ取った方へと出向く
~海鳴タワー付近~
なのは「取り合えず、3人バラバラに別れて捜索してるの」
私は優しいから、態々状況説明をしてあげてるの!
感謝しろなの!!
なのは「え!?」
フェイトちゃんの魔力…………いや何か違うような………
なのは「行ってみるの!」
~海鳴市場上空~
フェイト「そんな!?」
私と同じ魔力…………いや、若干違うけど………
フェイト「こっちには、なのはの魔力に似た感じが…………」
どっちに行こうか……………
フェイト「なのはの方が近いか………良し!」
なのはの方へ行く!!
~天秤町~
シグナム「…………………」
何故だ? 何故 主が魔力をここまで放出している?
それに、何時もと違うような…………
一体 何が起こっていると言うのだ?
シグナム「急がなくては………」
~なのは視点~
なのは「あれはフェイトちゃん!」
なのはは、フェイト近くまで寄る
フェイト「……………………………………………………」
なのは「どうしたの? フェイトちゃん」
自分が近づいても無反応な フェイトに疑問を抱く なのは
フェイト「……………………………………………………」
なのは「フェイトちゃん?」
フェイト「ジュエルシード…………………」
なのは「へ?」
フェイト「ジュエルシードは何所にある!!」
急に襲いかかってくる フェイトちゃん…………いや
なのは「あなたは誰なの?」
偽フェイト「ジュエルシード……………ジュエルシード!!」
なのは「フェイトちゃんは乗り越えた………もう過去に囚われるようなことはない」
偽フェイト「母さんの為に!!」
バルディッシュを振りかぶって、なのはを斬ろうとする
なのは「遅いの!」
フェイトの斬撃を躱し、後ろを取る なのは
なのは「ディバインシューター!!」
魔力弾で牽制する なのは
偽フェイト「クッ」
なのは「フェイトちゃんはこんなに弱くないの! 正体を現せなの!」
レイジングハート(ディバインバスター!)
偽フェイト「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
必殺の砲撃で、偽物のフェイトを消し飛ばす なのは
なのは「これは……………欠片?」
偽フェイトちゃんを倒したら欠片が出てきました
レイジングハート(マスター これは破壊しましょう)
なのは「いいのかな?」
レイジングハート(問題ありません…………寧ろ残しておいては危険です)
なのは「わかったの」
私はレイジングハートを振りかざし
なのは「えいっ」
パキッ
欠片を殴り、壊しました
なのは「一件落着なの!」
レイジングハート(残念ですがまだのようです)
なのは「え?」
なのはが後ろを振り返ると、
偽フェイトA「ジュエルシード……………」
偽フェイトB「母さんの為………」
偽フェイトC「………ジュエル…………シード」
なのは「偽フェイトちゃんがいっぱいなの!!」
レイジングハート(倒すしかありませんね)
なのは「骨が折れるの……………」
レイジングハート(スターライトブレイカーで殲滅しましょう)
ユーノ「なのは!」
偽フェイト撃退作戦を行う前に、ユーノが合流する
なのは「ユーノ君!」
ユーノ「間に合ったか………………良かった」
なのは「どうして ユーノ君が地球へ?」
ユーノ「漸くわかったんだ……………欠片の秘密が」
なのは「秘密?」
ユーノ「話は後だよ! まずは此処を切り抜ける!」
なのは「わかったの!!」
ユーノ参戦! 欠片の秘密とは果たして……………
原作知らない………………勿論ゲームもやったことない
つまり、完全オリジナルしかない!
と開き直ってみた
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第三話です!!
シュテル達の登場はまだです!!