あれから三日が経った、とりあえずあの後生活の事をひとしきり話してその日は終わった。
問題はそれから二日後、つまり昨日。頭がくらくらとしてその日は疲れが出たか?と思い重要視はしませんでした。
結論を言います。
風邪を引きました~~~~~。ゴホッゴホッ
いやね、多分だけど夕璃戦で無茶しすぎたのが原因かな?とは俺も思っているんだよ。
くそ~~~俺の皆勤賞が・・・
夕也「皆勤賞~~~・・・」
セイバー「何を言ってるんですか。早く風邪を治して元気になってください。」
夕也「・・・ねぇ、セイバー。お前さ、俺の事ちゃんと敬ってる?」
セイバー「はい。」
夕也「・・・・・・そうですか。」
セイバー「はい、ですので早く治してください。」
夕也「はい~~~」
やべ、意識が朦朧としてきた・・・
セイバー「先程、学校に電話しましたので今日はおとなしく寝ていてください。」
夕也「うおおおお~~~~」
セイバー「では、安静にしていてくださいね?」
セイバーが最後に何か言ったようだが俺は風邪で頭が働かず聞こえなかった。
~学校~
遥SIDE
さ~~て、今日も頑張って勉強しましょうかね。
松本「ほら~~座れ。HR始めるぞ。」
あれ?夕也が来てないけど・・・
松本「それとな、今日は前園は休みだ。何でも、風邪らしい。」
松本先生が夕也は休みだと言った。
そうなんだ・・・今日、休みだったんだ・・・
松本「ようし、今日はこれ以外に伝える事は何もないし・・・HR終わり。」
そう言うと先生は教室を出て行った。
松本先生のHRって時間いっぱいまで使ったことって無かった様な気がするけど・・・
はやて「夕也君も大変やな~~~」
アリサ「ふんっ!軟弱よね!」
フェイト「しょ、しょうがないんじゃないかな?いつも帝の相手しているんだから・・・」
アリシア「そうだよね~~~その点で言うなら私たち、いつも守ってもらってるんだよね~~~」
すずか「しつこいからね、神城君・・・」
すずかが苦笑気味に言う。
アリサ「そうよっ!私達がいつあんたがいなくて寂しいって言ったんだって話よね。」
まあ、確かに私達はそんな事を言った憶えはないわね。
神城「ようっ!俺の嫁達っ!」
って、噂したら来たし・・・
でも、頼みの夕也は休みだし・・・
神城「よし、あのモブ野郎はいないようだな。ようやく俺の偉大さがわかったようだな。」
遥「今、いないんじゃなくて今日いないのよ。風邪で休みだから・・・」
神城「ふん。あんなモブ、いなくて当たり前なんだよ。俺はオリ主、あっちはモブだからな。」
遥「何しても勝てないからって本人がいない今、罵倒しか出来ない人間が偉大だなんておかしいわよね?」
神城「ツンデレも大概にしろよ~~~」
いや、私の場合は本心なんだけど・・・ってこれじゃアリサの態度が神城に惚れてるって思われるから訂正するけどアリサも私と同じ感じよ?
って私は誰に説明しているのかしら?
まあ、いいけど・・・
神城「ふん、大体あんなモブがなのは達の近くにいること自体がおかしいんだよ。あんなモブを生んだんだから親もどうしようもないモブなんだろうな。」
っ!こいつは・・・
SIDE OUT
なのはSIDE
神城「ふん、大体あんなモブがなのは達の近くにいること自体がおかしいんだよ。あんなモブを生んだんだから親もどうしようもないモブなんだろうな。」
私はこの言葉に怒りを覚えていた。
神城君がいつも言っているモブとかオリ主とかわからないけど、夕也君の親の事を悪く言うのは許せないの!
私は怒りに任せて言葉を発しようとしたら
ドカッ!!
神城君が吹っ飛ばされました。
そして吹っ飛ばしたのは遥ちゃんでした。
SIDE OUT
私は我慢がならなかった。
こいつがいつも言っていることなら私も我慢が出来ただろう。
でも、夕也の親の事を何も知らないくせに・・・!
こいつは・・・!!!!
私は左の平手・・・というよりもう掌底に近いものを神城の左頬に叩き込み、のろけた所に右で握り締めたこぶしで腹にアッパーをかました。
その時、一瞬だろう、教室が凍った。
神城は何が起こったのかわかっていない。
遥「あんたに・・・あんたに!!夕也の何がわかるってんのよ!!!」
私は自分で自分を自制できなかった。
感情のまま言葉をぶつける。
神城「はっ、あんなモブ野郎の何が」
遥「夕也はねっ!!あんたなんかより数倍きつい人生を送っている!!!あんたも知ってるでしょ!?夕也には親がいない!!でも弱音をはかずに頑張っている!!!夕也はね!!あんたみたいな奴がバカにしていい奴じゃないのよっ!!!」
神城「・・・・・・・・」
神城はポカーンとしている。
多分、何でオリ主である俺が怒られなくちゃいけないんだって思っているんでしょ・・・
私は幾分か冷静になれた頭でこんなことを考えていた。
こ、これって、下手すれば停学ものじゃ・・・
ど、どうしよう・・・
結果から言えば大事にはならなかった。
でも、今日のところは帰っていいと言われたので今家に帰っている。
でも、帰っても何もないし・・・
・・・・・・・・・・・・・そうだっ!!
~夕也の部屋~
カチッカチッカチッカチッカチッ・・・・・
静かな部屋に時計の音だけが鳴り響く。
ん・・・今、何時なんだろうな・・・
俺は喉が渇きリビングに行った、そこには信じられない光景があった。
たった二日ほどしか教えてないのに夕璃と美夜と伽夜とライが料理を作っていたのだ。
おそらく作っている過程からしておかゆだろう。
まさか、俺の為に・・・?
といってもライはほとんど何もしていないが時々調味料などを運ぶ係りをしている。
美夜「うん?なっ!?夕也!起きてはいかんだろう。」
夕也「いいよ。ちょっと喉が渇いただけだから。」
美夜「そうか?もう少し待っていろ。あの時作ってくれた物が出来るからな。」
夕也「ああ・・・・・提案者って誰なの?」
美夜「我とライだ。我らにも何か出来ないかと思ってな。」
ライ「へへ~~ん!!偉いだろう!!」
まあ、こいつの場合飯を食いたかったからだと思うが・・・
夕也「・・・・・・・ありがとうな。」
そしてその後麦茶を飲んでおかゆが出来た。
率直に言うとおいしかった。
そして、食べ終わりまた俺は自分の部屋に行き、寝ることにした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・んうう
夕也「ん・・・あ・・・?」
???「あ、起こしちゃった?」
あれ?今の声どっかで聞いたことがある・・・
俺は目を開き、声の主を見つめた。
でも、頭がボォッとしているせいで誰かが判別出来なかった。
夕璃じゃないし、かといって伽夜達じゃないし・・・
そして、時間が経つに連れて頭がハッキリとしていき目の前にいるのが誰かがわかってきた。
夕也「・・・・・・・・・あれ?遥?」
遥「あっやっとわかった?」
そこには今、学校でなのは達と弁当を食べている筈の遥がいた。
あとがき
はい、今回はここまで。
ここまで書いてて思ったことだけどStS編は何時になったらできるんだろう・・・
まあ、気ままにやっていきますか!
次回をお楽しみに!
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風邪とおかゆ