俺の家の客間には、ユーリと倒れていた三人の女の子が寝ている。
ちなみに、セイバーとリニスはいない。
二人とも、翠屋のバイトに行っている。
そして、寝ているユーリとは違う三人を見る。
改めて三人を見てみると驚くことがわかった。
なのは似の女の子はショートカットで、髪の色は茶髪、フェイトやアリシア似の女の子は水色の髪が特徴的だった、はやて似の女の子は髪の色がはやてとは全く違っていておそらくBJだろう、服もはやては帽子を被っていたのに対しこちらの子は帽子を被っていなかった。
しいてあげるなら彼女達となのは達の違いはこんな所だろう。
さて、おかゆ作りを再開しようかね・・・
ユーリSIDE
私は今、何か柔らかいものに身を包まれていた。
目を開けると私は布団に包まれていた。
ユーリ「う・・・ん・・・ここは・・・?」
目の前には知らない場所が広がっていた。
ユーリ「私は・・・いったい・・・」
私はここに来るまでの経緯を頭の中から引き出そうとしていた。
そして
ユーリ「っ!!!!????///////」
私の顔は今、おそらく赤いだろう。
あ、あんなことを・・・///
そして、数分後。
彼がやってきた。
SIDE OUT
夕也「おっ起きたか。ユーリ?」
うん?何かユーリの顔が赤い気がするが・・・
ユーリ「あ、はいっ!今、起きたばかりです!」
な、何か早口で捲くし立ててるけど・・・
夕也「ユーリ、落ち着け?な?」
ユーリ「うう~~・・・はい。」
そして、深呼吸。
ユーリ「スゥ~~ハァ~~・・・よしっ落ち着きました。」
そして
グギュルルルルルル
腹の音がなった。
今のは俺じゃないから必然的に
ユーリ「っ!!!???//////」
おお、おお、顔が真っ赤だ。
夕也「ははっ腹減ってんだろう?ほら、おかゆ作ってきたから食べろ。」
ユーリ「は、はい・・・いただきます///」
そして、俺が作ったおかゆを食べ始める。
ユーリ「ふうう、ふうう・・・(パクッ)・・・あ、おいしい・・・」
夕也「そりゃよかった・・・」
すると、おかゆの匂いを嗅ぎつけたのか、それともただ単に今起きたのか判らないが
水色の髪の子がおかゆをみてだらだらとよだれを垂らしていた。
???「・・・・・・・(ボ~~~~~)」
夕也「あ~~~~・・・何だ?その・・・食うか?」
???「えっ!?いいのっ!?」
夕也「ああ、そもそもお前らも食う前提で作ったから多めに作ってんだ。」
???「だったら早く!!食べさせて!!」
夕也「わかったわかった、今持ってくっから。」
そして、俺がおかゆを入れた鍋を暖めて鍋ごと持って行くと残りの二人も目が覚めていた。
???「い、一体此処はどこだっ!?」
???「王よ、落ち着いてください。」
???「そうだよっ!王様!まずは落ち着こうよ!」
夕也「あ~~~~とりあえず三人とも?落ち着け?」
???「な、何だっ!?貴様はっ!?」
夕也「何だとは失礼だな。あそこから連れてきたのは俺だというのに。」
???「何?ということはあの状態の砕けえぬ闇を止めたというのかっ!?」
夕也「まあ、そうだな・・・」
夕也「それよりもお前らも腹減ってんだろう?食べていいよ。」
???「む・・・だが・・・」
???「むぅ~~~・・・もう我慢出来ないっ!いただきまーーす!!」
???「なっ!?待て、レヴィ!?」
ふむふむ、なるほど。あの水色の髪の子はレヴィというのか。
レヴィ「でも王様!これすごくおいしいよ!!」
???「そうですね。確かにおいしいです。」
と、なのは似の子がいう。
???「シュテルまでかっ!?」
なるほど、なのは似の子はシュテルと・・・
???「ぬぬぬ・・・しょうがない、いただこう。」
夕也「ほい、お前の分。」
???「お前ではないっ!王と呼ぶかディアーチェと呼ぶがいい!!」
何だろう、高飛車だな・・・それも何か背伸びしてそうな・・・
そして、おかゆを食べ終わって。
ディアーチェ「中々に美味であった。褒めてつかわす。」
褒めてつかわすとか初めて聞いたんだが・・・
夕也「お褒めに預かり光栄の極みでございます。」
とりあえず、それっぽい事を言ってみる。
ディアーチェ「う、うむ・・・///(ま、まさか素で返されるとは考えておらんかった、それに、な、中々にかっこよかったではないか///)」
何か、顔が赤い・・・
ま、いいや。
夕也「それよりも、とりあえず俺の名前とかわからないだろうから自己紹介しとく。俺は前園夕也。」
シュテル「私はシュテル、
レヴィ「僕はレヴィ!
夕也「そうだな、かっこいいよ。」
俺は思わずレヴィの頭を撫でる。
レヴィ「ふわっ!?・・・(あ、なんか優しい・・・)」
ん?驚きの声を上げたと思ったら急に静かになったぞ。
スッ
レヴィ「あ・・・(もっと撫でて欲しかったな・・・って僕何、考えてるの!?)」
な、なんか手を離したら凄く残念そうな顔をしたな・・・
ま、また後で頭を撫でてやるか・・・
ディアーチェ「我はディアーチェ!
夕也「よしっ!皆憶えたぞ。」
夕也「それで、これからどうするんだ?お前達?」
ディアーチェ「決まっておる!システムU-Dが手に入った今我は今こそ「ちなみにユーリはそんな事はしたくないって言ってたぞ~」何っ!?」
ディアーチェ「そ、それは真かっ!?システムU-D!?それにユーリというのは・・・」
夕也「ユーリっていうのは俺がつけた名前。そして、今ユーリの中の
ディアーチェ「な、なんて事をしてくれるのだっ!?貴様っ!?」
夕也「それと非常に言いにくいことなんだけど・・・」
ディアーチェ「何だっ!?」
シュテル「落ち着いてください、王。それで言いたいこととは?」
夕也「あ、ああ・・・・」
すぅ・・・よしっ!
夕也「実はな・・・お前達を治す前提でお前達のプログラムに干渉して治療を施したんだが・・・その・・・
お前達、人間にしちまった。あ!同じ方法でしたからユーリももしかして人間になっているかも・・・」
全員「「「「・・・・・・・・・」」」」
皆、放心状態。そして
全員「「「「・・・・・・ええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!???????」」」」
前園家を絶叫が襲った。
夕也「お・・・・お前ら・・・大声を出すにしても・・・音量を・・・考えろ・・・」
俺は咄嗟に耳を塞いだが間に合わず、というか間に合っていたけど音量がでか過ぎて抑えられなかった。
夕也「ええ・・・その事について謝ろうと思います。本っっっっっ当にごめん!!!」
俺はマッハの速さで正座して頭を下げた。
俗に言う土下座である。
まあ、その後、その態度に怒る気力を抜かれたといって許してくれた。
むしろ「助けていただいてありがとう」ってお礼を言われた。
それで改めて人間になったんだがどうするんだ?と聞いた。
そしたら
ユーリ「でしたら、ここに住まわせてください。」
といってきた。
夕也「え?いいのか?俺の家で・・・」
シュテル「はい。私たちには特に行く宛てもありませんので。」
ディアーチェ「こらっシュテル!?貴様臣下のくせに王に同意を求めないで何を言っている!?」
レヴィ「ええ~~いいじゃん王様!ユウは僕達の命の恩人なんだからさ!ね!?」
ディアーチェ「む、むぅ~~~・・・よかろう、たまには臣下の言うことを実践してみるのもよかろう。ここに住んでやろうではないか!」
あ。あいかわらずその高飛車な態度は変えないんですね・・・
夕也「う~~~ん・・・ちょっと待ってろ。」
そして、セイバーとリニスに念話で住まわせてもいいか?と聞いた。
結果、いいらしい。
そんなわけで
夕也「よろしくな、皆・・・あ、そうだ。」
シュテル「?どうしましたか?夕也?」
夕也「万が一もある。皆に名前をやるよ。」
レヴィ「ええ~~!?僕、このままでいいよ~~~」
夕也「だめだ。レヴィ・ザ・スラッシャーなんていう人はこの世界にはいないからな。」
ディアーチェ「ほう、では我らにピッタリの名前をやれるというのか?」
夕也「ああ、ちょっと待ってろ。今、考えるから・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夕也「・・・・・・・よしっ!決めた!」
夕也「まずシュテル。まあ、苗字は前園でいいからお前は
伽夜「伽夜ですか・・・わかりました。」
夕也「そしてレヴィ。お前はライ、前園ライだ。」
ライ「ライか~~~。うんかっこいいし僕は今から前園ライだ~~~!!」
うんうん、気に入ってくれたようで安心だ。
夕也「そしてディアーチェ、お前は
美夜「ふむ・・・よい名前だ、許そう。」
夕也「ユーリは俺から貰った名前がいいんだよな?「はい!」だからそのまま漢字にして
夕璃「はいっ!とってもいいです!」
夕也「じゃあ
伽夜、ライ、美夜、夕璃・・・・・これからよろしくな!!」
全員「「「「はい(おう~~!)(うむ)(はいっ!)」」」」
こうして、俺の守るべきものがまた一つ、増えました。
あとがき
はい、こんな感じでどうでしょうか?
この後の展開も考えてはいるんですがスカさんを何処で出すかなんだよな~~
まあ、こんな行き当たりばったりの作品ですがよろしくお願いします。
次回もお楽しみに!
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紫天の新たな生活