No.551072 超次元ゲイムネプテューヌmk2 希望と絶望のウロボロス バットエンド編燐さん 2013-03-03 23:53:06 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:1212 閲覧ユーザー数:1132 |
疲れた。
微睡む意識の中で、意味もなく指し伸ばした手を見た。
絹の様な綺麗な手と評価された。
しかし、億千の血で濡れた穢れた手だ。
意味も、
意思も、
意気も、
既に枯れてしまった。
世界が燃えている。
悲鳴も、断末魔も、万物を焼き尽くす紅蓮の灼熱は、平等に無慈悲に死をばら撒く。
みんな、死んだ。
ネプギアは、化物に恐怖しながらその胴体を引き千切られた。
ユニは、自分を忘れた化物に必死で問い掛けるが頭を潰された。
ロムちゃんとラムちゃんは、上記の二人の殺される様に泣き叫び現実を否定する言葉を叫びながら凶腕で共に圧殺された。
ああ、他にもアイエフとかコンパがいたね。
………遺体も見なかったから、戦闘の余波で消し飛んだんだろう。
「■■■■■■ッッッッ!!!」
ネプテューヌ、ノワール、ベール、ブラン。
復活せずにモンスターが吐いた獄炎の息吹で何も残らず消えたな、妹の死すら知らず死んだのだから、ある意味で一番楽だったかもしれない。だって、意識の中ではきっと希望を抱いたまま絶望を知らず消えたのだから、それはきっと幸福な死にだよ。
ああ、ああ、イストワールも虫のように捻り潰されて可哀そうに、ゼクスも胸がまるごと吹き飛んで腕と足と頭だけしか残っていないや。
体が重い。心が重い。
指一本、動かしたくない。
人類滅亡?世界破滅?そんな映画に出来そうな空想が日常茶飯事の僕にとって、あまり気にしないことだったけど、辛いな……。
大切な者が大切な者を壊しまくるんだもん、殺しまくるんだもん。
だから僕も、頑張って仕返しした。今、止めに『
「■■■■■■■■■■■■ッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
楽しかったなー。
バカをやったねー。
でも、そんなことを言っても、邪神のような禍々しき姿になってしまった怨嗟の総意である君に、僕の声が届かないだろうね。
いや、『君』の存在はもう無いよね。悪魔に魂を売ってしまったような交渉で、倒したい敵は確かに倒せたよ。今僕の目の前にいる怪物はただの殺戮の意思の塊。
自分は苦しんだ。だからお前も苦しめ。
自分は絶望を得た。だからお前も絶望を得ろ。
自分は悲しんだ。だからお前も悲しめ。
負の円環を再現した化物は、その役目を忠実に従い世界を終わらせてしまった。
……頑張ったんだよ。
認められてられないって、左腕を木端微塵にされて、腹部に繋がっているのが不思議なぐらいの大きな風穴を空けられても、頑張ったんだよ。
まぁ、その結果が、ゲイムギョウ界全滅っていう末路だけどね。
憎んでくれる人も、悲しんでくれる人もいない。
ただ、肉を焼く音と臭いが充満しるこの世界は、到底僕の初恋の人であるレイちゃんが見れば、絶望するだろうね。
「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!ッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
うるさいなぁ。
復讐って訳じゃないけど、破壊の概念を体内にぶち込まれたんだ。いい加減、壊れてよ。
本当に、嫌な人生だよねー。あ、僕は重症だけど、死なないから死なないよ。これ重要だよ。
話は戻るけど、人の欲望で生み出されて。
棄てられて、人間全てを憎んでいっぱい殺して。
嫌い憎い、僕の体の中に生みこまれた人の因子が徐々に精神を痛めつけて、今の様に疲れたんだっけ?
そんな時に、■■に会って、何気ない言葉に救われて、前も見て生きようと思った。人を理解しようと思った。
けど、初恋の女神を人に殺されて、再び人に憎悪しか抱くことしか出来なくなっても………
「もーいいや」
血の反吐を吐きながら呟いた。
過去を思い出すことも、疲れた。語るのも怠い。
■■がモンスターになって、■■■も共鳴してディスペア・ザ・ハードに墜ちて、頑張って戦って両方倒したけど、みんな死んだ!。ーーーただ、それだけ。
でもね、ありがとう。
一つ、本当に大切なことを思い出せたよ。それはね
ーーー破壊神が、守るだとか、救うだとか、そんなことは最初から出来っこなかった。
「………■■■ッッ」
あ、遂に壊れた。倒れた。
■■■の意思は、多分あの破壊の中で生きているだろうから、あのサイコキラーが回収に来るだろうな。
空亡ちゃんは……、生きていると思うけど、あの優しい娘だからこの死の世界に悲しんで涙を流しているだろうね。
あー、あー。
疲れたなー。
真っ暗だなー。
まぁ、この世界が僕の手によって壊れる前には、既にディスペア・ザ・ハードと化物がこの世界の殺していたんだけどね。どうせ、同じ結末だった。
いや、ここで彼らを抹殺しなければ、他世界にまで被害が及んでいたよね。
これから、どうしようかな。
ゲイムギョウ界の基盤も失われてしまった今、もうこの世界はどうしようもない。
僕には、どうしようもない。
元から、悪因に好かれたような経歴だったし、大切なことで破壊神には、文字通り破壊することしかできないんだから。
暇だなー。
悲しいなー。
苦しいなー。
痛いなー。
こんな時は、やっぱり笑おう。
狂って、楽しくて、希望や絶望を全部、全部壊す様に
アハハハハハハハハハハアッハアハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハごめんハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハアハハハハハハッハハハッハアハハハアハハハアアアアッハアハハハハハッハハごめんなさいアアハハハハハハハッハハハハハアハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハアハッハハハハハハハハハッハハハハッハハハハッハハ痛かったよねアアハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハッハハハッハハハハハハッハハハハハハッハハ悲しかったよねアハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハァハハッハなにもできないでこめんなさいアハハハハハハハハハハハッハハハハハッハハハハッハハハハハッハハハハハハハハハッハハハハハッハハハハハハハッハハハハハハハッハハハハハハッハハハハッハハハハッハハハハハ生きてごめんなさいハハハッハハハハハハハハハハハハアハハハハハハハハハハハハハハハアッハハハハハハハハハアハハハハハハッハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハッハハハハハハッハハハハハハハハハハハハアハハハハハハハハハハハハハハハアッハハハ壊れてハハハハハハアハハハハハハッハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハッハハハハハハッハハハハハハハハハハハハアハみんなみんなハハハハハハハハハハハハハハアッハハハハハハハハハアハハハハハハッハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハアハハッハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハアハハハハハハハハハハハハハハハアッハハハハハハハハハアハハハハハハッハハハハハハハハ死んじゃったハハッハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハアッハハハハハハハハハアハハハハハハッハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハアハハ生き残ったッハハハハハハハハハッハハハハハハハハハ1人ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハアハハハハハハハハハハハハハハハアッハハハハハハハハハアハハハハ救いハハッハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハアッハハハハハハハハハアハハハハハハッハハハハハハハ守るハハハッハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハアハハッハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハアハ自分だけハハハハハハハハハハハハハハアッハハハハハハハハハアハハハハハハッハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハアッハハハ結局ハハハハハハアハハハハハハッハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハアハハッハハハハハハハハハッハハハ僕はハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハ無力なハハハハハアハハハハハハハハハハハハハハハアッハハハハハハハハハアハハハハハハッハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハアッハハハハハハハハハアハハハハハハッハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハアハハッハハハハハハハハハッハハ人間だったハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハアハハハハハハハハハハハハハハハアッハハハハハハハハハアハハハハハハッハハハハハハハハハハッハハハハハハハハハハハハッハハハ
ゴ メ ン ナ サ イ
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ーーーやっぱりね
ーーー僕はね
ーーー君たちと笑って遊んで、たまに泣いたあの日々が
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