「あ~、いい天気……」
とりあえず、現実から逃げてみました。
何でかって?だって、さ、目の前に、こんなのがいるんですもの。
「らららららら、らららららら、ららららららら~♪」
……何故、KA〇A?!
しかも、見事なあのヒップダンス!
……ま、そこまではいいんだけど、踊ってんのが、
真っ白な、犬。
「あ、犬じゃないよ~。狼ですよ~。がるっ」
「しかも、普通にしゃべってる~!?」
(何故か)青いツナギを着た白馬の上で、私はぼ~ぜん、あぜん、大絶叫。
「ふ~、いー汗かいたぜ(キラッ)」
なんでそんなさわやか?!てか、後ろ足で立ってるし!
「狼が立っちゃいけないって法律がどこにある?どっかの馬鹿条例みたいな、そんな理不尽な法律でもあるというのか?!弁護士だ!弁護士を呼べ!!」
「人の心を読んだ!?しかもなんか、すっごい理知的っぽいこと言ってる?!」
「ま、冗談はこれくらいにしておいて、と。……茜ちゃん、だね?」
「あ、は、はい」
何であたしの名前を知ってんの、この犬?
「だから犬じゃないって!お・お・か・み!うるふ!そこのところ夜露死苦」
なにその一昔前の暴走族みたいなの?!
「・・・わかった?(ぎらり)」
「はひ!わかりました!」
食われる!食われる!目の前におっきな牙が迫ってる!!
「大丈夫。人間なんか食わないよ。……違う意味なら別だけど(にやり)」
「て、貞操の危機?!」
「うそうそ♪くくく。……で、もうどこに逝くか決めた?」
あの、字が変ですが。
「細かいこと気にしちゃだめです。で?どうなの?」
「う。まだ、だけど……。それを知ってるってことは、貴方(?)も、管理者とか言う人たちの仲間なの?」
「管理者じゃないよ。観測者、兼、記録者、ね。あんな化け物や変態どもと一緒にされたくないね」
うん、気持ちはすっごくわかる。
「さて、それじゃあ、迷える茜ちゃんのために、いい物を差し上げようと思う」
「……なに?」
あ、やな予感。
「そんなに引かなくていいよ。はい、これ(べっ)」
「どこからだしてんのよ!?うぇ、よだれまみれ……って、なにこれ?」
その(自称)狼が、口の中から出してあたしに渡したのは、
「K-POP全集???????……NAZE?」
「ん?僕が好きだから♪」
「そんだけのことかい!!」
こんなもの、いったいなんの役に立つと?!
「甘く見るな!!あのK〇RAのヒップダンスはすべてを魅了するのだ!それこそ、美小女に見境無い覇王娘も、自称人徳の天然娘も、血を見ると興奮するあのにーと娘も!すべてが見入ってしまうという最強の音楽!神をも倒す天の覇者なのだ!!」
目をめらめらと燃え上がらせて、沸騰するんじゃないかって言うくらい、燃え上がって叫ぶ自称狼。……なんか、すっごい説得されそう。
「それで連中の気をひいて、貞操を守るための”時間稼ぎ”にするといい。あ、あくまで時間稼ぎにしかならないから、そのつもりで」
「意味あんのそれ?!」
「つーわけで、ぼくのできることはこれだけ。じゃ、とっとと逝ってらっしゃい♪」
だからそれ字が……!!
「突っ込みは受け付けません。あ、それの返品もね♪では~!!」
ぴゅーん。
と、そいつはあっという間に見えなくなりました。
ぼーぜんとする私の手には、さっきのK-POP全集だけが残りました。
「……なんだった、の……?」
ぶるっ(知るか)
~次に続く~
ららら、ららら、ららら、ららら、らららららら~♪
KAR〇は今世紀最高の歌姫じゃ~!!
解散しないでくれ~!!
・・・・・・・てなわけで(どういうわけだ)。
無茶振りには無茶振りで答えちゃる。
脈絡?話の筋?あにそれおいしーの?
そういう感じなんで、次の人、宜しくお願いしますね~。
・・・・・ね?ジョージさん?クスクスwww
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はいは~い。
リレー小説入れますね~。
どうなるか知らんけどww
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