星の手によってコロウカン陥落
星の話では、同行していた関羽が一番高く旗を掲げたらしい
星いわく「すみませぬ・・・油断しておりました・・・・」とのことらしい
一刀「あとは洛陽だけ・・・かな?」
風「そうですね~・・・おにーさん」
一刀「ああ、遅いな」
兵「蒼将軍ご帰還!・・・ですが・・・・」
一刀「何かあったのか!?」
兵「外傷激しく・・・・」
風「あ、おにーさん・・・まってなのです」
一刀「蒼・・・・蒼・・・・」
白蓮「どうした?そんな・・・うわぁ」
雛里「大丈夫ですか?「ああ」一刀様どうしたのでしょう?」
風「待ってなのです・・・あ、白蓮ちゃん、雛里ちゃん」
白蓮「風、一刀は何であんなに急いでいるんだ?」
風「蒼ちゃんに何あったようなのです・・・・」
二人『!!』
白蓮「そうか・・・・私は兵を見てくる・・・・一刀を頼んだぞ・・・・風」
風「・・・モチロンなのです・・・・では、失礼するのです」
雛里「一刀さん・・・・」
一刀「蒼!」
兵「これは北郷様・・・・蒼将軍は今は寝ておられます・・・・やっと眠ったところ・・・・お静かに・・・」
一刀「あ・・・ああぁ・・・すまない」
兵「いえいえ・・・・では、私は失礼します・・・・」
一刀「ご苦労」
兵はペコりとお辞儀をして・・・・他の天幕に歩いていった
一刀「蒼・・・・」
風「おにーさん・・・・今は蒼ちゃんのそばにいてやってください・・・・後のことは風たちが何とかするのです」
一刀「・・・・・たのむ」
風「モチロンなのですよ~」
風「ふぅ・・・・・あんなおにーさんはもう見ないと思っていたのですが・・・・甘かったようですね・・・」
稟「風・・・・一刀様は・・・・?」
風「あ、稟ちゃん。おにーさんは今は蒼ちゃんのそばに・・・・何があったか・・・・わかりますか?」
稟「私も兵から聞いた程度しか・・・「聞かせてください」わかりました・・・・ここではなんですから・・・私の天幕に・・・」
稟「適当に座ってください・・・・私が聞いたのは・・・・張遼との戦いの最中に何かあったと・・・」
風「何か?風たちからも曹操さんの軍が張遼さんを囲んだのは見えましたが・・・・」
稟「すみません・・・・いい情報を持っていなくて・・・・」
風「・・・先ほど蒼ちゃんの体をちらっとみましたが・・・・わき腹に青あざが・・・・」
稟「骨でも折れたのでしょうか・・・・?」
風「あの蒼ちゃんがですか?風も何とかおにーさんと仕合してるのは見てますが・・・・体は丈夫なほうですよ?」
稟「深手を負わざる得ないほど・・・張遼が強かったとしたら?」
風「んー・・・・実際張遼さんに話を聞ければ・・・「よんだか?」うぇ!?」
稟「張遼!・・・なぜあなたが!?」
張遼「まてまて・・・うちは争いにきたんやない・・・ただ、あの蒼い旗の将のことが気になってな・・・」
風「蒼ちゃんですか・・・・今は寝てるのです」
張遼「そうか・・・・」
稟「張遼・・・一体何があったのです!?」
張遼「・・・・うちがみたんわ・・・・あの子が夏侯惇に蹴り飛ばされたとこだけや」
風「蹴り飛ばされた!?」
張遼「そうや・・・うちを曹操のトコロにつれていくって言った時な・・・あの子止めたんよ・・・・夏侯惇の袖をひっぱって・・・・」
風「・・・・蒼ちゃんは・・・・その時武器は構えてましたか?」
張遼「戦いは中断してあった・・・恋、呂布が撤退したあとやからな・・・・」
稟「・・・・おおよそはわかりました・・・・けど、アソコまで痛めつけられるというのは・・・・」
張遼「関係ないかもしれんが・・・・うちが曹操んとこに行くときにちらっとみたのは・・・フードかぶった女?があの子のすぐそばにいたってことや・・・それ以上はわからん」
稟「フード?・・・・風、わかりますか?」
風「おそらく・・・・軍師の洵イクさんでしょう・・・・軍儀のときに少しみましたが・・・・それっぽい服装でしたし・・・」
『蒼将軍が目をお覚ましになったぞぉぉぉぉ!』
風「おや?・・・・直接聞いたほうが早いかもしれませんね・・・・」
稟「ええ、そうですね・・・・では、張遼さん失礼します」
張遼「うちもいきたいが・・・・またにするわ」
風「そうしてください・・・・」
蒼「・・・・・ご主人様?」
一刀「蒼!よかったぁぁ!」
蒼「ご主人様・・・・苦しい・・・・」
一刀「あ、ごめん・・・・でも、よかった・・・・本当に・・・」
蒼「ご主人様・・・・泣かないで・・・・蒼、どこにもいかない・・・・」
一刀「蒼・・・」
風「おにーさーん・・・・そろそろ風たちも蒼ちゃんとお話したいのですよ~」
一刀「ふっ風!?いつからそこに・・・・」
風「おにーさんが蒼ちゃんに抱きついたところからでしょうか」
一刀「・・・・たのしいか?」
風「もちろん!」
一刀「そうか・・・それじゃぁ、蒼・・・・ゆっくり休めよ」
蒼「ん・・・わかった」
風「蒼ちゃん・・・よかったですね・・・」
一刀「・・・・」
風「・・・おにーさん、よくないお知らせです」
一刀「・・・・聞こう」
風「・・・・蒼ちゃんの外傷・・・・どうやら曹操さんのところで何かあったみたいです」
一刀「曹操・・・?」
風「・・・さっき、張遼さんが来て・・・蒼ちゃんは蹴られたらしいのです」
一刀「・・・・」
風「蹴られたときにアバラを・・・・おそらく二本程度は折ってます」
一刀「・・・・・・」
風「・・・・おにーさん、おにーさんがつぶすというのなら風たちは何も言いません・・・・ですが・・・今はまだ・・・・待ってくださいませんか?」
一刀「待つ?」
風「そうです・・・・最低でも・・・・この連合が解体されるまで・・・・」
一刀「・・・・わかった・・・・」
風「ありがとうなのです・・・・」
・・・・・
風「・・・水ちゃん」
水「はい・・・風様」
風「・・・洛陽には董卓は?」
水「先ほど見てきましたが・・・・逃げたようです・・・」
風「一応聞きますが・・・・暴政などは?」
水「一切事実無根・・・・むしろよくなっておりました」
風「そうですか・・・・ありがとなのです」
水「いえ・・・・」
風「・・・・正義の連合軍とはよくいったものです~」
一刀「・・・・・」
覇王といわれる曹操・・・・くだらん
大徳の王、劉備・・・・理想だけの甘いやつだ
名門袁家当主、袁招・・・・わがままな餓鬼が
同じく袁家、袁術・・・・名門など不要
麒麟児、孫策・・・・利用価値はありそうだ
馬一族・・・・捨て置け
くだらん連中ばかりだな・・・・所詮英雄といわれるやつらも人
いくら強かろうが・・・・・ふん!考えるだけ無駄というやつだ
一刀「このまま行けば・・・・・逆賊か」
水からすでに董卓が洛陽にいないのは聞いている・・・・目的だった人物がいないのであれば何のための連合か・・・・
一刀「ドノ道、食うか食われるかの時代・・・・存分に足掻け」
そうでなくては・・・・・・オモシロクナイカラナ
曹操・・・・劉備・・・・・貴様らは楽に殺しはしない・・・・・
懇願するまで・・・・・な
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そろそろおわり~