一刀「どこも厳重だな・・・・風、孫策に近づくにはどうすればいい?」
風「そうですねぇ~・・・・夕方、人が多い時間帯にまぎれて入るというのは?」
一刀「俺は大丈夫だが・・・・風は・・・」
風「おや?風を見損なわないでくださいよ~・・・・といいたいですが・・・・風は宿で寝てます・・・・おにーさん一人で大丈夫ですか?」
一刀「ああ・・・・なら・・・・また後でな」
風「了解なのですよ~」
一刀「さて・・・・早速入りますか・・・・・」
孫策「冥琳・・・・母様の墓参りいってくるわね」
周喩「一人でか?誰か護衛を・・・・「いらないわ」だが」
孫策「大丈夫よ・・・・それじゃぁね」
周喩「はぁ・・・・嫌な予感がするが・・・・・」
一刀「さてと・・・・ここは・・・・まだ城の外か・・・・ん?あれは・・・・孫策」
一刀「・・・・幸運と見るかどうか・・・・どこに向かっているんだ・・・・墓か?」
孫策「母様・・・・ようやく呉を取り返したわ・・・・見てて・・・・私が作る未来を・・・・」
一刀「(あれが・・・・孫文台の墓か・・・・ん?)」
一刀(俺以外にも・・・会いに来たやつが・・・・・違う!あれは・・・・暗殺か!?)」
一刀「(ちっ・・・人を呼ぶのはスキではないが・・・・・仕方あるまい)」
孫策「さぁ・・・・帰るわね・・・・また来るわ「伏せろ!」え?」
『ザシュッ!』
一刀「っ!・・・大丈夫か?孫策」
孫策「あなたは・・・・北郷・・・・何をして・・・・!?」
一刀「ぐわぁぁぁぁ!くっ!忘れ物だ!」
孫策(矢を抜いてどこへ投げるのよ・・・・『ぐわっ!』なっ!?)
一刀「はぁ・・・はぁ・・・・孫・・・・策・・・・話がある・・・・・」
孫策「それより・・・・誰か!誰か!!」
周喩「どうした、雪蓮!?こいつは・・・・」
孫策「この色・・・・冥琳、これは毒よ!急いで医者を!」
周喩「わっわかった・・・すぐにつれてくる」
孫策「死んではだめよ・・・・私はまだ話を聞いてないわ」
一刀「ふふ、もちろんそのつもりだ・・・・」
周喩「雪蓮!つれてきたぞ!」
華陀「俺の名は華陀・・・・俺の患者はどこにいる?」
孫策「こっちよ・・・・彼よ・・・・」
華陀「ん・・・・一刀!お前がなぜここにいるんだ!?」
孫策「知り合い・・・なの?」
華陀「ああ・・・親友だ・・・・どうせお前のことだ・・・・彼女をかばったのだろう・・・・少し、二人っきりにしてくれ・・・・」
孫策「わかったわ・・・・冥琳いくわよ」
周喩「わかった・・・・後を頼む」
華陀「ああ・・・任せろ」
華陀「起きろ・・・・起きろ・・・・一刀」
一刀「ん・・・・誰だ?・・・・」
華陀「俺だ・・・・華陀だ・・・・」
一刀「華・・・・陀・・・・?」
華陀「おいおい、親友の名を忘れたのか?」
一刀「なんで・・・・ここに?」
華陀「このあたりにいる患者を見にきていた・・・・ソレよりお前がなぜここにいるんだ?」
一刀「俺は・・・・孫策に話を・・・・」
華陀「まだ動くな・・・・針が聞いてるとわいえ、毒を受けた身だ・・・・しばらく安静だ・・・・いいな?」
一刀「そんなこと・・・・時間が・・・ないんだ・・・・はやく・・・・伝えないと・・・・・」
華陀「誰に何を伝える気だ?」
一刀「風に・・・・連れが宿にいる・・・・この街で一番でかい宿だ・・・・彼女に・・・・伝えてくれ・・・・」
華陀「ああ・・・・伝えよう・・・・だから・・・・」
一刀「華陀・・・・お前、口笛吹けるか?」
華陀「ああ・・・・すこしなら・・・・」
一刀「なら・・・・彼女と共に影で・・・・魏にいけ・・・・華琳に・・・・」
華陀「おい!一刀!?一刀!・・・・よかった・・・・眠っただけのようだ・・・・」
華陀「おっと・・・・こうしてらレナいな・・・・よいしょっと・・・・この街で一番でかい宿は・・・・あそこしかないな・・・・」
華陀「かわいい寝顔しやがって・・・・さぁ、いくぞ」
風「ふぅ・・・おにーさん遅いですねぇ~『おーい』おや?」
華陀「おーい、北郷の釣れの人~」
風「はいは~い・・・おや?アナタは・・・・」
華陀「俺は華陀、一刀の親友をやってる・・・・あんたが一刀の連れって事でいいんだよな?」
風「そうなのですよ~、風は程イクというのですよ~・・・・おにーさん?」
華陀「いま、一刀は眠ってる・・・・彼からの伝言だ・・・・『俺は孫策を狙ったやつの矢をかばって毒をもらった・・・・しばらく動けない・・・だから、華琳にこのことを・・・・』以上だ」
風「そうですか・・・・フフフ、おにーさんらしいですね・・・・」
華陀「ああ、最後に程いくさんと俺で魏に行くように言っていたが・・・・何か起こるのか?」
風「そうですね・・・・このままでしたら・・・・華琳様が・・・・魏がここに到着してしまうのですよ」
華陀「武力侵攻・・・ってことか・・・・なら、一刀を魏に移さないと・・・・」
風「おそらくおにーさんは風と華陀さんを逃がすためにいったのでしょうね・・・・おにーさんは優しすぎるのです・・・・風は華琳様を止めに行ってくるのです・・・・あの・・・おにーさんのことは・・・・」
華陀「ああ、任せろ・・・・責任もって直してやる・・・・だから・・・・」
風「わかったのです~、これは風が今までためてきたお金です・・・・おにーさんが完治するまでの宿代に使ってください・・・・では、行ってくるのです」
華陀「・・・・一刀・・・・生きて・・・・また、語り合おう・・・・必ず・・・・」
風「・・・・おねがいです・・・・もっとはやく・・・・はやく・・・・・」
影「ヒヒーーーーン」
風「・・・・ありがとう・・・・なのですよ・・・・」
兵「とまれ・・・・・おい!」
兵「だれか!その馬を止めてくれ!」
春蘭「とまれぇぇぇ!お前は!?」
影「ブルルルル」
秋蘭「姉者どうした?・・・・おまえは・・・・影ではないか・・・・北郷は・・・・どうした?」
風「それは風がお伝えするのですよ・・・・・華琳様・・・ただいま戻りました」
華琳「ご苦労・・・・何があったのかしら?」
風「はい・・・・単刀直入に言いますと・・・・おにーさんは・・・・毒矢を受けて『ガタンッ!』落ちついてください」
華琳「落ちついてられるはず・・・・風・・・一刀は・・・・一刀は無事なの!?」
風「はい・・・幸いにも華陀さんがいましたので・・・・大事には至っておりません・・・・今は建業にて静養中でして・・・・」
華琳「そう・・・わかったわ・・・・風・・・・一刀が動けるようになるまで・・・・どれくらい掛かるか・・・わかるかしら?」
風「そうですね・・・・早くても・・・・・一ヶ月は掛かるかと・・・・」
華琳「そう・・・・なら、行軍速度を通常の半分にするわ・・・・いいわね?」
『御意!』
華琳「風・・・・もう一度一刀の元に行ってくれるかしら?」
風「わかったのですよ~」
華琳「ふぅ・・・・やはり貴方たちも・・・・行くつもりね・・・・」
華琳「止めはしないわ・・・・・だから・・・・一刀を守って・・・・・コレは私個人のお願いよ・・・・」
華琳「・・・・一刀・・・・あなたがいなくなる世界なら・・・・私はいらないわ・・・・」
あとがき
さて次回はどんな風にしましょうかね
ちなみに華陀は一刀にほれております
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