No.1050039

幻想郷のジャハンナム 第一話「ジャハンナムの幻想入り」

ジャハンナム(地獄)の一部が幻想入りするお話。

2020-12-31 15:10:16 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:370   閲覧ユーザー数:370

「ぎゃああああ!!!熱い熱い熱い!!!!!!」

 

せめたてる幻想の炭火、幻想の炭火と違って、現実的な火の炭火は、それよりも熱い。

転がりまわる重罪人達、嬉々としてせめる、咲夜と京都。

足だけでも十分苦しいのに、それを全身に浴びるのである。

転がりまわる程苦しく、痛いのが、ジャハンナム、いわば、ゲヘナの火である。

 

幾万規模の地獄で地道に苦痛が収納されている。

何千万もの罪人が焼かれているのである。

 

そんな中、その一部、咲夜と京都が属する集団と重罪人達が幻想入りしたのである。

 

状況は、いわば、混沌として、いきなり、主導権が神から神へと、移ろったのである。

幻想郷の神、全世界の神とは、区別される部分的な主権を持つ神は使者を送った。

幻想郷の地下深くにて、ガギエルという天使が権威を持って、訪ねて来たのである。

 

「私はガギエルという天使だ。あなた方の中の咲夜と京都、ジャハンナムを知らしめる為に、使徒として、私が遣わされたのだ。

使徒の使徒として、幻想郷に地獄の存在を広めるのだ。」

 

こうして、幻想郷にて、咲夜と京都が復活し、広く幻想郷を知らしめるべく、使徒の使徒として、派遣されるのだった。


 
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