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No.1040761
みらくる☆さん
「俺のサンダルを使ってください。 買ったばかりなので未使用品ですから大丈夫ですよ それにお祭り、楽しみにしてたんですよね?」 瑞貴「そんな。悪いです」
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立花「いいじゃないですか、ここはお言葉に甘えましょうよ」 そういって指を治療すると、サンダルを履くしか選択肢はなくなった 何度も頭を下げながら、おろしたてのサンダルに足を通す 立花「ほら、支えてもらってください」 (彼女、俺の気持ちに気づいているようだな…) 瑞貴「大丈夫よ、そこまで迷惑は…きゃっ」 一歩踏み出してひっくり返る彼女を支える 結局移動中は自然と肩を貸すことになってとってもいい気分だ 彼女のお祭り好きは相当なようで、縁日の出し物に 子供のように興味を示し、楽しんでいる 今も俺たちを放置し、射的に一生懸命になっていた 足も思ったより悪くはないみたいだ 立花「小学校のころからずっとあの調子なんですよ 見た目はすごく大人な感じなのに」 「それより、気を遣ってくれてありがとう」 立花「真面目そうで、優しい方だと思ったんです 頑張って下さい まぁ、すごく鈍いのは昔からなので そこはちょっと厳しいかもですが」 それを聞いた俺の表情から十分理解していると読み取って 大きくため息をついた その時 瑞貴「めぐみちゃん やったよー!」 クマのマスコットを手にはしゃぐ彼女に駆け寄る立花さん やがて俺の方にきて 瑞貴「今日のお礼です」 クマのマスコットを渡してくれた 「え?俺にですか あ、ありがとうございます」 こ、これは彼女からの初プレゼントではなかろうか そう思うと顔が緩みっぱなしになる 瑞貴「見てめぐみちゃん。あんなに喜んで ヒゲクマくん大好きなのね!ゲットしてよかったわ」 立花「やっぱり、まだまだ難しい」 瑞貴「ん?」 立花「いやいや、こっちのこと それより、帰りも一緒に帰ること。いい?」 瑞貴「当然でしょ 靴返さなきゃならないもの 立花「…まぁ。そうだけど」 (彼も喜んでいるようだし これはこれでOKかもね) こうしてお祭りは大満足のうちに終わった (とてもいい思い出になったな) ++++++++++++++++ 漫画だったらこの後返してもらった靴に頬ずりしそうですねw これもおんぶだろう思ったら 皆様慎重! まだ慌てるような時間じゃないですね この連載は ねこ鞠 様 hybrid-jp 様 Gonzou 様 ばべる 様 ryuga 様 毘沙門天 様 dokujyu 様 Yokke 様 ニジョウ チダロ 様 こみゅ 様 大狼 様 hana 様 以上の皆様からのご支援で成り立っております 感謝なのです!愛してます
2020-09-12 05:23:28 投稿 / 889×1000ピクセル
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「俺のサンダルを使ってください。
買ったばかりなので未使用品ですから大丈夫ですよ
それにお祭り、楽しみにしてたんですよね?」
瑞貴「そんな。悪いです」
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