こんにちは。

過去作をいろいろ拝見させて頂きましたが、若干頭でっかちになっているような気がします。（絵のことではなく、考え方のことです）

アドバイスです。
長くなるので気を張らずに読んで下さいー。

そもそも、「物体の見方」から改めた方が良いと思います。
目に映るモノをよく観察しましょう。
しあわせうさぎさんは、多分イラストを一生懸命描こうとしていませんか？
イラストというのは、現実の物体を簡略化（デフォルメ）したものです。なので、現実の物体のカタチを把握できていないと、イマイチうまく描けません。

この絵で具体的にいうと、例えば「手」の形が不自然です。
これは「上手い下手」という問題ではなく「手のカタチを把握していない」という問題です。

他にもあるのですが、私からのアドバイスとしては3つ。

①いつも現実で見えている物体を、よーく見て下さい。
“聞き耳を立てる”ならぬ“見え目を立てる”ですかね＾＾；
これで、物体把握能力が養えます。

②ひとつひとつ部分的にデッサンする。
まずは手をたくさんデッサンする、とか。
手はすぐにデッサンできますし、なんなら紙の上に手のひらを乗せて、輪郭を鉛筆でなぞれば、それでデッサンの第1歩ですし、結構正確に描けるものです。そこから「逆から見た手」「チョキしている手」「モノを握った手」など、デッサンしていきましょう。デッサン中は①を意識しておいて下さいね。
※恥ずかしながら、例として私のデッサンを付けておきます。10年ほど前ですが当時の師匠に「お前は手を理解していない」と言われ、何回も描かされたものの一つです。（その後「お前は球体を理解していない」と何度もタマゴを描かされました。そのおかげで頭が描けるようになりました）ここまで本格的じゃなくてもいいですよ。できる時間に楽しくが一番です。

③好きな絵師のイラストをトレスする。
トレーシングペーパーを買ってきて、たくさん写しましょう。コレ楽しいですよ♪
デッサンをたくさんやった後に、今度はたくさんトレスすると、なお効果的です。始めるのは②③どちらが先でも良いです。トレスをやることで、腕がイラストの描き方を覚えてくれます。まとめて交互にやることで、現実とイラストのデフォルメの仕方が段々わかってくる練習法です。

一番大切なのは、やっぱり①ですので、普段から意識して下さい。
私も今、壁にぶち当たっていますが、アドバイスをもらい頭で理解できても、そう簡単に仕上がってくれないものです。
普段の感性と、経験（練習）があってこそ自分の作品となるものだと、思いました。

最後になってすみませんが、絵に対するコメントを。
顔（頭部）はちゃんと可愛く描けていると思います。（東方ですか？今まで全く知りませんでしたが、この絵を見てキャラをググりました）
特に目は過去のアドバイスを全て生かされていると感じました。その要領で手や指、足などもいきましょう。服のシワなどはその次だと思います（難しいので）。

がんばって下さい（＾▽＾)ノシ
長文最後まで読んでくれてありがとうございますｍ(_ _)ｍ