投稿:ちゃくすけ 12/08/08 02:11 50pt. 受付終了
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1.
回答:
匿名希望
12/08/08 05:49
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色に関してですが、
光る狼に注目させたい絵なのにも関わらず、背景の単純な安っぽい色味のほうが悪い意味で目立ってしまっていると思いました。
月の色がまっ黄色で塗られていますが、それが浮いてしまっていますね。この絵だと白く光る月のほうが似合うと思います。あと、空も色味が青すぎますね。もっと紺碧の、濃い黒っぽい青でいいと思います。
背景の前景に描かれている木々の色はとてもいいと思いますし、構図も人物画もいいと思います。
がんばってください。あなたの絵、好きです。
返信: ちゃくすけ 2012-08-08 18:13:50
もったいないお言葉ありがとうございます。
今回は(バケモノを含めて)背景に力を入れたつもりでしたが、確かに(無意識ですが)安っぽくまとめた部分がありますね。
近景・中景・遠景の順に描いたのですが(普通は逆なのでしょうが、近くから描いてだんだんとイメージを固めていきました)遠景がやり切れてないですね。
月にしても何パターンか色相を変えて選びました。
画面全体が青系になる(夜景・(実は)狐が青白くなる)予定だったので、月は補色になるオレンジ系にしました。
ドロドロした雰囲気になるかと思ったのですが、逆に安くなってしまうとは。このあたりのセンスは磨かないといけませんね。
空は完全に無策でした。月と雲で満足していました。空はグラデーションをかけただけでほとんど手を入れてません。何か足りないと思っていたのはそこだったのですね。
手抜きにもほどがあります。以後気をつけます。
色の統一感だとか全体のまとまりなんかは、多くの作品にあたって感性を磨かないと身につかないものみたいですね。
特に色はセンスを鍛えないと。
うーん、こうして改めて見ると確かに月の黄色が安っぽいですね。
サムネで見るとよくわかります。
今回も大事なポイントを教えていただけた気がします。
ありがとうございました。
2.
回答:
-(3)
12/08/09 00:27
お礼 50pt.
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はじめまして。
ちゃくすけさんがどのような色の選び方をしてるかわかりませんが、
「こういう状況だからこの色でこういう風に描く」と、決めてしまうのではなくて
何を描くかに合わせて状況を作り上げていく…のがいいのかなぁ、と私は考えてます。あくまで持論です。
描かれている物の中でどれを一番見せたいか、を考えると色の計画がしやすいと思います。
そして色は"光"と密接な関係にあります。
光る狼がメインで、女の子がサブと考えて修正してみました。
狼のほかにも画面手前に光源がある設定のようなのですが、
光るものをメインにするのにあえてそうする必要があるのかな、と思ったので
女の子のほうに影をドンと落としています。(左図)
ただこれだと女の子がやや見えづらくなっちゃうので
それがダメでしたら、手前から質の違う弱めの光を入れてみるなどすると(右図)、
目立ちすぎず消えすぎずでいてくれるかと。
遠景はほとんど修正してないです。が
月が大きすぎると思ったので小さくしました。プラス雰囲気出すために上から雲を。
色味に関しては狼の補色ということなので同じにしてます。おどろおどろしさを出すなら、鈍い赤とかでもいいかもと思います。
上の方も仰っていますが、空の塗り方がただのグラデーションなのは気になりますね。
状況設定とその構図、描き込みの量などは、すごくいいと思います。
キャラの表情も絶妙で好きです。
ほんと、応援してます。
長々とすみませんでした。
画像は参考にしていただけると幸いです。
返信: ちゃくすけ 2012-08-10 17:28:38

アドバイスありがとうございます。
画像に加工までしていただき、大変参考になります。
お返事遅くなりまして申し訳ありません。次の作品の線画が手強くて、そちらに集中してましてこちらに来てませんでした。
お話にあるように「何を一番見せたいか」というのは重要なポイントだと思います。
今回の作品で何にポイントを置きたかったのかを考えてみると・・・「バケモノ(非日常)と女の子(日常)のギャップ」かと思います。
非日常を否定することもなく冷静に対処できる訳でもなく、「あれー、困ったぞー・・・えへへ」とニガ笑う女の子。
そう考えると女の子はどう扱うべきなのか?ですよね。
実はいつも悩むのがここなんだと思います。
つまり、苦労して描いたものの全てにスポットを当てたいと言う親心(笑)
例えば、今回のトリミング前のマスター画像をアップしてみます。
ご覧の通り、月の上にも女の子の足元にも空間があります。できれば、作品の全部を見て欲しいという思いと、作品として完成度をあげるなら「バッサリと切る」必要があるという思いがせめぎあっています。
今回は今までにないくらいのバッサリ感になっています。
トリミングの例でお話しましたが、どこを見せるかというのも同じ事ですよね。どこをバッサリと処理するのかという問題です。
作品として完成度をあげる為には必要な「バッサリ」なんですが、「全部が可愛い我が作品、全部みてあげて欲しい。」という、「ゆとり教育思考」が邪魔をしています。(私はゆとり世代ではないのですが・・・)
そんなこんなでこんな作品になっているみたいです。
要するに、どっちつかずでポイントが定まっていないので、「作品」として主張しきれてないということですね。
絵としてのポイントの主張の仕方は、トリミングだけでなく、明暗でもしないといけないし、それ以外でも可能性を求めて、バッサリといかなければならない。
これって大事ですよね。作品の完成度に関わる問題ですから。
この事は次の作品ではしっかりと反映させてみたいと思います。
私は色をどうやって選んでるのでしょう?
・・・うーーん、スタートは既存のイメージからですね。芸術肌の方には怒られるでしょうが、「空は青い、雲は白い、月は黄色い」みたいなトコロがスタートです。
そこから全体のバランスを見て、色相が偏らないように釣り合いを取って選択しています。全体に赤っぽいとかいうのも作品としてアリなのでしょうが、無意識のうちにバランスを取っています。
今回なら、赤系(鳥居と袴)と青系(バケモノと夜景)でバランスをとっています。
恐らくはこのパターンばかりになってはいけないのでしょう。
今回、修正していただいた画像のような「どちらかに偏った色の見せ方」というのもあるのですね。
見せたいものとの兼ね合いになるでしょうが、これも考慮すべき大事な事だと思います。
またまた長文になってしまいましたが、本当にありがとうございます。
皆様のありがたいアドバイスで課題が浮き彫りになっていくのは、作品を創るうえでとても励みになります。
今回も貴重なご意見をいただきまして、ありがとうございました。
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