No.814522

【サイバ】カオス団の朝食+α【交流】

古淵工機さん

たまにはのんびり朝食でも。
普段は敵同士でも、たまにはこうして和気藹々とねw

■出演
ルグナル:http://www.tinami.com/view/778543

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2015-11-19 21:59:56 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:795   閲覧ユーザー数:768

ある日の朝、カオス団アジト。

 

「…あーぁ…朝飯どうしよかな…」

ため息をついているのは総統のルグナル・ガルシオーネ。

彼女は悩んでいた。悩みというのも、今日の朝食の献立であった。

 

「…えーと、ご飯に卵に玉ネギにツナ缶かぁ…あとSelia'sで買ってきたハーブソルトに…。…!!」

ふと、何かをひらめき台所へと向かうルグナル。

「~♪」

まず、フライパンに油を引き、ツナ缶、刻んだ玉ネギとピーマン、それにハーブソルトを混ぜ込んだご飯を軽く炒め合わせる。

「この辺でケチャップを…と」

先ほどのご飯にケチャップを入れ、さらに炒め合わせばケチャップライスの出来上がり。

 

「で、バターを一かけら…っと!」

先ほどのフライパンにバターを熱し、溶き卵を流し入れて軽く混ぜ合わせながら焼き上げる。

そして出来上がった薄いオムレツを、ケチャップライスの上に乗せると、ルグナルはケチャップとマヨネーズを卵の上にかける。

 

…朝食の時間。部屋にやってきたのは草刈りを終えて戻ってきたデュカ・ヴェリーナ。

「おざーす!…おや、オムライスですかボス」

「うん、まぁあり物で作ったツナオムライスなんだけどなw」

「ツナ缶でオムライスっすか?」

「まぁ騙されたと思って食ってみな」

 

勧められるがままに、デュカは一口。

「…旨い!ツナ缶でこんなオムライスができるなんて!」

「鶏肉が手に入らなかったらぜひ試してもらいたいメニューだw」

すると、玄関の呼び鈴が鳴った。

「はーい…ってうわぁ!お前ら!?」

ドアを開けるとそこに居たのは、巷で噂のマイティテールズの面々。

 

「デュカ!どうした!?」

「こ、こ、こいつらいつもアタイらをジャマしてるマイティテールズですよ!?」

すると、ペディとマオのスペア姉妹が一言。

「待ちなさいって。今日は戦いに来たんじゃないわ」

「そうそう。なんか美味しそうな匂いがしたから、ついついw」

 

さらに長岡シラセ、六浦真緒、高井戸ミミナ、リン・スキリィ、ヴィクト・コリィが続く。

「悪の組織っていうからどんな感じかなと思ったけど、なんか拍子抜けよねw」

「それにしても料理上手だったのねw」

「オムライスすっごく美味しそうにゅ。お手軽メニューとは思えないにゅ」

「うんうん!」

「まぁそんなわけでちょっと冷やかしに来ただけだから…」

と、立ち去ろうとするマイティテールズだったが…。

「あっ…、おい!ちょっと待て!!」

突然、7人を引き留めるルグナル。

「な、何よ急に。パトロールの最中なんだから…」

「…その、なんだ。腹減ってないか?」

「あ…」

そう言われてみればまだ朝食を摂っていないマイティテールズの7人。

 

「…ほら、今日はこれといった悪事も思いつかないしさ…たまにはゆっくりしてけよ」

「そうそう。いつもは敵同士だけどたまには…ね」

そんなルグナルとデュカの言葉に戸惑うペディだったが…。

 

「…そうね。じゃあたまにはお言葉に甘えていただいちゃおうかしら。ねえみんな!」

「「「「「「さんせーい!」」」」」」

「よーし、それじゃあ材料もまだたっぷりあるしすぐに用意するからな!」

 

こうして、にぎやかな食事が始まった。

「…ねえルグナル」

「ん、なんだ?」

「…食べたら勝負する?」

「…いや、今日はいいや」

 

天空市は今日も平和であった。


 
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