慈愛の瞳、思案の花
雨泉 洋悠
私はきっと、贅沢なんだと思う。
こんなにも凛ちゃんの事ばかり、考えて、凛ちゃん以外の事が、見えていない自分を、自覚出来ている筈なのに、それでも私は、あの人の、唯一無二でも、居たかった。
真姫ちゃんの、もう随分と長い時間が経ってしまった、その気持ちを、解っていても、どうしても止められない。
そんな私の思いは、真姫ちゃんの、その想いとは、絶対に違うもの。
それでも、真姫ちゃんと同じ様に、あの日からずっと抱いているそれを、きっと私は、上手く説明出来なくて、だから、何も言えなくて、そんな所だけはきっと、あの日から、私は何も変わっていなくて、弱虫で、臆病者な、私のままなんだ。
「花陽、この後、ちょっと部室で待っていてくれる?」
皆が私の大切な今日をお祝いしてくれた後、皆でお片付けをしている時に、にこちゃんにそんな風に声を掛けられちゃいました。
「へ?うん、大丈夫だよ。あ、でも」
今日はいつも通りに凛ちゃんと帰るつもりでいたので、にこちゃんの方を振り向きながら、その向こうに見える凛ちゃんの方を思わず見ちゃいます。
すると、にこちゃんの視線が凛ちゃんの方を向いたかと思うと、その視界の中にこっちを向いて少し微笑む真姫ちゃんが入って来ました。
「凛、今日は花陽まだ用事があるみたいだから、二人で先に帰るわよ」
真姫ちゃんが、凛ちゃんにそんな風に声を掛けてくれています。
にこちゃんと、真姫ちゃん、少し視線を合わせただけで、もう気持ちが通じ合っちゃうんです。
「にゃ?そうなの?かよちん?」
なので、私も凛ちゃんに視線と、やっぱりそれだけじゃなくて、言葉で返します。
「うん、夜にまた、いつも通りにね」
毎年、凛ちゃんのお家と、私のお家、皆でしてもらうお祝い、またその時に凛ちゃんとは逢えます。
だから、この後、きっとちょっとの時間になっちゃうけれども、にこちゃんのお誘いに、応えたいんです。
そんな風に、どうしても、にこちゃんとも、もっと繋がりを持っていたい。
そんな事を、にこちゃんと真姫ちゃん、二人分かり合った上とは言っても、二人の大事な一緒に居られる時間を貰っちゃった上に、凛ちゃんとのいつもと変わらない時間も約束しておいた上で、思ってしまう私は、やっぱり、贅沢なんです。
「うん、わかったにゃ」
だから、そんな贅沢な私にも、何時だって最高の笑顔で、元気一杯に答えてくれる凛ちゃんが、私はやっぱり、大好きで、大切で仕方無いんです。
片付けも終わって、何時もの部室。
今さっき、凛ちゃんと真姫ちゃんが帰って、にこちゃんと二人きりになりました。
帰り際、真姫ちゃんの、
「また、後で」
と言う、にこちゃんへの呟きと、嬉しそうな横顔が、私だけには届いちゃいました。
にこちゃんと真姫ちゃんの二人の、心の繋がりの深さを感じられて、嬉しいと同時に、ちょっぴり、羨ましいなと思います。
あの日に初めて知った二人の想いが、今この形に辿り着いているなら、あの日私が真姫ちゃんにした事も、少なからずその手助けになれているのかも知れないと、そんな風に思います。
「さて、花陽、残らせて悪いわね。この後、凛に聞いているけれども、夜には凛とご家族とお祝いなんでしょ?」
そう言いながら、にこちゃんは何時も持っている鞄の中を、ごそごそやっています。
「うん、凛ちゃんの事は大丈夫。にこちゃんの方こそ、真姫ちゃん大丈夫?」
解っているけれども、やっぱり聞いちゃいます。
「ああ、大丈夫よ、気にしないで。真姫にはちゃんと全部話してあるから」
普段皆でいる時には、意見がぶつかりあったり、喧嘩してたり、あまり仲の良い所を表に出さない、にこちゃんと真姫ちゃん。
でも、そんな所も含めて、きっと普段からお互いに隠し事をすること無く、真正面から本音で話している。
それは決して、最初からそうだったんじゃなくて、にこちゃんと真姫ちゃんは、二人の時間をしっかりと積み重ねて来たから。
だからこそ、本音で話せるようになったんだ、と思います。
それはやっぱり、私には中々出来ない事だから、今も変わらずに、真姫ちゃんの事を、羨ましく思ってしまうんです。
「そっか、良かった」
私は今も、にこちゃんの前で何時だって、ちゃんと笑えていると、思います。
「ありがとね、花陽。いつもいつも、真姫の事、支えてくれて」
私はちゃんと、にこちゃんの、そんな感謝の言葉が、嬉しいです。
「ううん、私も凛ちゃんも、真姫ちゃんの事、大切だから、大丈夫だよ」
その自分の言葉に、嘘偽りが一つもない事を、自分で解っているから、だからこそ、私のこの胸の内にいつも、少しだけ浮かんでしまう靄のような、贅沢な思いは、日々の幸せと、少しの羨ましさの中で、いつの日にかきっと、ちゃんと消えて行ってくれるんだろうと、思うんです。
「うん、解ってる。だからこそ、私は安心して……」
途切れた言葉の先、そこに、どれだけの真姫ちゃんへの、心配とか、寂しさとか、優しさが詰まっていることか、にこちゃんが言わなくても、私には解ります。
「はい、花陽、これ、プレゼント」
唐突に、途切れさせた言葉の先で、私の方に差し出されたのは、小さな袋に入った何か。
「えっ?でもさっき、プレゼントもう貰ったよ?」
そうです、にこちゃんプレゼントって言っているけれども、それはもうさっき、皆からって、貰いました。
なので、自分の中で、その眼の前に差し出された事実への、反応が追いつきません。
「うん、だからこれは、皆からじゃなくて、私から花陽へのプレゼント」
そう、つまり、単純に考えて、私の眼の前に差し出されたというこの事実は、本来なら間違いなくそう言う意味な訳で。
「ええっ!」
それに気づいた時点で、私はそう言われてみれば、本来私だけを今日に部室に残らせた意味なんて、そういう事以外無いはずで、そんなことにすら、思い至らなくなっていました。
「何よ?意外?そんな、今日みたいな日に私だって部活の用事で残れだなんて言わないわよ」
そうです、そうなんです、何でそんな簡単な事に思い至らなかったのか、自分の中のさっきまで重く漂っていて、今も完全には消えること無く残る靄を恨めしく思い、思わず批難したくなっちゃいました。
「そ、そうだよね。ああ、もう私ったらおバカさんで、さっきまで自分の事ばっかり考えていて、せっかく傍に居て、私へのプレゼントのことを考えてくれていた、にこちゃんの気持ちに対して思い至らなくて。もう、ごめんなさい本当に……」
申し訳無さで涙が出て来そうで、思わず両手で、自分の顔を覆っちゃいました。
何でこうなのかな私、大切な先輩の、大好きな先輩の気持ちを、無下にしそうになっちゃって。
もう花陽は、穴があったら入り込んじゃって、もう一生出てきたくない気分です。
「花陽、そんな事無いわよ」
ふわっとした、優しくて、軽くて、小さな感触が、私の頭に、降りて来ました。
「ありがとう花陽、私の気持ちまで、最優先に考えてくれて」
その、真姫ちゃんや凛ちゃんとはまた違った、にこちゃん独特の体温が、不思議と心地よくて、少しずつ私の心の中の申し訳無さも、靄も、軽くなって、飛んで行ってしまうような気がしました。
「花陽、開けてみて」
そう言って、私へ促しながらも、その手は変わらずに、私の頭に、載せてくれたままでいます。
「うん、開けさせて貰うね」
にこちゃんのお陰で、もう花陽は落ち着いて、その中身を見る事が出来ます。
黒一色のその袋の中から出て来たのは、見慣れた三人組がジャケットに描かれた、一枚のCD。
「にこちゃん、これって」
私はきっと、驚きの表情で、にこちゃんとその三人組を交互に見ていたと思います。
更には、この部室内で一際大きく飾られた、ジャケットの三人のポスターにも思いが向きます。
「うん、三人が、ファーストライブをやった時、穂乃果達の時よりは、そりゃあ全然多かったけど、今思えば、本当に少ない、それに私も含めて、今彼女たちが受け取る視線とは、全然違う、期待に満ちてはいても、どこか見定めようとするような視線の中で、彼女たちはさ、本当に、精一杯、歌ってた、踊ってた。花陽に見せてあげたかったな、初めてのライブで、正確にこなすことに必死で、今みたいにこなれたパフォーマンスで魅せる姿とは、また違った三人の姿。特に、あんな初々しい、頑張り屋さんなツバサなんて、私でもその時にしか見れてない。それでもね、やっぱりそんな、その時の姿に魅せられたからこそ、私はここまで来られたんだけどね」
そうなんです、私は彼女たちのファーストライブには行けてなくて、それはファンの間で、伝説とも言われている、幻とも言われているファーストライブで、その時に限定で配られた、とんでもないプレミアが付いてしまっているCDが、今私の手の中にあるんです。
これは、大変です。
「で、でもにこちゃん。これって、とんでもなく貴重なもので、こんな凄いもの、私なんかが貰って良いの?」
そうです、これはファーストライブに参加した人だけに、三人が手渡しで配ってくれた、本当に行った人だけが貰えた、大切なものな筈で、にこちゃんだってそんな沢山持っている訳がないんです。
「うん、大丈夫よ。これはね、高いお金で買ったりした訳じゃなくて、その時一緒に行った人にね、いつかあげたいと思った相手にあげろ、って言われたものだから。だからね、たぶん今の私の気持ちを、一番解ってくれていると思う、花陽にあげたいと思ったの」
にこちゃんが、変わらずに私の頭を撫で続けてくれながら、言葉を続けます。
私は、そんなにこちゃんの、夕陽に染まるその姿と、優しげな赤色の瞳を見つめながら、その言葉に耳を傾けます。
「私達さ、そんなアライズに、ツバサ達に、勝っちゃったのよね。あんなにも頑張り屋で、あんなにも凄くて、私のこの学校での、二年間のほぼ全てで、神様みたいなもので、そんな彼女達にさ、私も花陽も、皆で一緒に、勝っちゃったのよね」
私はそんな言葉と、涼しげに窓の外を見つめるにこちゃんの横顔を少しの間見つめた後、視線を三人の姿に戻します。
そのにこちゃんの呟きの、意味するところの思い、優しく動くにこちゃんの手から伝わって来る、少しの寂しさと切なさ。
それは確かに、真姫ちゃんには解らないでいて欲しくて、私がやっぱり、にこちゃんの為に、解っていてあげたいことで。
「……うん、私にとっても、皆に出会えるまでの間、ずっと憧れで、一生手の届かない人達だと思っていたのに、にこちゃんと皆と、勝っちゃった」
ジャケットに映る、三人の姿が滲んで、滴が一つ、二つと、その姿を濡らします。
「うん、私達、勝っちゃった。もうあの頃の私達でも、彼女達でも、無いのよね」
そんな、寂しさと切なさなんて、きっと、私とにこちゃんだけにしか解らなくて、私はきっと、にこちゃんとだけ解り合っていたくて、こんな風に私が心の靄を表に出す切っ掛けをくれるのは、やっぱりにこちゃん以外では、わたしはもうきっと考えられないんだ。
「さて、花陽。もう一つ、お礼も兼ねて、プレゼントと言うか、何かして欲しい事があれば言いなさいよ」
にこちゃんに貰った、きっと生涯の宝物の一つになると思うCDを、大事に鞄に入れていると、にこちゃんがそんな事を言って来ます。
「お礼?何の?」
今度もちょっと、思い当たりません。
「ええとね、あれよ。あの日、私と、何よりも真姫ちゃんを支えてくれた事のお礼よ。私ね、結構あの時に花陽と凛と三人で活動していた時間がね、少しの時間だったけれども、嬉しかったし、楽しかったのよ。だからね、そのお礼を、いつかはしたいなって思っていたの。せっかくだからいましておきたいかなって」
そう言って照れくさそうに横を向くにこちゃんの横顔には、やっぱりちゃんと真姫ちゃんへの、想いが見えます。
それがちょっとだけ、さっき晴れたのとは、ちょっと違う感じがする、さっきまで私の心に乗っかっていた靄を、戻ってこさせちゃったりも、しちゃうんです。
「ええと、じゃあね」
私は、にこちゃんの想いと、真姫ちゃんの想いを見つめながら、それでもその上で、真姫ちゃんがちょっとだけでも羨ましがってくれるような、何かが、ちょっとだけ欲しいかなって、思っちゃいました。
私は、何も言わずに、にこちゃんの方に手を差し出します。
「ええと、花陽。これで良いの?」
夕陽に染まりながら、きょとんと、ちょっと戸惑いがちの視線を向けてくる、にこちゃん。
さっきまでの、凄く先輩で、上級生な雰囲気のにこちゃんじゃない、きっと真姫ちゃんだけがいつもは見れる、にこちゃん。
にこちゃんの髪を何時も彩っている、二つの赤い花、それがふわふわと可愛らしく揺れています。
「うん、なんかね、にこちゃんの事、一度撫で撫でしてみたかったの」
そんな、私らしくない言葉、今日この場所でだけ、にこちゃんの魔法にかけられたこの場所でだけ、言っちゃいます。
「にこちゃん」
名前を呼ぶと、またきょとんとした表情で、そのルビーを一滴垂らしたような、綺麗な瞳で、私を見つめてくれます。
「ずっと頑張ってくれてありがとう。あの日、私と凛ちゃんを誘ってくれて、ありがとう」
そう言うと、私は初めて、その瞳の色と同じ色へと染まっていくかのような、にこちゃんのほっぺたを、顔を、見る事が出来ました。
「撫で撫でされたの」
今日の、私達が帰った後の、花陽との事を聞いてみたら、にこちゃんがそんな事を言った。
しかも、その頬は、にこちゃんの赤色の瞳に合わさるように、少しばかり染まっていて、それは何となく、私の心をモヤモヤとさせる。
「それはどういう経緯で?」
にこちゃんの部屋、最近は良く入り浸るようになっていて、この部屋に私がいる事も、そんなには違和感は無くなって来ているのではないかなと思う。
なので、結構この部屋では私は素直になれていると思う。
つまりは、そう言う様な事も普通に、直球で聞けるようになっている訳で。
「ええと、それはね。説明していおいたとおりに、花陽にプレゼントをあげたの。それでね、何となく、私の方から先に自然と。で、その後にもう一つプレゼントに、何かしてあげるって言ったのに、お返しでされた感じかな?」
自然とっていうのはつまり、私がこの部屋にいることぐらいには、違和感なくという感じだったと言う事で。
私でも、そんな事をして貰った事は、殆ど無かった気がする。
にこちゃんたら、何だか珍しく、ちょっとボーっとして、少し遠くを見るような目で、その時の事を考えているみたいで、話してはくれたけれども、何となくその時の全部は、やっぱり話してくれていないような気もして、珍しく、モヤモヤがおさまらない。
二つ上の先輩、しかも普段は意識してはいないけれども、部長であるにこちゃんを、自然と撫で撫でしてしまう様な花陽も、大概だなと思うけれども、そんな花陽に、ちょっと悔しいとか、ちょっと対抗しようかなとか、思ってしまう私も、とっくに大分、どうにかなっている。
「真姫ちゃん?」
無言になった私の方に、意識を戻して、声を掛けて来たにこちゃんに、私はそのまま自然と手を伸ばした。
手を動かす度に、その特徴的な髪と、その瞳の色と同じ色のリボンが、ぴょこぴょこと揺れる。
にこちゃんが、微笑みながら、こちらにも手を伸ばしてくる。
「真姫ちゃんにも、撫で撫で」
にこちゃんたら、私の気持ちを、解っているのかいないのか、凄く嬉しそうな顔で私に撫でられていて、その上で、私の事も撫でてくれていて、何だか変に、愛おしさが込み上げて来て、手を止めた私は、そのまま頭をにこちゃんの手に預けたまま、その胸元に顔を寄せた。
「何か今日の真姫ちゃん、凄く可愛い」
本当ににこちゃんは、解っているのか、解っていないのか、そんな事を言って、また私の心を、蕩けさせてしまう。
だから私は、そのまま何も答えないで、背中に回した手に、力を込めた。
「あのね、凛ちゃん。私ね、来月ね、やっぱり、にこちゃんに、あげたいなって、どうしても、思うの」
お誕生日のパーティーも終わって、かよちんのお部屋で一緒に寝ようとしている時に、かよちんが、意を決した様に、そんな事を言って来た。
それは凛にとって、全然驚くような話じゃなかった。
「うんうん、それがいいにゃ」
だから、かよちんの言う事には異論無しなんだ。
そう答えると、かよちんはまた笑ってくれる。
「ありがとう、凛ちゃん。今日ね、にこちゃんと色々な事話して、物凄く大事な、大切なものを貰ったの。だからね、何か、自分の大切な何かを、お返ししたいなって、思ったの」
かよちんは本当に、にこちゃんの事が大好きにゃ。
あの雨の日に、にこちゃんと初めて会った時からずっと、かよちんがにこちゃんを見る目は、実はかよちんが、凛を見る時の目と、ちょっと同じで、絵里ちゃんを見る目とも、ちょっと同じ。
かよちんと二人で、お布団に入り込むと、今日はかよちんが凛にくっついてくる。
「凛ちゃん、私ね、本当にね、にこちゃんの事、尊敬しているの、憧れてるの。でもね、その事、にこちゃんに少しは伝わっているような気もするし、ちゃんと伝わっていないような気もするの。だからね、ちゃんと伝えようと思っているの」
かよちんが凛の背中に回した手に、少し力を入れてくる。
何だか今日のかよちんは、色々な気持ちを持て余している感じがするにゃ。
こう言う時のかよちんは、いつも以上に可愛い気がするにゃ。
かよちんの事を、ぎゅーってしてあげる。
「今日のかよちん、何だかいつも以上に可愛いにゃ」
思っていることが、そのまま口に出てしまったにゃ。
かよちんの体温が、どんどん上がっているのが解るにゃ、かよちんが凛の言葉に照れているのが、凛の全身で丸分かり。
そのままで、かよちんが、呟く。
「凛ちゃん、大好き」
凛、それについては、今までもこれからも、絶対の自信があるよ。
だからね、凛は何時だって、同じ言葉を返すの。
「かよちん、凛もかよちんの事、大好き」
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僕のぱなにこをモスラの人に捧ぐ
本来は今年の花陽ちゃんの誕生日記念でした。
あまりに誕生日から離れすぎたので敢えては誕生日記念にしませんでしたが、
シリーズとしては誕生日記念のシリーズに含まれます。
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