鎮守府本島 甘味所 間宮店
其処に一人の男性と数人の艦娘達がテーブルについて甘味を楽しみながら話していた
如月「私達を貴方の艦隊に、ですか?」
一刀「ああ、まず君達駆逐艦では。睦月型一番・二番艦の睦月・如月の二人」
睦月「およっ?如月ちゃんと一緒だ~♪」如月「ね~♪」
一刀「次にレディたる暁型の暁・響・雷・電の四人」
暁「レディ!▽♪」響「ハラショー」雷「私達に任せなさい」電「なのです」
一刀「続いて軽巡洋艦の夕張、川内型の川内・神通・那珂」
夕張「任せて親方♪」
川内「夜戦ある?夜戦!」那珂「アイドル活動の妨げは嫌だよ~?」神通「二人とも、またO☆HA☆NA☆SHI☆したいですか?」
川内・那珂「「ごめんなさい」」
一刀「他の候補は今の処、その内顔を合わせる事になる戦艦と航空戦力って所かな」
一刀「此処までで質問とかあるかな」
睦月「あの~どうして私達なんでしょう?」
一刀「睦月と如月には吹雪同様に新型艦装による下剋上の為に。暁たちは遠征のスペシャリストであり連携の練度がとても高く俺の作る殆どの艦装を装備可能で何より暁型専用艦装を装備しているからね、簡単なメンテナンスなら夕張でも出来るけどフルメンテナンスとなると俺以外弄れないからな」
一刀「そして川内達も昼と夜の戦闘経験が豊富であるからな。既に編成されていたがちょっと無理やりやっちゃったけど」
一刀「夕張は艦装面で俺の補佐を前から頼む予定だったんだ」
一刀「他には?」
夕張「この第零独立艦隊で私達の主な行動は今言った事で全部?親方」
一刀「大体はそうかな」
神通「と言う事は何かあるのですね」
一刀「ああ、この艦隊での普段の行動理由はさっき行った事」
一刀「俺がこの鎮守府に来た理由の一つ、艦娘達の練度・艦装の向上」
一刀「イレギュラーにも対応出来、ほぼ単独での敵艦隊又は戦艦や空母をジャイアントキリング可能にする戦略と戦術の模索」
一刀「後々の作戦で起こるであろう戦闘での生存率生還率の向上」
一刀「そしてこの艦隊にのみに存在する特権、ライセンスとでも言えばいいのかな」
響「第零独立艦隊は軽いフットワークと新技術を用いた作戦の下準備や横槍を入れる敵の排除、味方の艦隊の救出等を含む自由行動が一部可能な事、そしてそれを認可できるほどの艦装と古強者級の練度を持つ北郷を旗艦とした艦隊」
一刀「よっ・・・・よく知っているね響」
響「不死鳥の名は伊達ではないよ」
一刀「関係あるの?!」
一刀「まぁ今響が言ったように俺達は自由に行動が出来る。それを生かして敵味方を騙して裏を取ることも可能だ」
一刀「現に俺は着任したその日に色々と大変な仕事が起こったしな、でもさすがに俺一人では手が回らない。そこを提督辺りに感づかれて今に至ったって感じだ」
一刀「その条件下で新装備の実地運用テストなどに睦月達を」
一刀「主戦力として川内達を」
一刀「暁たちはその両方であり、夕張は俺の補佐艦」
一刀「っで、どうかな?」
返事は思ったよりすぐに、良い返事がもらえた
夕張「なに水くさい事言ってんのよ親方、私は付いて行くわよ。もっとたくさん作りたいもの」
川内「夜戦もあるんだよね?よっしゃー!やる気が出て来タァアア!!」
那珂「ライブの準備お願いねマネージャーほしかったの~♪」
神通「姉さん落ち着いて、それと那珂ちゃん後でちょっとO☆HA☆NA☆SHI☆があります」
睦月「私も良いかな?如月ちゃんと一緒に居られるし」
如月「もう睦月ちゃんったら/////」
暁「このレディにお任せよ!」
響「その話・・・受けよう」
雷「雷にもっと頼ってくれていいわよ♪」
電「電達に御任せなのです」
一刀「ありがとう、それじゃぁ長門秘書艦の所に早速書類を持って行くよ」
一刀「夕張は何時もの様に工廠・・・って言いたいけど睦月と如月に北島を案内して挙げて」
夕張「は~い、じゃっいくよ~?」
睦月「それじゃぁ行こっか如月ちゃん♪」
如月「ええ、逝きましょう睦月ちゃん♪」
一刀「(大和には後で伝えるとして)暁たちはこの後どうする?」
暁「遠征帰りだからお風呂でサッパリして来るわ!」
響「髪が濡れるのあまり好きじゃないんだが」
雷「電!髪洗ってあげる!」
電「お願いしますなのです」
一刀「そっか、じゃぁまたな」
俺は暁たちと別れながもんの所へ向かった
之が後に混沌の始まりとも知らずに
長門「それが秘書艦としての私の責務だ」
陸奥「本当に・・・・不器用なんだから」
一刀「いや、料理の採点に何故そこまで深刻になれるんだよ」
陸奥「長門はね・・・・・辛い物が本当にダメなのよ」
一刀「・・・・ぁあ~確か作るのはカレーだったか」
陸奥「そうなのよ、秘書艦であるから今後皆が食べるカレーの採点をしなきゃならなくて」
一刀「ああ、確かに不器用だな、ながもん」
長門「『ながと』だ」
一刀「会場はどんなふうにセッティングするんだ?」
陸奥「司会実況を霧島、現場実況に那珂を採用する予定よ」
一刀「参加者は?」
陸奥「今の処は金剛・比叡、翔鶴・瑞鶴、赤城・加賀、羽黒・足柄、島風って所ね」
一刀「あとは暁たち辺りがやりそうだな」
陸奥「北郷も参加しない?」
一刀「俺が?・・・・・面白そうだなやるか」
陸奥「はぁ~い決定♪」
一刀「でも俺審査員の弱点聞いちゃったんだがいいのか?」
陸奥「問題無いわよ。あと貴方の艦隊の娘達だけど睦月ちゃんの方は弥生ちゃんや望月ちゃんが入ってくれるわ」
一刀「助かる、じゃぁ俺はこれで・・・・ああ、長門秘書艦」
長門「・・・・・・なんだ?」
一刀「カレーを食べる時牛乳飲めば辛さを和らげるらしいぞ」
長門「・・・・・・感謝する」
一刀「・・・・・・そこまでか」
北島 工廠にて
俺の目の前には横一列に正座している暁・響・雷・電
そんな俺の横でカァーン!?カァーン!?カァーン!?と艦娘が聴くと非常によろしくない鎚を撃つ音をたてる夕張
そんな俺達を他所にイチャイチャしている睦月と如月・・・・・・マジで雷巡コンビっぽくなって来たなオイ?
ながもんの所から真っ直ぐ北島に戻り、夕張達が居るであろう工廠へ向かったら
泣いている電、プンスカしている暁に雷、冷静に三人にていっ!して落ち着かせる響
謎の鉄塊と化した鍋と黒焦げに成った食材たち・・・・そしてそれを成したバ~ナ~♪
・・・・・ビキッ#
一刀「SE☆I☆ZA☆▽♪」
暁・響・雷・電「「「「はいっ!?」」」」シュバッ!
一刀「O☆SE☆KKYO☆U☆デ~ス!」
何て事があったんだ・・・・予言しよう。宣言しよう。断言しよう・・・・・俺殺される!?第六駆逐隊が大好きな紳士の方々にヌッ殺される?!
だがしかし叱らない訳にはいかない
一通り料理についての基礎とカレーを普通よりも美味しく作るコツを教えながら一緒に料理をした
何故か間宮さんの所に行った時響が、夕張がボーキサイトで創った(暁たちが遠征で手に入れ赤城のおやつに成るハズだった物)鍋をかぶって行って。何故かボーキボトムサウンドなるところへ幻のボーキサイトを手に入れに遠征に行って失敗してロリ門さんに励まされたりとかなり料理を始めるまでにかなり時間が掛かったがまぁ・・・・楽しく美味しい料理が作れたから良しとしよう
それと最後に
一刀「あっ、カレー大会俺も出場するからよろしく」
暁・響・雷・電「「「「ふぇえええええええ!?」」」」
そして鎮守府カレー大会当日
高台から各陣営を見下ろす司会実況の霧島と
地上の現場実況の那珂
マイクテストからアイドルによる各陣営(チーム)の紹介の最後に俺が居る以外は依然と同じだ
因みに俺の紹介がこんな感じだ
那珂「元第三水雷戦隊、現第五遊撃部隊旗艦の吹雪ちゃんと同期で数多の深海棲艦を沈めた鎮守府最凶の発明王!カレーもチート兵器になるのか?!北郷・一刀さ~ん!」
一刀「しねえよ?!カレーが兵器に成るのかよ!?」
83『カレーは神話の時代からの古代兵器ネ~』
一刀「お前は世界(外史)が違うだろう!?なんでここにいる!?カレーだからなのか!?そうなのか!?」
なんて某境界線のキャラクターが乱入したり、我らがロリ刀の鎮守府での酷い認識であった
その後は原作と同じような流れだった・・・主に
金剛チームの比叡が余計な事をしてバイオカレーを生み出したり
瑞鶴が翔鶴にスカートを取られたり(アレどうやって脱げたんだ)それをばれない程度(本人にはばれている)にチラ見したり
赤城さんが加賀さんの剥いたジャガイモを生で食って剥いて食ってと言う終わらないループが始まり吹雪が壊れていたり
島風がレトルトカレー温めて俺の分も連装砲ちゃん達と一緒に持って来てくれたり
そして今現在、隣りで第六駆逐隊と足柄さんの超惑星級に重い会話で会場が通夜に成っている中
俺はと言うと、圧力鍋や調合済みカレー粉、酒や塩コショウなどで柔らかく茹でたお肉、リンゴに蜂蜜、挽いたコーヒーにチョコレート等々
少し手の込んだ普通の辛さで美味しいカレーを作ってみたよ、味見?島風と連装砲ちゃん達には好評だったぞ?
開始の合図と同じ終了の合図に何処からか砲撃の音が轟いた
最終的に審査員の長門前に並んだのは三皿
足柄チームの激辛カツカレー
第六駆逐隊チームの甘口カレー
北郷チームの普通のカレー
長門はそれぞれ一口づつ食べたんだが
足柄のカレー=険しい表情で汗だく(汗_苦)
第六駆逐隊のカレー=無表情?だがうまそうな感じ(甘_美味)
北郷のカレー=うまいけどヤッパリ辛いのダメ(涙_目)
結果原作通りに優勝は第六駆逐隊のカレーに決まった・・・・・・俺甘いの少し苦手なんだよな
とりあえず今は
一刀「辛い?!でもうまい!」
足柄「ふぇ(涙△目?)」
一刀「メッチャ辛いがヤッパリ美味いな。あっ足柄さん!お代わり!」
足柄さんの作っていたカレーをモキュモキュ
その俺の声が何故か全体に響き時が止まった・・・えっ?なに?俺辛口派だし残ってから食べたんだけど?何かマズった?
なんかさっきまで泣いていた足柄さんも慰めていた羽黒さんもコッチを凝視しているし
全員が絶句状態で固まっていて俺を凝視・・・・恐い!?
なんて思っていると泣き笑いを浮かべた足柄さんがカレーのお代わりを盛ってくれた
お返しに俺の作ったカレーもご馳走した
その後、俺は周りの反応を完全に無視し、足柄さんが作ったカレーを残らず平らげた。美味しゅうございました(美▽味♪)
お祭り騒ぎも終わり北島で寝室にいると、足柄さんが寝間着(ネグリジェ)でベットに腰掛けている俺目掛け駆けだしてきた
この後押し倒してきた足柄さんと滅茶苦茶、ニャン///♪ニャン///♪した
つづくわよ!by足柄
あとがき
どうもアサシンです
かなり時間を置いたくせにこんな駄文ですいませんm(_ _)m
まず一刀の艦隊に艦娘達が入りますがほぼ全員一刀とは友好的な感情を持っていますが恋愛感情には発展しない予定です、予定です!
そして第六駆逐隊・・・・・鍋にバーナー、高速クッキング・・・・・鍋『解せぬ』
そしてボーキボトムサウンド・・・・・実装されれば提督達に食い荒らされるのでしょう
そして響ちゃん!鍋をかぶってはイケません!入りなさい!(一刀「ロシア風ねこ鍋!?何それ見たい!!!」
今作で私がしたかったカップリングの一つ
一刀×足柄さんが出来て良かったです・・・・・古鷹さんに手を出シタラ殺ス(殺△意#!!)
ここも本来なら一刀と如月チームで編成して足柄さんにフラグを建てる予定でした、予定でした(涙△目)
でも彼女はサイコレズ側に逝ってしまった・・・・どうしてこうなった!?
睦月ちゃん?愛で問題ありません、北上さんもそうでしたwww
アニメを見たあの日から足柄さんは報われるべきと思いフラグを建てました、これで那珂ちゃんが言っていたお嫁に行かせたいランキング第一位の座から引きずり落としました・・・・二位三位の艦娘って誰なんでしょう?
今後も熱さや体調、環境の所為で更新が遅れることが確定しました
では次回予告へ
次回 真・恋姫艦隊これくしょん第十話
FS作戦開始、五航戦の力
ではでは
足柄「また会いましょうね?司令官」
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鎮守府カレー洋作戦
なのです