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提督室
一刀「・・・・・はい?」
長門「聞こえなかったか?ならもう一度言おう。此度全艦隊を編成する事と成った、それに伴い貴艦の第零独立艦隊にも何人か配置及び貴艦がこの度新たに新設された第五遊撃部隊に配属するか・・・・・提督からの御達しだが、どうだ?」
一刀「どうだと言いましても」
陸奥「誰か貴方の艦隊に入れたい娘は居ないの?」
一刀「いや陸奥さん、俺基本単独と言うかそろそろボッチの所に行かないとイケないんですがその辺は」
陸奥「ああ、その事」
長門「それについては何ら問題無い。大和は実質北郷の直属にする予定だったからな」
一刀「ボッチって所認めちゃうんだ・・・・ってゑ?」
一刀「俺の直属ってどういうことなのムツえもん?」
陸奥「あらあら知らなかったの?今現在彼女と話しているのって貴方位なのよ。私達や大淀でさえ映像や声は勿論。打電ですらコミュニケーションを取れないんだもの」
一刀「・・・・え”?!」
長門「以前より提督は彼女の事を北郷に任せる予定だったしな。北郷の御蔭であの島(基地)の食糧自給率は此処の数十倍・・・・消費量も遠慮が無くなって十倍はあるらしいがな」
一刀「じゃぁ大和は俺の副艦って事でおk?」
陸奥「おkよ♪」
一刀「じゃぁそれはいいけど。何故に俺が第五に?俺の艦隊名仮にも独立なんだけど」
長門「それについては少々込み入ってな、第五遊撃部隊には北郷の同期、駆逐艦の吹雪の他。重雷装巡洋艦の北上に大井・高速戦艦の金剛・そして正規空母の加賀と瑞鶴。彼女達の、といっても主に雷巡と空母の二人に北郷の新型艦装を北郷の直轄で試験運用してもらう事に成っている」
一刀「要するに俺は北上たちの魚雷の整備開発と。次期主力艦載機を作ってテストしてもらうって事ですか」
長門「そう言う事だ。現状駆逐艦や軽巡洋艦の方は充実しているが戦艦に空母、特に空母は一機も作られていないからな」
一刀「まぁそっちは今現在試行錯誤していますけどロッソだけではヤッパリ足りませんか?と言うかそれなら雷巡の二人は?」
長門「アレは現状一機しかないだろうが。専属の妖精も一日三回の平常運転が限界であるしな。遅かれ早かれ今の艦載機だけでは限界が来ると提督が予期している。最後に北上と大井だが。以前北郷がバカげた魚雷を開発しただろう?」
一刀「あぁ~・・・・・もしかして」
陸奥「そう言う事♪彼女達、貴方の魚雷に夢中になっちゃったのよ♡」
一刀「なるほどです、まぁ今後も彼女達には魚雷系の新型テストをお願いする予定でしたのでいいですが」
一刀「他の艦隊よりは優先するってことで良いですか?」
長門「ああ、それで構わない。今日は丁度顔合わせしている筈だ、この後暇なら行って来ると良い」
陸奥「そ・れ・と♡気に入った娘がいたら申請してね♪直ぐに配属出来るから」
一刀「了解」
一刀「第零艦隊に配属させたい艦娘・・・・か」
テレビ電話よろしくな技術を大和のいる所に秘かに設置し、その日以降時間を決めて定期的に連絡を取り合っている
夜中にコッソリと北島を出て彼女の島と彼女の食糧の消費の問題解決の為に畑や養殖場を創ったものだ
海辺には魚介類を季節や時期を完璧に無視して多種多様な魚介類が独自の生態系を・・・・・・どこの三千院家の屋敷だよコレ
畑は主に穀物や根野菜や葉野菜に果物類を大和が育てている・・・・・透けたシャツから除く九一式徹甲弾ブラジャー(パット?)には噴いた。アレは無いわ~プルプルポヨンポヨンしているのに九一式とかないわ~
それに彼女の燃料弾薬の消費量を限界まで減らせるよう装備を改良した時初めて会ったんだっけ。そして用意される食事とラムネを・・・・・アレはホテルって言われてもしょうがないよ
後は彼女の主砲を改良して食事して。北島に帰ったんだっけ・・・・・数日艦もとい数日間北島から居なくなっていたらちょっとした騒ぎに成ってて帰還したらマジビックリしたっけ
なんか島風や夕張を筆頭に捜索隊が出撃する直前に俺が戻って来て。長門秘書艦が止めようにも事情を離せなくてあわあわしているのを陸奥が面白がっていたり
・・・・・・っと現実逃避はこれくらいにしておくか
さぁて読者諸君。久しぶりにこの問いかけをする・・・・・どうしてこうなった!?
大井「沈みなさい!」北上「あたっちゃえ~♪」ボバババババ・・・・・グォドォ~ン♪
大量の魚雷が爆発し水柱を何本も建て
加賀「油断しないで全力で行くわよ?」瑞鶴「分かってるわよ!」ヒュルルルルr・・・・・・・ゴバァアアアン!?
空を覆う大量の艦載機による海・空からの爆撃の雨霰
金剛「バーニング!ヘルファイヤァー!!」ガゥウウウン!?ガゥウウウン!?
空気の壁を穿ち迫り来る砲弾
吹雪「ええっと・・・・ごめんなさい!当たってくださぁああああああい!」ボボボッ!ガウン!ガウン!
口径こそ小さいが建物の壁等に気軽に風穴を空ける砲撃と少なくても爆薬タップリの魚雷が襲ってくる
つまりは
一刀「来るなぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
だが断る
ドッカ~ン♪by那珂ちゃん
一刀と夕張が夜も寝ないで昼寝して作り上げた艦装を纏った第五遊撃部隊の面々相手にたった一人『艦装無し』で愛手もとい相手させられているのだ
第五遊撃部隊の面々が居る宿舎の方へ向かっている
廊下を歩いていると二つの部屋のドアで止まる。まず右のドアをノックする
コンコン
カチャッ
北上「はぁ~い、だれですk・・・・おぉ~北郷じゃぁ~ん」
大井「あら、北郷じゃない、どうしたの?」
一刀「やぁ、提督からこの艦隊に艦装のテストやら色々頼まないとイケなくなってな。それに伴って各種訓練メニューと艦装のメンテナンスやら他の艦隊よりも優先する事になってな。今全員いるか?」
北上「さっき特型駆逐艦の娘が来たけど。まだ全員そろってないね~」
一刀「吹雪先に来てたんだ。それで吹雪は?」
大井「隣りの部屋に行ったわ」
一刀「さいで、また後で。あと魚雷発射管とか後で見せろよ?渡してから全然メンテに来てないだろ」
北上「は~い」
大井「ああそうね、忘れてたわ。あとで北上さんと一緒に行くわ」
一刀「あいよ」
二人の部屋を出て隣りの部屋へ。開いているが一応コンコンとノックしてから入る
一刀「失礼する」
吹雪「あっ、一刀」
加賀「北郷・・・?」
瑞鶴「だれ?」
翔鶴「あら」
一刀「・・・・・邪魔したか?」
何か喧嘩一歩手前な感じがする
中に入ると正座のままちゃぶ台のところで背を向けている加賀さんに、猫みたいにフシャー!って威嚇?している瑞鶴、あわあわと離れた所に留まっている吹雪・・・・多分入ってから気づかれていないなコレは
そして多分姉妹艦の姉の翔鶴が瑞鶴を治めるついでに加賀に挑発的な言動を負けじと取ったのだろう
本当になんで五航戦と一航戦ってこんなに仲が悪いんだろう、まぁ十中八九正史が邪魔しやがってるんだろうけど・・・・・飛龍さんと蒼龍さんはまだ分からないけど・・・・・あと赤城さんは笑うか此処に居る翔鶴さんみたいかよくわからない・・・・あの人の考えている事は本当に分からない
加賀「いえ、五航戦の娘が少々騒いだだけです」
瑞鶴「なんですってぇー!」
翔鶴「落ち着きなさい瑞鶴」
加賀「それでそこの娘といい何か御用?」
華麗にまたガソリンだらけの場所に松明をブチ込むが如く所業をして騒ぐ二人をスルーして話しかけてくる
一刀「ああ、提督からこの艦隊を他の艦隊より少し優先して支援してほしいって頼まれてな」
加賀「提督が・・・支援内容は?」
一刀「主に俺が作った新型艦装運用試験及び艦装の更新に伴う整備並びに艦隊の練度向上のための訓練メニューの製作と色々と仕事を丸投げされてな。あとは俺と夕張位でしか整備出来ない装備のメンテナンスとかだな」
加賀「そう言う事でしたか。よろしくお願いするわ」
一刀「こちらこそ」
特に問題も無く加賀さんと話し合い握手をしたところで静かになっている吹雪が動き出した
吹雪「えっ一刀と一緒の艦隊なの?」
一刀「う~んちょっと違うな。基本的に前みたいに俺の作った艦装の正式採用された物や改良型のを使って貰う感じだ。あと皆の訓練メニュー考えたりたまに一緒に演習や出撃したりって感じかな」
吹雪「ふぇ~。そうなんだ~」
一刀「そうなんです」
瑞鶴「翔鶴姉、アイツ何?」
翔鶴「提督直轄の第零独立艦隊旗艦の『北郷』さんよ」
瑞鶴「北郷ってあの鋼翼(こうよく)の!?単独初の出撃で二桁の空母級を全て沈め、駆逐艦と軽巡洋艦の娘達を一騎当千にした艦装マイスター!?」
一刀「ちょっと待て!ナニその恥ずかしい二つ名!?」
翔鶴「あら?知らなかったんですか?吹雪さんと同期で着任し。初の海域攻略で単独で二つの機動部隊を殲滅し作戦を成功に導いた立役者。トドメに以前使っていた物とは月とスッポン程の性能を持つ艦装を製作し正式配備させた『特零型戦略級戦術艦『北郷・一刀』』貴方の事をしらない艦娘なんてこの鎮守府には居ませんよ?」
一刀「やぁ~めぇ~てぇ~」ゴロゴロゴロゴr・・・・・・・・・・
ナニその厨二病全開の説明&二つ名!?
イレギュラーの所為とは言えここまで来るのか?来ちゃうのか!?
死ねる!恥ずかしさで死ねる!悶死できる!
あっ!何で出て来た厨二一刀リトル!お前はアノ忌まわしい(恥ずかしい)思い出と共に封印したはずだ!?
止めろ!出て来るな!耳元でささやくな!?背中がかゆくなるぅうううううう!!?悶え死ぬぅ~!!?
翔鶴「あらあら恥ずかしがり屋なのね♡」
一刀「かんにんしてつかぁさい(涙△目)」
もう俺のライフはゼロだよ
え~っと皆さん、吹雪です。一刀が瀕死なので代わりに私がこの後に起こった事を説明させていただきます
あの後、翔鶴さんは何故かツヤツヤになると満足げに部屋を後にしたら丁度金剛さんが来たんです
一度この部屋に皆を集めて部屋割りの話で荒れるも決まって今度は誰が旗艦をするかでまた激論が飛び交う事になるも私たち一人一人が旗艦に成って誰が一番向いているかをやる事になったのですが
深海棲艦が丁度良く現れることも無いです
そんな中、瑞鶴さんが
瑞鶴『ならそこに転がっているヤツと演習をすればいいじゃない。強いんでしょうソイツ』
この言葉に撃鉄が上がる音が聞こえました
加賀さんは赤城先輩と一緒によく一刀さんと食事をしたり艦載機の事を話したりしていて結構仲が良いんですが、さっきの翔鶴さんと一刀さんのやり取りと瑞鶴さんの今の物言いにカッチ~ン#と来ちゃったみたいです
音は後二つ。北上さんと大井さんです
二人は魚雷のスペシャリストなのはご存じでしょう、そして大の魚雷好きな事も
そんな二人の装備(魚雷)は一刀のフルオーダーメイドのモノだそうです。魚雷好きに途轍もない魚雷を作ってあげた事がきっかけで二人は一刀と友好な関係に成ったようです
そんな二人の撃鉄・・・・・魚雷が発射一歩手前に成った原因が
瑞鶴『どうせソイツふざけた艦装があるから強いだなんて勘違いされているんでしょう?』
御二人は一刀に作ってもらった魚雷(と作ってくれた本人の実力)をバカにされたんだと思います
瑞鶴さんは普通こんな事を言う様には見えない原因は・・・・・・犬猿の仲の加賀さんの信頼と、大好きな姉の先ほどの楽しそうな表情が彼女の撃鉄を上げ、引き金を引いてしまったんだろうと私は思います
之が一刀が艦装を装備せずに私達と6対1の演習の原因と成った出来事です
この後更に五回の補給と休憩を挟んで一刀さんと第五遊撃部隊の演習を終え、海域侵犯した深海棲艦を倒したら、私が第五遊撃部隊旗艦を任せられました
一刀ですか?・・・・・・・あっ
つづきます!by吹雪
あとがき
どうもアサシンです
一刀に好意を抱く艦娘達が多いです。主に艦装の御蔭で
一刀の艦隊所属は今の処。大和だけですが今後一気に増える予定です。予定です(大事な事なので
そして翔鶴さん瑞鶴さん登場です
翔鶴さんはまんまお姉さんですね結婚したい
瑞鶴さんは焼き餅焼きでツンデレですね結婚したい
注意!この作品において特定の艦娘にたいしてアンチ要素はありません!瑞鶴さん愛し隊の方々、誤解なきように!
では次回予告へ
次回 真・恋姫艦隊これくしょん第九話
鎮守府カレー洋作戦
なのです
ではでは
吹雪「また会いましょう司令官♪」
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艦隊再編成・第五遊撃部隊