No.673720 真・恋姫IS臨海学校編 第三話アサシンさん 2014-03-25 23:00:48 投稿 / 全6ページ 総閲覧数:2438 閲覧ユーザー数:2156 |
臨海学校 一日目
深夜
旅館
やぁ皆、織斑一刀だ
突然だがちょっとばかり問題が発生してしまった
とある一室にて
一刀「さて千冬姉さん、この状況どうする?」
千冬「ああ、本当にどうしよう」orz
俺と千冬姉さんの悩みの種とは・・・・・・コレだ
シャル「えへへ~一刀のえっち♪//////」
真耶「あうあう~/////そこはダメですよせんぱ~い♪////」
やっちゃって酔いつぶれてしまった二人の事だ、幸いにもシャルは俺と同じ男として。山田先生は千冬姉さんと昔にやっちゃった百合であるっと言う理由をもってしてもコレはイケない
というかシャルは酒を飲んでい無い筈なのに何故こうなってしまっt・・・・・・・・まさか
一刀「千冬姉さんちょっと失礼」チュッ♪モミモミ♪ゴックン♪
千冬「あんっ♪////」
ゴキュ♪ゴキュ♪ゴキュ♪・・・・・・・なるほど
一刀「まさか果汁にまでアルコールが浸透していたなんて」プハァッ
千冬「んっ////そうか、今日は強い酒を飲んでしまったし真耶は酒に強くないからな」
一刀「二人して喉が渇いたからおもち絞って果汁飲みまくってたもんね」
そう、殆ど飲まないシャルと強くない山田先生は千冬姉さんの果汁に入ったアルコールに酔ったみたいだ
四人でやっちゃったときも酔った勢いや興奮で二人とも凄かったからな
・・・・・さてこれ以上は何か別の次元で殺されるような気がするからそろそろシリアスに戻らないと
一刀「それじゃぁそろそろ行ってくるよ」
千冬「ああ、私も見回りに行くとしよう・・・・・・気を付けてな」
一刀「jaー♪(ヤー♪)」
俺はIS学園兼ISスーツを着て海辺の崖へと脚を運ぶ
千冬姉さんも疲れ果てて眠っている二人を寝かせてから夜の見回りに行った
えっ?箒たちはって?俺に夜這い?を掛けようとした所をラウラの密告により千冬姉さんのエクスカリバー(出席簿)の直撃を受けて部屋に戻された。ついでにラウラは箒・セシリア・鈴・のほほさんの監視だ
因みに簪は近くで聞き耳を立てて自分を慰めた後に部屋で執筆活動を凄い勢いでやっている。ラウラからの確かな情報だ
読者の皆に説明している間に旅館を出て。アニメや原作で銀の福音事件の後に千冬姉さんと束姉さんが合っていた崖にたどり着いた
俺はそこで外装に包まれたISを起動させて空に飛び立つ
向かう先に・・・・・彼女達がいるだろう
しばらく飛んでいるとハイパーセンサーに反応が出た
一つは多脚装甲IS「アラクネ」、そしてもう一つが「サイレント・ゼフィルス」
ついに来た・・・・・この時が
空中で停滞していた二機へオープンチャンネルを開く
一刀「おーっす、久しぶりだなオータム。恋人との熱い野外はどうだった」
オータム「最高のシチュエーションをありがとうよ一刀。御礼に殺してやるよ」
ちょっと・・・・イヤ。かなり物騒なやり取りがいきなり展開されてしまった。あの時スコールに押し付けたのを根に持っているようだ
一刀「そしてそちらは初めましてだね、織斑マドカ」
マドカ「・・・・・貴様が兄上なのか?」
一刀「おう、織斑一刀だ」
マドカ「そうか・・・・・ならば死ね」
俺が兄を知るや否やビットを展開して突っ込んで来た。遠距離型で接近戦とは、普通のパイロットなら度肝を抜かれるな
オータムを置いて懐に突っ込んで来たマドカの唯一。近接用武器のナイフを指の間をすり抜けさせてそのままナイフを持つ手を掴む
捕まったマドカが驚くも反撃をされる一瞬前に、空いているもう片手の肘からブースターで瞬間加速「イグニッションブースト」を発動させ、爆発的に加速した拳でマドカを吹き飛ばした
海まで吹き飛ばされるもすぐに海面へ浮上するマドカ、そしてマドカが浮上したところに今度は踵(かかと)部分からブースターを展開させ。殴り飛ばした時と同じように・・・・・蹴り飛ばした
ちょうど顎(あご)の辺りをつま先で蹴り上げるように足を振り抜くと面白いように錐もみ飛行しながら上空の雲を突き破った
このあたりで遅れていたオータムが砲門を俺に向け高火力砲撃を始めた。さすがに隙間なく飛んでくるものだから俺でも突っ切る事は難しい、故に回避するしか出来ない・・・・・と思う?
避けながらオータムと戦った時に使っていた剛弓を取り出して迎撃を開始する。あっ紅蓮の弓矢辺りをBGMに呼んでくれ(おいコラ
俺に当たるヤツだけを狙って二本の矢を穿つ、一本目が飛んでくる砲弾と相殺され。二本目が爆炎の影からオータムに向かって飛んで行く
流石に避けられるが。遠距離で交戦していると。御空の彼方に飛ばされていたオータムが自爆機能付きのシールドビットを展開しつつ。大型のライフルを撃ちつつ接近して来る
流石に八つの砲塔に自爆するビット。おまけに星壊しのライフルからの雨霰から避け続けるのは無理だった
避けて穿ちを繰り返していると隙と死角が生まれちゃったんだろう
ハイパーセンサーからのアラートに気付き横を見ると。爆風に襲われ視界が爆炎に覆われた
オータム「よっしゃぁ!直撃ぃ♪」
マドカ「バカか貴様は?直撃を与えたのは私だ」
オータム「知るか、隙を作ってシールドエネルギー削りまくったの俺だぞ?お前戦闘開始早々に殴り蹴り飛ばされてたじゃんかよ」
マドカ「うっ!」
それには同感だ、遠距離型がいきなり突っ込んで来れば相手に戸惑いを与えられるのだが奴は私のナイフを持つ手を掴み、腕と脚から展開さてたブースターで瞬間加速を利用した攻撃をしてきた。かなりのエネルギーを持って行かれた上にダメージもそこそこに貰ってしまった。ダメージ判定は目測でBか悪くてC~Dに入っているな
オータムと共に爆炎を見つめつつ考えていると急に悪寒と電流が走るような感覚に襲われる
どうやらオータムも何かを感じたようだ。表情には出ていないがかなり動揺している。それは私も同様だ
悪寒は危険が迫った時の動物の勘、そして電流が走るのは感動やその人の価値観が崩壊するような衝撃を貰った時によく感じる者だ
それが同時に私達の身体を駆け巡った・・・・・どういう事だ
センサーに引っかからないヤツの。織斑一刀のISは目測でした認識できない。私が逆に不意を突かれた理由の一つだ
煙幕が晴れて来た
海に向かってヤツのISが纏っていた外装がボロボロになって落ちて行った
そして煙幕の中から現れたのは『真っ白な鎧を纏った騎士だった』
オータム「はっはっはっは♪。やっぱお前は何仕出かすか解かりゃしねぇ!」
ブリュンヒルデにそっくりな、織斑家の妹。マドカの野郎がアイツを見てアホ顔(づら)晒(さら)してやがる
そりゃそうだ、あんなの見たら十人中十人がコイツみたいに思考が止まっちまうだろうな
・・・・にしてもまさか、第二世代の俺の機体「アラクネ」を・・・・俺をコテンパンにしたアイツの機体がまさか第二世代でも第三世代。ましてや『ほぼ実験機と言ってもイイ第一世代でも、第四世代でも無かったとはな!!』
オータム「まさかまたその姿をもう一度、しかも生で見れるとは思ってなかったぜ。ええ?『白騎士』様よぉ!?」
たった数年・・・・・イヤ、数ヶ月で前の世界を根本からぶっ壊して今の世界を作り上げた存在が今目の前に居やがる
かつて何千発ものミサイルを迎撃し、世界中の軍隊をたった一機で壊滅させた。ISの始祖
正式名 第零世代型IS 白騎士
まさか織斑一刀の専用機として篠ノ之博士が与えていたとは
本当に。ほんっとうにお前には驚かされて踊らされてばかりだよ♪
月が頭上に昇る夜の海に映るは満月の元に空を舞う者達
絡新婦がその妖しい姿とは裏腹に剛の技を持って、静から鳴る者は鋭き技を持って
神より生み出されし始まりの騎士に相対す
彼の騎士、純白の鎧纏いて、空を駆ける、両腕より光の鏃を放ち、静かなる者の盾を穿ち、右腕に纏う剛弓をしならせ、絡新婦の鎧を纏うた脚を射抜く、静かなる者、星壊しの槍を放つ、されど騎士には届かず、騎士の衣にて四散する、騎士が持つ機械槍より放たれし茨の針を持って静かなる者を止める、機械槍の矛先は星壊しの先を穿ち、中から静かなる者の槍を破壊す、されど静かなる者止まらず凶刃を持って騎士の首を狩り取るも、騎士の鎧の前に阻まれる、絡新婦は脚をすて騎士に喰らい付かんとす、されどその手は騎士には届かず、静かなる者と絡新婦より離れ満月を背に佇む騎士、騎士は抜き放つ己の誇りを、騎士は携えるすべてを護る為の盾を、騎士が携えし大剣より溢れるは太陽の刃、騎士が携えし盾が纏うは月の加護、彼の大剣に斬れぬ物はあらず、彼の盾は穿たれる事あらず、彼の騎士その業物を持って彼の者らと相対す、彼の者ら盾を持って阻まれ大剣を持って斬られる、空を舞う力を失い彼の者達は深き海に落ちる、彼の者達が見上げるは、夜風にたなびく衣、穢れ無き鎧、世界を変えし神が産み落とした彼の騎士の名は。白騎士。神が生み、世界を返し始祖の名なり
・・・つづく?
あとがき
どうもアサシンです、最後の所が予定と言いますか、今までの中で一番変わっていると言いますか、全く違う感じになっちゃいました(不▽思議?)
次回辺りで真・恋姫ISの終端を予定しています、その後次の作品アンケートを実施します。良ければ御投票してください
それと弾(タマ)と蘭との休日編や遭遇する話をスッカリ忘れていました(後の△血祭り?!)
ではそこの所は置いといて
「置いとくなよ(涙△目!?)」byタマwwww「弾(だん)だっていってるだろう(号△泣!!?)」
次回 真・恋姫IS臨海学校編 第四話
嵐の後の騒がしさ
ではでは
再来~~~
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沈黙は破られ、彼の騎士は再び空に戻る