No.663967

真・恋姫IS学園編 第四話

アサシンさん

何故か相部屋を掛けて戦う事になった鈴音と一刀

2014-02-16 21:56:45 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:3485   閲覧ユーザー数:2912

 

 

 

 

 

 

 

 

クラス対抗戦当日

 

 

アリーナ上空にて

 

 

 

 

鈴「資料と映像でしか見れなかったけどホントに解からないわねそのIS」

 

 

一刀「解からないように徹底的に対策をしておいたからな」

 

 

鈴「約束忘れてないわよね?」

 

 

一刀「それ今日のも入れて三十回くらい聞いたぞ?」

 

一刀「忘れてないよ、千冬姉さんにもお願いしてあるからこの勝負の勝敗で俺が勝てば箒。鈴が勝てば俺の部屋に来る」

 

 

鈴「ええ、それじゃぁ始めましょうか?」

 

 

一刀「ああ・・・・・・・アイゼン!」

 

アイゼン<standbyready?set up!>

 

一刀『鉄鎚の騎士が愛機。鉄の伯爵グラーフアイゼン』

 

アイゼン<全てを破砕する!>

 

 

鈴「中国代表候補性、凰 鈴音!」

 

 

一刀『押して参る!』

 

鈴「いっくわよー!?」

 

 

 

一人は外装を纏い、その手に西洋の戦鎚を携え

 

一人は両手に対の青竜刀を構え

 

 

 

 

相対す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴「もう!一撃ぐらい喰らいなさいよ!?」

 

 

一刀「無茶言うね~、それ叩き折るタイプの刀剣でしょう?痛いの確実じゃん」

 

 

鈴「アンタのハンマーの方がよっぽど凶悪よ!!」

 

 

 

 

全くであるっとこの試合を見ている観衆の意見が一致する

 

 

 

鈴のIS、甲龍には第三世代兵器『龍砲』が搭載されている。之は大気を使って砲身を創り出し。大気の砲弾を撃ち出す事が出来る

 

更に之は単発式で連射は出来ないが、砲口を三百六十度全方位に打ち出すことが可能であり。ハイパーセンサーを持つISにこれを搭載すれば文字通り死角はない・・・・・が

 

 

この極東武蔵の出雲技術者はコレを普通に回避してのけた

 

今は近接戦を行っているが先ほどまでの戦闘を見ればわかるだろう

 

 

 

彼の西洋風戦鎚はふざけた機能を持っている

 

 

 

 

一刀「アイゼン!」

 

アイゼン<ラケーテンフォーム>

 

 

 

片方の鎚から四角い突起が表れ、もう片方からは三つのロケットブースターが出て来た

 

ブースターが起動し一刀を軸に高速回転し始める

 

コレを見た鈴は嫌な予感がしてすぐさま龍砲で牽制しながら距離を取ろうとするが

 

 

 

一刀「吹っ飛べぇええええええええ!!!」ブン!ブン!ブン!

 

ボン!?ボン!?ボン!?

 

 

向かって来る大気の砲弾を回転しつつハンマーで拡散させてしまった

 

凝縮されていない大気の砲弾などただの空気か風と大差ない

 

 

 

鈴「嘘ぉ?!」

 

一刀「ブチ抜けぇえええええええ!!!」ゴォオオオオ!

 

 

アイゼンのハンマー部分を頭上に掲げ、ロケットブースターの推進力に引っ張られながら甲龍へ直進し

 

ブッ飛ばした

 

 

空気に形を与える程の衝撃を受けアリーナのシールドまで吹き飛ばされた鈴

 

軽くせき込みながらも一刀から目を離さずにチラリとシールドエネルギー残量を確認すると驚きに目を見開く

 

今のたった一撃で第三世代の甲龍のシールドエネルギーの約三割を削られた

 

驚愕している鈴に一刀はグローブで隠されたISの指の間に計四つの鉄球が挟まっている

 

 

一刀は手を横に振り抜くようにそれを前に放り投げると。アイゼンをバットよろしく構え

 

 

 

 

一刀「かっ飛ばせ~♪」

 

アイゼン<シュワルベフリーゲン>

 

カッキ~ン!

 

 

 

 

振り抜いた、四つの鉄球は距離を置いていた鈴目掛け飛んで行く

 

紅い軌跡を描きながら魔力を纏った鉄球目掛け龍砲で迎撃をする鈴

 

四つの内一つが甲龍の脚部装甲を破砕した

 

更にシールドエネルギーが二割減らされるのを見て鈴の顔に焦りが見え始める

 

ただでさえIS本体も性能も解からない一刀の専用機に、今はまだ一刀しか使えないとされる魔法なるモノにこんな直接攻撃的な物があるとは思わなかった

 

現にセシリア・オルコットとのクラス代表決定戦では完全に固定砲台だったのだ。想定外にも程がある

 

 

一刀はひるんだ隙を逃さず畳み掛ける

 

 

 

一刀「燃え上がれ!」

 

アイゼン<フランメシュラーク>

 

鈴「ちょぉ!?」

 

 

 

先ほどとは違い、ハンマーに炎を纏わせた一撃を真上から貰いアリーナの地面に無数のヒビを入れめり込んだ

 

ISに炎など殆ど効かない筈の攻撃が強力な打撃と共に撃ち込まれ絶対防御が発動し、四割近く持って行かれた

 

軽く脳震盪してしまった鈴は地面にめり込んでいる所為もあり身動きが取れない・・・・・・そこへ

 

 

 

 

 

一刀「仕上げと逝きますか?アイゼン!」

 

アイゼン<ギガントフォルム>ガシュンガシュン

 

 

 

 

空中の居る一刀の足元に三角形の魔法陣が表れ、空中の足場に一刀は立っている・・・が。またもやコレを見た観客観衆達は目を見開いた

 

 

赤を基調とした貴族の様な、それでいて騎士の衣服の様な装甲

 

頭にはベレー帽の様なヘッドパーツにちょっと変わった兎が付いている

 

そして赤銅色の髪と瞳の一刀の素顔

 

 

またしてもこのアリーナ中の女性の心を知らず知らずのうちに鷲掴む一刀

 

そしてその手に持つ得物を見た途端全員が唖然とした

 

柄の長さは十数倍に伸び、柄の先に在るのはこれまた色々な法則に真っ向から喧嘩を売る巨大な鉄鎚。その大きさはアリーナのピットと同等の大きさを誇る

 

 

鈴はそれを見た瞬間盛大に冷汗と脂汗をドバ~っと滲み出す

 

 

 

地面にめり込んで動けない鈴

上空には豹変した一刀

法則を無視した巨大鉄鎚

攻撃目標

・・・・・アタシ

振り下ろされる

BADEND♪

 

 

 

以上の流れに一瞬で行き着き何とかして逃げようともがくが、脳震盪がまだ抜けきらず、何気に深く地面にめり込んでしまったため本気で動けない

 

 

 

一刀「逝くよ?鈴!」

 

鈴「字が違うわよ!?って言うか来るなー!!」

 

 

 

一刀「轟天・・・・・爆砕!」

 

アイゼン<ギガントシュラーク!>

 

 

 

一切の躊躇なく、振り下ろされる巨人族の一撃に。たかが第三世代のIS一機程度では防ぐことも耐えることもできる筈がない

 

アリーナが震度7の揺れに襲われ周囲にも震度4近くの余震が響き渡った

 

元の外装でガッチガチに絡めたISの姿に戻った一刀の前には、クレーターの中心で気絶している鈴の姿と。試合終了を告げるブザーの音が鳴り響いていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

どうもアサシンです

 

 

何か最初に考えていたISシリーズと段々かけ離れっている気がする作者です

 

何と言うか普通にチートな方向に行くのを止められないとです

 

之とは別にハンターズ外伝の様に一夏が居る別のISストーリも考えようかな?って思っています。その作品の場合はアンチが入りますが

 

この作品は臨海学校編で一時完結する予定です、その後または途中の何処かでアンケート投票を使用します

 

 

 

 

 

では次回予告へ

 

 

 

次回 真・恋姫IS学園編 第五話

 

       少女の答え、少年の答え

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再来~~~

 


 
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