ちょっとした騒動が起きた日の翌日
俺と千冬姉さんは、束姉さんの作ったラボ「吾輩は猫である(仮名)」に来ている
そして俺達の目の前には騎士が鎮座している
白い装甲に二枚一対の推進翼、顔の上半分を覆い隠すハイパーセンサー(バイザー?)
凛とそこに立っている騎士の直ぐ側には身の丈ほどの大きさを持つ両刃の大剣
そう、これがこの外史の世界を変える始まりの機体、第零世代型IS。『白騎士』
千冬「・・・・束・・・・これが私の」
束「うん、束さんが最初に創んだ子・・・・・白騎士」
千冬姉さんは白騎士の腕部装甲に触れ、頭の中に大量の情報が来たのだろう、少し体を仰け反らせたがすぐに姿勢を正している
千冬「之は・・・・言葉が出ないな」
束「ふっふふ~ん♪どう?束さんの娘は」
千冬「ああ、コイツとなら何処までも逝けそうな気がしてくるな」
束「えっへへ~///そうでしょうそうでしょう」
束「かずくんもこっち来て来て~♪」
一刀「ああ」
俺は束に呼ばれ白騎士の所まで来た
一目見た瞬間に感じたが、ヤッパリこの娘は他のIS達とは一線を描くことになるだろうな
俺は右腕部に触れている千冬姉さんの隣、左側まで来て白騎士の腕に触れた・・・・・・・その途端
俺の頭の中に様々な情報の波が流れ込んできた
膨大な情報の渦を飲み込んで、いつの間にか閉じていた目を開けると『俺を見上げながら唖然としている千冬姉さんと束姉さんが映った』
一刀「・・・・・はぁ!?」
千冬「おい束?何だこの状況は!何故男の一刀がISに乗れるんだ!?」
束「たっ・・・・たたたたたたぁばばばばば。束さんにも解かんないよ~(涙△目?!)」
一刀「もちついて」
ビシッ♪
ズガン!!
束・千冬「「ゴパァ!?」」
とりあえず落ち着かせるため束姉さんの襟をつかんで前後左右に揺らす千冬姉さんと。スッゴク揺れているのに舌を噛まないで混乱している束姉さんにチョップをお見舞いした
・・・・・一刀、もちつき中・・・・・
一刀、検査中
束「ええっと~。細胞レベルまでかずくんを検査してみたけど、どうしてISを動かせるか解からなかったよ」
千冬「束にも解からないか」
束「うん、全然わかんなかった・・・・・・男の子なのはお風呂に入っているから分かるんだけど」
千冬「・・・・・風呂」
束「そう・・・お風呂」
ジィ~・・・・・・・
一刀「ていっ」
パイ投げ
ペチャベチャ
束・千冬「「わぷっ!?」」
一刀「何幼少男子の股間をガン見しているの?」両手にパイを装填
束・千冬「「しゅみましぇん」」ペコリ
一刀「よろしい、とりあえず俺がISを使えることは来る時まで秘密にするとして」
一刀「白騎士の武器は大剣だけ?」
束「うん、ちーちゃんに遠距離武装はあまり必要ないと思って。両腕に付けている連射性を重視した『荷電粒子砲』の二つだけだね、あと物理シールドをオマケに作ってあるよ」
一刀「千冬姉さんはそれだけで足りる?」
千冬「ミサイルの数と武器の耐久力にもよるが。私には十分だ」
一刀「それじゃぁ今の処、武装はこれでOKっと」
一刀「次に俺が送った計画書には目を通した?」
千冬「アレか一刀」
一刀「うん、アレ」
束「もっちロンだよかずくん、来た瞬間に読破して丸暗記しちゃったもん♪」
一刀「それで、束姉さんから見て不備はあった?」
束「アレにはさすがの束さんもビックリ仰天したけど・・・・・・本当に出来るの?」
一刀「出来る」
一刀「俺と千冬姉さん、そして・・・・・束姉さんが居てくれるのなら」
一刀「俺達は何だって出来るし。何処へでも行ける」
束「・・・・・うん♪なら束さんもがんばってやっちゃうよ!」
束「それで?何時頃実行に移すの?」
一刀「まず千冬姉さんが白騎士になれるのに最低でも一ヶ月」
一刀「束姉さんがアレを全部作り上げるのに余裕を持って一・二か月」
一刀「そして国会との密談と交渉の準備を二週間って所かな」
束「うん、かずくんが殆ど御膳立てしてくれたからすぐに出来るよ♪」
千冬「ふっ、一ヶ月経つ前に乗りこなしてみせるさ」
一刀「うん、楽しみにしているよ?」
一刀「それじゃぁ準備を進めようか?」
・・・つづく?
あとがき
どうもアサシンです
結構無理やりな感じで一刀がISに乗れる衝撃?の事実
小学生の少年と共に世界の流れを変えようとするまだ高校生?位に成長した二人の天災と最強
この三人が力を合わせた時・・・・・・未来が変わる
次回 真・恋姫IS 第五話
蒼天が死して 白き騎士が起ち 極東誕生す
ではでは
再来~~~
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シリアスだかギャグだかイチャラブだか甘酸っぱいイベントの翌日