第一管理内世界ミッドチルダ地上本部
ゲイツ親子の元に、一刀達は来ていた
レジアス「ようこそ、時空管理局地上本部へ。お待ちしておりました」
一刀「堅苦しいのは抜きだ。状況を確認したい」
オーリス「現状、一刀様の私兵である将兵達の活躍により民間人の死傷者は0です」
オーリス「管理内外共にこちら側の死傷者もほぼ0、管理局側の罪人達の約三割が死亡、又は重軽傷を負っています」
オーリス「更に一刀様が流した映像の影響で地上本部以外でもこちら側に着く者達が増えつつあります」
オーリス「捕縛された者達も全員一刀様の膨大な人数の兵に見張ってもらっていますので。こちらも問題ありません」
オーリス「本局と聖王教会を除く施設は着々と攻略されております」
一刀「上々だ、聖王教会には俺が出向く。本局の進行具合はどうなっている?」
レジアス「ゼスト隊と三大提督率いる古強者達と共に内と外から攻略しています。更に弟君達の加勢も頂けたので、制圧は最早時間の問題かと」
一刀「順調だな。桃香、華琳」
桃香「何?御主人様」
華琳「何かしら?」
一刀「桃香は軍師の皆と共にここで指示を。何かあったら連絡をしてくれ」
桃香「うん、わかった」
一刀「華琳は春蘭と秋蘭、あと桂花と一緒に俺に付いて来てくれるか?」
華琳「分かったわ」
一刀「レジアスさんとオーリスさんはクライドと一緒に制圧し終わった本局を掌握と支援をお願い」
レジアス「了解しました」
オーリス「了解しました」
一刀「ドゥーエ」
ドゥーエ「なんだい?」
一刀「ジェイルに伝達、『ガジェット部隊を率いて本局へ向かえ』と」
一刀「それとプレシアとリニスに、本局の機能を潰せと。ガジェットは保険に連れて行けとも伝えてくれ」
ドゥーエ「わかったわ、じゃあね」
一刀「それともう一つ。ガジェットⅥ型に着いて後で話があるとも」
ドゥーエ「ええ、伝えておくわ」
足元に戦闘機人特有の魔法陣を展開してドゥーエはジェイル達の元へ向かった
そして一刀も華琳達四人を連れて聖王教会へと赴く
さて、聖王教会に来た俺達は早速ピンチだ。何故かって?それはな・・・・
ヴィヴィオ「一刀兄いちゃん!カリムお姉ちゃんが欲しい!」
カリム「え・・・・ぇええええええ!?」
シャッハ「聖王陛下!カリム落ち着いて!!」
聖王教会の騎士達「「「「聖王陛下が聖誕なされた!!?」」」」
騎士団副長「・・・・どうしましょう団長?」
騎士団長「・・・・・御茶と御菓子でも用意しようか」
ヴィヴィオ「一刀おにいちゃ~ん!?」
一刀「何故ヴィヴィオが此処に居る?」
華琳「ホント、アナタの周りは何時も賑やかね♪」
桂花「・・・・バカ」
春蘭「なぁ秋蘭?これはいったい・・・」
秋蘭「私にも何が何やら」
一刀「とりあえず鹿角か武蔵を見つけないとどうしようも・・・・」
鹿角「御呼びですか?」
武蔵「参上しました、以上」
一刀「うぉっ?!」
一刀「驚かすな!?イヤ今はそんな事よりも」
どうしてこんな事になっているのか聞かなくちゃ
あの後ヴィヴィオにくっ付かれたカリムとシャッハに教会の応接室に招かれお茶をした
ヴィヴィオはカリムと俺の間に座り。シャッハと華琳は俺並んで俺達の前に座っている
他の騎士達は部屋の外で待機してもらっている
いきなり後ろから現れた二人に事情を聴いてみると
曰く、コッソリと付いて来てました・・・・と
曰く、聖王教会に行く事がバレ、先回りされました以上
曰く、そしていつの間にか私達はオトモと紹介され。知らず知らずのうちにカリムさんを姉にと懇願しだしたのですよ
・・・・だっそうだ
要するに
一刀「付いて来ちゃったのね?」
ヴィヴィオ「うん♪」
カリム「ええっと、一刀さん?この子は本当に聖王様なのですか?」
一刀「そうだよ、でもオリヴィエの記憶が無いから今ここにいるのは正真正銘俺の妹。北郷ヴィヴィオだよ?」
カリム「そうですか。記憶はないのですね」
一刀「うん」
ヴィヴィオ「ん?ヴィヴィオはヴィヴィオだよ?」
一刀「そうだったね」ナデナデ
ヴィヴィオ「えへへ~///」
カリム「ほわわ~♪////・・・・・・・っは!?」
シャッハ「ほわわ~♪////・・・・・・・っは!?」
一刀「戻って来たね?早速だけど本題に入らせてもらうよ?」
カリム「・・・・どういった御用でしょう?」
一刀「簡単だよ、君達聖王教会と同盟を結びたい」
一刀「この子の事もあるんだけどね?」
ヴィヴィオ「ふみゅ?」コテン?
カリム「聖王陛下の事ですか?」
一刀「っそ、君達が崇める聖王本人・・・・と言ってもウチのジェイルが関わっているプロジェクトFの産物ですね」
シャッハ「それって・・・・?!」
カリム「もしかして」
一刀「そう、管理局の膿共からの依頼でジェイルの娘の一人が此処に侵入して盗んだ『聖遺物』から蘇らせた」
一刀「と言っても俺にとっては普通に可愛い妹だけどな」
ヴィヴィオ「ふみゅみゅ?」コテン?
カリム「・・・羨ましいです(ボソッ)」
カリム「それで私達との同盟に聖王殿下とアナタ方のメリットは大体わかりますが。私達へのメリットは?」
一刀「廃れてしまった古代ベルカ式を復活させる」
カリム・シャッハ「「出来るんですか!?」」
ガタン!と音を立てながら二人は椅子から立ち上がった
隣りに座っていたヴィヴィオは状況に付いて行けず「ふみゅみゅ?」コテン?である
彼女達が驚いた事は無理も無いことだ
古代ベルカ式とは、その名が指すとうり。大昔に起こった戦乱の時代真っ只中に有ったベルカで使われていたモノだ
ミットチルダと対を成す二大魔法だが
その使い勝手の悪さ。所有者の技量。デバイス等々。一言で言うなら恐ろしく癖が強い
故に使える者も一握りと、使用する者達が居なくなり廃れてしまったのが古代ベルカ式だ
これを使いたい者や、使う者達の為に現代で使われているのが近代ベルカである
これは古代ベルカの難点の一つであるカートリッジシステムの口径の小型化等諸々の事情等を考慮され作られたのが
ミッド式を基礎にして新しく作られた近代ベルカ式である
※詳しくはウィキペディア先生に聞いてくださいby作者アサシン
カリム「古代ベルカ式を復活させられるのですか!!?」
シャッハ「騎士カリム!落ち着いてください!」
一刀「君も落ち着いて?そうだよ見習い騎士カリム。俺達は古代ベルカ式の復活の為に君達に同盟を申し込みに今日こちらに来たんだ」
シャッハ「アナタは次元世界すべてに喧嘩を売っている今この状況で。何私達にとって恐ろしく重要な案件を持って来ているのですか!?」
シャッハ「バカなのですか?死ぬのですか?!」
一刀「まず落ち着こうか?シスターシャッハ。真面目な話、これは実現可能だよ?」
一刀「君達は古代ベルカの戦乱期、聖王や覇王の戦話を知っているかい?」
カリム「ええ、知っています」
シャッハ「もちろん、知っています」
一刀「それならシスターシャッハ。君の隣に居る彼女は誰かな?」
シャッハ「はい?この方d・・・・・っえ?」
カリム「シャッハ?」
シャッハ「なっなぁああああああ!!?」
シャッハ「あああああっあななななな。アナタはぁ!!?」
カリム「シャッハ!?」
シャッハ「カリム!この方は!ベルカ戦乱期で数多の戦場を乱し。ほぼすべての王達と、国と戦い」
シャッハ「クラウス・G・S・イングヴァルトを殴り飛ばしたもう一人の覇王!」
シャッハ「魏国の覇王!曹操・華琳!!」
カリム「っそ!?曹操ですって!!?」
一刀「何かどっかでこんな展開見た事あるような無い様な?」
一刀「って言うか華琳?クラウスを殴り飛ばしたって?」
華琳「その頃丁度オリヴィエが戦死してね。その後の彼を戦場で見かけたらなんかムカつい来て」
一刀「ムカついて全盛期の覇王をぶん殴りますかねぇ!!?」
華琳「だってぇ~」
一刀「だってじゃありません!!」
これはO☆HA☆NA☆SI☆が必要だね?
華琳のO☆HA☆NA☆SI☆の後。カリムとシャッハの二人と俺、華琳とで談笑している間に
春秋姉妹が聖王教会の騎士と模擬戦を
桂花が騎士団長と副団長の二人と教会のお偉いさん達との会談の末。
聖王教会は俺達。聖天十字騎士団側に付く事となり同盟を結んだ
一刀「では続きはこの騒動が終わった頃にまたお邪魔させていただきます」
ヴィヴィオ「カリムお姉ちゃんとシャッハお姉ちゃん!またねぇ~♪」
シャッハ「またの御来訪。お待ちしております」
カリム「また紅茶と御菓子を用意しておきますね♪」
こうして俺達は聖王教会を後にした
一刀「さて、本局に向かったクライド達はどうしているかな?」
・・・つづく?
あとがき
どうもアサシンです
今回は一刀視線?的にしてみました
そしてヴィヴィオが凄く役に立ちました。主に聖王教会側の事で
この後すぐに鹿角と武蔵に連れられバルスブルグ教会へ強制送還されました
そんなヴィヴィオの最後の一言は
ヴィヴィオ『カリムお姉ちゃんが欲しいぃ~!!』
だったそうな
では次回予告を
次回 真・恋姫なのは?天軍割拠編 第四話
管理局本局の攻城戦、城を穿つは氷のバリスタ
ではでは
再来~~~
Tweet |
|
|
24
|
2
|
追加するフォルダを選択
恋姫達が管理内外世界で大暴れしている頃
一刀達は地上本部へ・・・・