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魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム)  第二十三話

Blazさん

突然の事故で死んでしまった岡本零人。
彼は神の力によってなのはの世界に転生する。
それが果てしない戦いの旅路だとは誰も知らずに・・・・・。

無印篇イメージテーマソング

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2013-07-08 20:54:35 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:2907   閲覧ユーザー数:2693

無印After編 第二十三話 「黒き竜巻」

 

SEASON 夏→秋 零人side

 

季節はいよいよ夏から秋に変わり少しずつ空気が冷たく感じてきた。

俺達は幻想郷に行っていた事を少し旅行していたと誤魔化し以前と変わらず

学校生活を送っていた。

 

零人「あ゛ー・・・・・暇だー・・・・・」

 

なのは「・・・大丈夫、零人君?」

 

零人「大丈夫ならこの暇をどうにかしてくれ。」

 

なのは「ならまたウチの店に「却下だ。」どうして?」

 

零人「何故か知らんが以前にもましてお前の兄貴の目線が怖ええ・・・・。」

 

なのは「・・・・今度お兄ちゃんをO☆HA☆NA☆SHIしないとね・・・・・。」

 

零人「黒いわ顔が。」

 

さてだがどうするか・・・・A,s開始まで後数ヶ月だしな・・・・・。

大体の仕込みもすんでるし・・・・

 

零人「はぁ~・・・誘拐でも起こればいいのになぁ・・・・」

 

なのは「それはちょっと言い過ぎじゃあ・・・」

 

すると俺となのはは教科書で頭を叩かれた。

 

北村「お前ら、今は授業中だぞ。」

 

零人「へいへい・・・・。」

 

なのは「ご・・・ごめんなさい・・・・・。」

 

聖羅「ふっ!やっぱ可愛いななのは!「お前も黙らんか!!」へぶっ!!!」(教科書投擲)

 

零人「・・・・⑨だな。」

 

なのは「馬鹿なの。」

 

アリサ「馬鹿は元からよ。」

 

すずか「いいえ・・馬鹿以下のゴミよ・・・・・・フフフフフ・・・」(黒笑み)

 

俺達の近くの席では月村が黒い笑みを浮かべていた・・・・

怖え・・・・・。それにしてもあの馬鹿(聖羅)だけならまだしも・・・・・

 

「フッ・・・やはりお前はモブキャラだな・・・「あ゛あ゛!?」。」

 

銀髪の次は金髪オッドアイとはな・・・・ちなみに名前は金獅子マサキ(きんじし まさき)

なんか性格はどっかの冥王計画の裏の人格見たいなヤツだ。当然、ナデポ・ニコポはあるらしいが。これでデバイスもゼオライマーとか言われたら笑えねぇぞ・・・・

 

北村「いい加減にせんか!この馬鹿者共!!」(ゲッシーキック)

 

金獅子「ブグォ!!」

 

聖羅「ガハァ!!」

 

・・・・はぁ・・・。

 

 

三人称side

 

放課後・・・・・

 

零人「んじゃ帰るか。」

 

なのは「そうだね。アリサちゃん・すずかちゃん一緒に帰ろ?」

 

アリサ「あ・・・今日、私塾が・・・・・」

 

零人「月村もか?」

 

すずか「うん・・・ごめんね二人とも。」

 

なのは「うんうん気にしないで。それより・・・・」

 

零人「最近何かと物騒だからな。護身用忘れんなよ。」

 

アリサ「ええ・・・(あ・・しまった・・・)」

 

すずか「わかったよ。(今日に限って忘れちゃった・・・)」

 

その後アリサとすずかは車で下校しなのはと零人は無事帰宅したのだが・・・・

 

 

P.M 10:25・・・・・

 

夜になり零人がフリータイムを過ごしていると零人の携帯が鳴った。

すると零人は少し不安になった連絡してきたのはなのはだったからだ。

 

零人「どうしたなのは。」

 

なのは『零人君大変なの!!アリサちゃんとすずかちゃんが誘拐されちゃった!!』

 

すると零人はやっぱりかと頭を抱えたのだった・・・・・

零人side

 

なのは『どうしよ零人君・・・!アリサちゃんたちに万が一があったら・・・!!』

 

零人「落ち着けよ・・・てかお前は保護者か!!」

 

ったく・・・なのはから連絡が来てまさかと思っていたが・・・・

てかあいつ等俺が上げた護身用忘れたのかよ・・・。

 

零人「なのは、その事二人のはサツに話したのか?」

 

なのは『うんうん。犯人から警察に言ったら命は無いって言われたらしくって・・・・。』

 

なるほどね・・・セオリー通りの犯人様なこった・・・・

・・・しゃーねー・・・・

 

零人「なのは、一旦公園に来てくれ。二人を探すぞ。」

 

なのは『ふぇっ!?・・・・わかったの!』

 

そして俺は電話を切り出かける準備をした。すると眠たそうにソルナが俺に尋ねた。

 

ソルナ「うん・・・零人ちゃんどうしたの?」

 

零人「ん?・・・・ちと友達を悪いオッサンから助けてくるわ。」

 

ソルナ「・・・誘拐なら誘拐って言ってもいいんだよ?」

 

零人「・・・・・はい・・じゃあソルナ・・・・」

 

ソルナ「二人の反応を見つけるんだね?」

 

零人「仕事が速いことで!」

 

ソルナ「・・よしっイクスに転送しておいたからそれを辿っていけばいいよ!」

 

零人「おう!サンキューな!」

 

そうして俺は自転車をこぎ、公園に向かった。

 

 

 

海鳴公園・・・・・

 

なのは「あ!零人君!」

 

零人「遅くなってスマン!で早速だが二人は何処でさらわれたんだ?」

 

なのは「確か・・・・あっちの人気の無い道路でって・・・・」

 

零人「・・・ちなみにその情報は?」

 

なのは「アリサちゃんの執事さんが話したから確かな情報なの。」

 

零人「確かあっちは工場地帯だったな。」

 

なのは「でどうするの?」

 

零人「決まってんだろ。行くぞ!」

 

なのは「・・・!うん!」

 

俺はなのはを後ろに乗せ工場地帯に向かったのだ・・・・・

 

 

工場地帯・・・・・

 

なのは「ここだよ。確かお父さんの話だと昔閉められたんだって。」

 

零人「なるほど・・・・それには持って来いだなここは。取り合えず手当たり次第に探すけど出来るだけ静かに見つからないように行くぞ。」

 

なのは「っ・・・・わかったの!」

 

俺はベレッタを持ちなのはは俺の服を掴んで工場の奥に進んでいった。

 

 

 

なのは「・・・・ここも違うね。」

 

零人「ああ・・・とすると・・・っ!ストップ!」

 

なのは「ふぇっ!?」

 

俺は工場の中を指差した。なのはそれを見ると何か確信した。

バニングスと月村が居たのだ。だか二人の周りには四人ほどの男が居ていずれもPPSを持っていた。

 

零人「(なのは。お前は一旦戻って携帯で誰か大人を呼んできてくれ。俺は監視と

最悪奴らと一戦交えるから。)」

 

なのは「(えっ!!無茶だよ!いくら零人君でも危険なの!)」

 

零人「(危険は承知・・・・早く行け!)」

 

なのは「(・・・・・わかったの。無理はしないでね!)」

 

そう言いなのはは忍び足で工場の外に向かって言ったのだった・・・

 

零人「さてと・・・イクス、準備はいいな?」

 

イクス『いつでも。』

 

零人「OK・・・・行くか!」

三人称side

 

その頃工場の中ではアリサとすずかがロープで縛られておりその周りには男が四人居た。

するとリーダーらしき男が電話をし終えたのだった。

 

「さてと・・・・金と車が来るまで待っているか・・・・」

 

「連絡は取れたんすか?」

 

「ああ、依頼人は元々月村のガキをさらってくるだけでいいって言ってたがバニングス家のガキもさらってきたと言ったら喜んでたよ。」

 

どうやら彼らは誰かに雇われて誘拐を行ったらしくココで依頼人と落ち合う手筈となっていた。

 

アリサ「(ねぇすずか・・・・)」

 

すずか「(あ・・・やっぱりアリサちゃんも?)」

 

アリサ「(ええ・・今回に限って家に忘れてきちゃったの護身用。)」

 

すずか「(どうしよ・・・この人たち拳銃持っているから変な事したら何されるか・・・・)」

 

アリサ達が小声で話していると誘拐犯の一人が愚痴をこぼしていた。

 

「はぁ・・・これでボーナスとかでればいいすけどね・・・・」

 

「へへへ・・・じ・・・じゃあ・・俺は先にボーナスを貰おっかな・・・・」

 

するともう一人が怪しい顔でアリサとすずかを見始めた。その顔に二人は背筋が凍り

まさかと思った。

 

「・・・・あー・・うん・・お前そう言う性格だったな・・・・」

 

「どうしますリーダー?」

 

「ん?好きにしろ。・・・そのガキ達に大人の階段を上ってもらうためににな。」

 

「「(っ!!!!!!)」」

 

すると一人がゆっくりと二人に近づき始めた

 

「うへへへへへ・・・・・・・」

 

 

アリサ「ひっ・・・・・・・・」

 

すずか「あ・・・ああ・・・・」

 

 

「「誰か助けてぇ!!!!!」」

 

二人は思わず大声を上げたが誰も助けには来わしないと思っていた

 

「はっ!誰も来わしねぇよ!」

 

「へへへそれじゃあ・・・!」

 

だが!

 

 

 

「その役目は私に任せてもらおう!」

 

 

 

(BGM"TROMBE!")

 

リーダー「っ!?誰だ!!」

 

「リーダーあそこ!!」

 

誘拐犯たちが見た方向には黒い一人の男が吹き抜けた工場の天井の骨組みの鉄骨に立っていた。

 

「テメー・・・何者だ!!」

 

「私の名前はレーツェル。レーツェル・ファインシュメッカー。」

 

「はぁ!?」

 

「れ・・れぇ!?」

 

その正体はご存知零人で今回はスパロボOGシリーズの機体"アウセンザイター"しかも大人の姿(稲田ボイス)で救出を試みていた。ちなみにAIは当然レーツェルとなっている。

 

零人「私と出会った事を呪うがいい。彼女達を開放してもらう。」

 

リーダー「ふっ・・ふざけるな!撃て!撃つんだ!!」

 

零人の要求を答える事は当然出来ないので男達は一斉に零人に向かって発砲し始めた。

だが零人はそれを物ともせずジャンプし一回転、そして・・・・

 

零人「ランツェ・カノーネ発射!!」

 

零人はアウセンザイターの装備"ランツェ・カノーネ"を使い男達の武器を手から離し

 

「ぐおっ!」

 

「だぁ!」

 

「ぶひぃ!!」

 

リーダーを除く三人の頭に直撃させたのだった。

 

リーダー「ちっ!ここで終わってたまるか!!」

 

するとリーダーはM13を構えて撃とうとしたが・・・・

 

零人「っ!遅いっ!!」

 

ドオン!!

 

リーダー「な・・・・何・・・・・!!?」

 

男よりも早く零人が撃ち、男は倒れたのだった・・・・

ちなみにこの射撃スキルは大半がレーツェルのお陰である。

 

零人「これで全部か・・・・・」

 

アリサ「こ・・・殺したの・・?」

 

零人「大丈夫だ気絶しているだけだ。」

 

零人は二人を縛っているロープを外し立ち去ろうとしたが・・・・

 

すずか「あのっ!・・・せめて・・・お名前を!」

 

零人「・・・・・(-・・・どうするレーツェルさん。-)

 

レーツェル『(-それは私に任せてくれ。-)』

 

零人「・・・私の名は・・・トロンベと・・・今は名乗っておこう。」

 

すずか「え・・・・・」

 

零人「では、また。」

 

そうして零人はローラーダッシュを使い立ち去って行った・・・

 

 

 

三分後・・・・・

 

零人「おーい。生きてっかー二人とも。」

 

アリサ「あっ岡本・・・・」

 

すずか「うん・・・取りあえずは・・・・・」

 

零人「? どうした?」

 

アリサ「いや・・・・・//」

 

すずか「何も・・・ないよ・・・・・はははははは・・・・・」

 

明らかな二人の変な様子に零人は首を傾げるし無かったのだった・・・・・

 

 

 

なのはside

 

その後私がお兄ちゃんや警察の人と一緒にアリサちゃん達のほうに向かった時にはすでに

二人とも開放されていて零人君も少し遠回りして二人を助けようとしていたけど・・・

どうやら別の人が助けていったらしく犯人も無事逮捕されたの。

 

なのは「二人とも大丈夫だった!?」

 

アリサ「うん。平気よ。」

 

すずか「ただちょっと危なかったのは確かだけど・・・・」

 

零人「すまんな助けるのが遅れて。」

 

アリサ「ホント・・・・でも・・・二人ともありがとう。」

 

なのは「当たり前なの!アリサちゃんとすずかちゃんは友達なの!」

 

零人「・・・・はぁ・・。」

 

 

そうして二人の誘拐事件は終わりを告げた。

そして・・・その後新たな戦いが起きようとしていたが

この時俺達はまだ知る由も無かった・・・・・

                          Next A,s編・・・・・。


 
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