No.545579

IS-インフィニット・ストラトス ネクサス 三番目の力ーThird power ー

ザルバさん

新たなる力を得た一夏。今更気付いたんだけど『ゴーレムⅡ」は何処へ言ったんだろう?

2013-02-17 21:53:46 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3390   閲覧ユーザー数:3269

 光が晴れるとそこにはいつもと変わらない姿の一夏の姿があった。だが何処か違っていた。

 一夏はマッハムーブを使い簪の目の前にいる『ゴーレムⅢ』にパンチを喰らわす。『ゴーレムⅢ』は吹っ飛ぶ。」

「大丈夫か、皆。」

「ああ。」

「何とか・・・・・大丈夫・・・・・」

「私は少し変な感じよ。背中の痛みがないの。」

「お姉ちゃん!」

「どうしたの?そんな顔をして?」

「だって・・・・だってお姉ちゃんさっき気を失っていたんだよ!背中だって・・・・・・」

 さっきまで血で染まっていた背中は無く、傷も完治していた。

「なんか治ちゃったみたいだね。ISは待機状態だけど。」

「・・・・・私のもだよ、お姉ちゃん。」

「私もです。」

 その時『ゴーレムⅢ』三機が一夏の元へ接近してくることをセンサーで感知する。

「みんなは避難してくれ!」

「一夏君はどうするつもり?」

「あいつらを・・・・・・ぶっ壊す!!」

「何を言っている一夏!?」

「そうだよ!危険だよ!」

「そうだな。でもここで戦わないといけない。」

「でも!」

「それに!」

「「「!!」」」

「俺はもう繰り返さない。二度とな。」

 一夏は上昇する。一夏に吹っ飛ばされた『ゴーレムⅢ』は追うように上昇する。一夏は雪片をコールし、光を雪片にありったけ集める。

「はあああああああああ!!!!!!」

 一夏が『ゴーレムⅢ』に接近し雪片を振り下ろす。ゴーレムは腕で受け止めるが、『ゴーレムⅢ』の腕が触れた途端光は開放され、腕はバラバラになる。

「まだだ!」

 一夏は雪片を振り上げ、『ゴーレムⅢ』を楯に真っ二つに切り裂く。『ゴーレムⅢ』は爆発する。

 残り三機。

 『ゴーレムⅢ』三機が一夏から約20メートルの距離に来た時であった。セシリア、鈴

、シャルロット、ラウラの四人が箒達の方へ駆けつけてきた。

『箒(さん)』

「皆!」

「一夏さんはどこに!」

「あそこだ。さっき襲撃してきた奴を一機倒した。」

「それ本当!!」

「すごすぎよ!」

 一夏は左手を胸にかざし、振り下ろす。

白式は白から青に変わり、右腕のアームドネクサスはアローアームドネクサスに変わる。 白式はアンファンスからジュネッスブルーに変わる。

 一夏はオーバーレイ・シュトロームを『ゴーレムⅢ』に向け放つ。三機の『ゴーレムⅢ』は可変シールドビットを展開するが一夏の放ったオーバーレイ・シュトロームは強く、可変シールドユニットを破壊し、三機のうちの一機に命中する。オーバーレイ・シュトロームに当たった『ゴーレムⅢ』は破壊される。

 残り二機。

 『ゴーレムⅢ』の残りの二機のうちの一機が接近しブレードをコール、一夏に切りかかってくる。一夏はアローアームドネクサスから光の剣を出し、『ゴーレムⅢ』に切りかかる。

「あの技は!」

 『ゴーレムⅢ』は切り裂かれ、爆発する。ネクサスの技・シュトロームソードである。

 残り一機。

 最後の『ゴーレムⅢ』が高密度圧縮熱線を放とうと構える。

 一夏は右手を胸にかざす。胸のYの文字型の光が形成され、弓矢の形になる。

「あの技って!」

「ウルトラマンの技だ!」

 一夏は左手を『ゴーレムⅢ』に狙いを定め、右手をかざし、弓矢のように引く。

「喰らえ!!」

 『ゴーレムⅢ』が放つと同時に一夏も光の矢を放つ。高密度圧縮熱線は光の弓により二つに割れ、『ゴーレムⅢ』に直撃、爆発する。ネクサスの技・アローレイ・シュトロームである。

「すごい・・・・」

「また強くなったな、一夏は。」

「かっこいい・・・・・」

「一夏君、どこまで強くなるのかしら。」

 

「織斑先生、一夏君、やりましたね。」

「ああ。まったくあいつは、後で説教だな。」

 一夏は懐からエボルトラスターを取り出した。

「また、助かっけられたな。」

 エボルトラスターはチカチカ光った。

 一夏は地上に降下し、着地。ISを解除した。

「よくやったね、一夏君。」

「どうもです。・・・・・・ぐっ!」

「一夏!」

「一夏さん!」

「一夏!」

「一夏!」

「一夏!」

「織斑君!」

「一夏君!」

 一夏は胸をワシ掴み、倒れこむ。一夏はもがき苦しみ意識を失った。

 


 
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