No.530031

真・恋姫無双 刀蜀・三国統一伝 第五節:袁術ちゃん 首を洗って 待ってなさい♪(五・七・五)

syukaさん

何でもござれの一刀が蜀√から桃香たちと共に大陸の平和に向けて頑張っていく笑いあり涙あり、恋もバトルもあるよSSです。

2013-01-10 01:38:36 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:7217   閲覧ユーザー数:5524

まえがき 明けましておめでとうございます。去年から約半年投稿し始めて時間がすぐるのが一層早く感じましたよ。今年も頑張ろう!頑張れ、俺!就活に負けるな!wそんな個人的なことはどっかにぽいして、コメントありがとうございます。今回は雪蓮、水蓮たち、呉にスポットを当ててみようと思います。魏勢に出番がないとかはありませんのでご安心ください。それでは、ごゆっくりしていってください。

 

 

おはよう、雪蓮よ。今日はついに袁術ちゃんのとこを襲ってあの小娘の首をスパーンと刎ねられる日なの♪そして、やっと孫呉復興の第一歩を踏み出せる!これもあの一刀が伝国璽を譲ってくれたおかげね。あーあ、呉に来てくれればいいのになぁ。今は謁見の間で将、軍師を集め、最後の確認を行っている最中なの。

 

「皆、揃ってる?」

「はい、全員揃っています。兵たちもすぐに進軍できるように待機させています。」

「そうか。」

「母様、すぐに出撃しましょう!私、体が疼いて待てないわ。」

「お前は暴れたいだけだろう?」

「あたり~♪」

「はぁ・・・。」

「もう少しの辛抱だ。だが、今回は蓮華に大将を任せておるからな。すぐにはいかんだろう。」

「・・・は?」

 

母様の言葉に私と蓮華が間抜けな声を上げた。蓮華の方を見てみるとぽかーんとして状況を把握しきれていないみたい。

 

「か、母様、私はそのようなこと、初耳なのですが・・・。」

「それはそうだ。このことは私と冥琳と愛璃で決めたことだからな。出陣の前まで伝えないようにしていたのだ。」

「どうしてですか!大将なら母様や雪蓮姉様がいるじゃないですか!」

「お前の孫家の娘だからな。この機会に経験を積ませるべきであろうと思ったんだよ。相手は袁術なのだし、それにお前は事前に伝えておくと下手に考えすぎる嫌いがあるからな。それで本調子を出せなければ本末転倒だと・・・あ、これは思春の言葉だ。」

「し~しゅ~ん~!!」

「蓮華様のことを考えてのことです。ご容赦ください。」

「ぐぬぬ・・・。当たっているだけに反論できない・・・!」

 

私が大将をやりたかったのに・・・。まぁ、今回は可愛い妹に譲るとしますかね。

 

「そして、今回の軍の指揮を取るのは亞莎、お前だ。」

「は、はいー!?わ、私ですか!?」

「そうだ。お前をせっかく文官として働けるように穏が頑張ったのだ。此度の戦はお前の初陣にちょうど良いと穏が私と愛璃様に進言してきたのでな。」

「亞莎ちゃん、頑張ってくださいね~♪」

「そ、そんな~・・・。」

「そのような情けない声を出すな。お前は穏が手塩にかけて育てたのだ。その点だけで考えても実力が伴っていると判断できるしな。」

「そうですよ~♪私が冥琳様から教えていただいたことをぜーんぶ亞莎ちゃんに刷り込みましたから。」

「う~、分かりました。私、頑張ります。」

「うむ、その意気だ。」

「では大将は蓮華。指揮は亞莎が取る。」

「水蓮様、私はどう動けばいいでしょうか?」

「愛璃は・・・あなたの判断に任せるわ。」

「では今回は戦線に加わりましょう。連合では一刀くんに遅れを取ってしまったから汚名返上しないとね。」

「私も早く一刀と一戦交えてみたいわ~♪」

 

愛璃を無傷で倒せるほどですもの。一度は剣を交えてみたいわね。勿論本気でね♪

 

「姉様、その一刀というのは誰なのですか?」

「そういえば蓮華は会っていなかったわね。一刀、通称天の御使い。聞いたことくらいあるでしょ?」

「あ、それならあります。かの者、大陸を泰平へと導くとかなんとか・・・。けどそれは管轤の世迷言では?」

「それがいたのよね~。まぁ証拠があったわけではないけど、相当の手練で大きな器の者だった。愛璃曰く、呂布と一対一でやっても十分に戦えるくらいはあったらしいわよ。」

「愛璃がそこまで言うなんて・・・人間とは思えませんね。愛璃は母様と同じくらい人間離れしているのに・・・。」

「・・・ちゃっかり失礼なことを言われた気がするのは気のせいかしら?」

「まぁ、それはおまけみたいなものよ。本当に見るべきは器の大きさ。あれは人の上に立つべき器、王の器よ。今は劉備と二人で平原の相をしているのだけど、なんであれだけの者の存在が知られていないのかが不思議なのよね~。」

 

 

「そのあたりは深く詮索せずとも自ずと見えてくるまで待てば良い。なんせ、私と愛璃が真名を許した男なのだからな。」

「・・・え?・・・母様、今、なんと?」

「真名を許したと言ったの。」

「・・・。」

 

蓮華が唖然とした表情を浮かべているわね。まぁ、予想できたことだけどね。

 

「母様!王族の私たちはそんなにほいほいと真名を許していいものではないのですよ!」

「蓮華、そんなにカリカリしないの。一刀のお陰で私たちが袁術ちゃんのとこに攻め込めるのだから。」

「・・・どういうこと?」

「この伝国璽をくれたの、一刀なのよ。」

「王族ではないのよね?」

「ええ。井戸の中から拾ったらしいわ。」

「私たちの苦労って一体・・・。」

「あの子は規格外だから気にしたら負けですよ。」

「は、はぁ。」

 

確かに一刀は規格外よね~、色々と。伝国璽を拾うなんて普通はありえないし。いや、井戸の中に何かあったから拾いに行くってとこが普通じゃないか。母様が真名を許したのも充分考えれることじゃないけどね。

 

「それにしても愛璃さんたちはその御使い様のこと随分と推してますね。私も会ってみたいな~。」

「美々も好みだと思うわよ。結構な世話焼きさんだし、武の方も申し分ないから一戦交えるのも可能だしね。」

「愛璃さんが負けた人ですから是非とも!」

「母様の配下の人達は何でこうも血気盛んな人たちが集まっているのかしら・・・。美紅は比較的穏やかな方だけど。」

 

美紅(みく)こと韓当義公。母様の孫堅四将の一人にして馬術と弓術の達人。馬術では呉随一ね。確かに母様や他の三人に比べたら大人しい方ではあるけど・・・。

 

「私もやるときはやりますよ。」

「やるときは、ね。いつもは馬に乗っているか寝ているだけのあなたに説得力は皆無だけど。」

「ほかに興味がないだけです。私に興味があるのは孫家と馬と弓だけですから。」

「その興味が普段の仕事に向けられれば少しは兵の信頼も厚くなるだろうに。」

「大丈夫。韓当隊は皆ついてきてくれるから。」

「はぁ。あなたの隊の兵がいつか暴動を起こさないか心配だわ。」

「美紅は人畜無害だから心配しなくて良い。それより今は目の前の袁術軍討伐と建業奪還についてだ。」

 

母様の言葉に私たちは私語を止め母様の方に顔を向けた。

 

「さっきも言ったとおり、大将は蓮華、指揮は亞莎が行う。先鋒は私と雪蓮、美々。中軍に愛璃と冥琳、永琳。左翼に思春と祭、麗香。右翼に鸞と明命。騎馬隊と弓兵隊に美紅と穏。何か異論があるものはいるか?」

「今回も小蓮は兼業に残していくんですよね?」

「あの子にはまだ早すぎる。それに、今回はそこまで時間がかかるとも思えんからな。それならもっと鍛錬を行い指揮ができる程度には仕立て上げてからだ。」

「まぁ、戻ってきたら愚痴の一つくらいは聞いてやらないとね。」

「母様も姉様も小蓮に甘いのです。もっと厳しくしなくては・・・。」

「私たちの分まで蓮華が厳しくしているでしょ?」

「私は甘くしているとは思っていないのだが・・・。」

「私と冥琳が子供の頃の母様に比べると数段と甘いわよ?」

「えぇ。幼いながらに馬に括りつけられ戦場を連れ回された時など何度死にそうな思いをしたことか・・・。」

「いい経験になっただろ?」

「・・・。」

 

ないない。あれはトラウマになるわよ。私なんて冥琳みたいにすぐ気絶できなかったから鮮明に覚えてるし・・・。

 

「と、とにかく!すぐにでも出発するわよ!皆、兵をまとめて出撃!」

「御意。」

 

母様も半ば無理やり話を切ったわね。気持ちは分からないじゃないけど・・・まぁいいわ。今は袁術ちゃんの首を・・・うふふ。

 

・・・

 

 

「七乃~、蜂蜜水が飲みたいのじゃ~。」

「美羽様、先ほど召し上がられたばかりじゃないですか~。そんなにたくさん飲んではまた歯が痛い痛いと辛ーい思いをしないといけませんよ?」

「うっ、分かったのじゃ。今は我慢するのじゃ。」

「流石は美羽様ですね~。よっ、はちみつ大好きぐーたら大王!」

「うっはっは!もっと褒めてたも~♪」

 

やはり美羽様をからかうのは面白いですね~。反応が可愛すぎて止められません♪

 

「し、失礼します!」

「なんですか?」

「建業の孫堅たちがこちらに攻めてきました!ただ今戦線も突然のことに混乱しています!」

「な、七乃!どどど、どうするのじゃ!?」

「とりあえず、城に残っている兵を広場に集めてください。」

「分かりました!」

 

兵隊さんが部屋から出ていったのを確認すると自分を落ち着かせるためにひとまず深呼吸した。

 

「美羽様はこの部屋から出ないでくださいね。私は隊の指揮に出てきます。」

「待ってたも!妾も行くのじゃ!」

「外は危険です。万が一のことを考えてここにいてください。いいですね?」

「・・・絶対戻ってくると言えるかの?」

「はい、美羽様のためですもの。」

「分かったのじゃ。」

 

・・・

 

「はぁ、手応えがないですね。これなら一刀さんと剣を交えていたときのほうが有意義ですよ。」

「愛璃さん、口を動かすか敵をなぎ倒すかどちらかにしてください・・・。」

 

これはまた私だけで作戦を考えねばならないな・・・。この人はいっそのこと武官として働いたほうが良いでのはないだろうか?とりあえず、今は作戦を寝練ることに集中・・・

考えている間に愛璃さんが敵をなぎ倒すから、この人には軍師いらないな。そもそも自身が軍師だからそれも当然か。

 

「さて、こちらは片付いたわ。冥琳、本陣の方に報告をお願い。」

「まだ永琳の方が片付いてない・・・」

「こちらもあらかた終わりました。」

「・・・永琳、こちらに来たのなら一言くらい声をかけろ。」

「気配を消しておくのは隠密としての常識です。」

「それは任務執行中だけでいいのだ。」

 

まったく、何度言えば良いことか・・・。こいつは永琳こと朱治君理。仕事ぶりは素晴らしいものなのだがすぐに気配を消す嫌いがある。それが原因で何度肝を冷やしたことか。明命とは隠密だけに仲は良いのだが、たまに呪詛の如き呟きをしながら永琳を見ていることがある。・・・胸を。こんなもの、あっても肩が凝るだけなのだがな。

 

「冥琳、誰に話しかけているのだ?」

「気にするな、独り言だ。」

 

・・・

 

「ほれほれ、ボケっとしていると串刺しになるぞい!」

「貴様らの命運は、孫呉に楯突いた時から終焉へと繋がっているのだ!この鈴の音と共に、黄泉の門を潜るがいい!」

「祭様~、あまりはしゃぐとまた腰がグキッといっちゃいますよ~?」

「それは言うでない!」

「お二人共お元気ですね~。まぁ、私は仕事が減って楽できるので良いのですが♪」

 

お日様が心地よいですね~。戦場でなければ眠ってしまいそうです。ふあぁぁ~。

 

「これ、寝るでない!」

「うひゃ!祭様!何も拳骨しなくてもいいではないですか~。」

「お主が腑抜けた顔をしておるからじゃ。まったく、少しは愛璃や冥琳を見習ったらどうじゃ?」

「冥琳ちゃんはともかく、愛璃さんはどちらかというと戦場を

かけまわっているではありませんか~。あれでは武官と変わりませんよ?」

「それは・・・、・・・うーん、否定できぬ。」

 

 

「あの方は自分の欲に忠実なのだろう。策を練るにしても、武を振るうにしても。」

「いいですね~。頭も良くて誇れる武もある方は。自分のしたいように行動したいようにできますし。あのような方があと一人、二人はこの孫呉にいてくれればいいんですが・・・。うちは猪が大勢いますから。(ちらっ。)」

「何故こちらを見る?」

「いえいえ、他意はないですよ~。」

 

祭さんは溜息を吐き、思春さんはこちらを睨んでいます。いつものことなので気にはしませんが♪

 

・・・

 

「鸞(らん)さん、そちらはお願いします!」

「任せろ!明命はそっち頼むな。」

 

今私と鸞さんの隊で右翼を蹂躙しているのですが、やはり鸞さんは凄いです!私たち孫呉でもこの剣さばきの速さは思春さんにも勝るものが見えます!流石は水蓮様の四将、祖茂と謳われているだけありますね。あの二刀は他に例を見たことがないのですが、私から見ても美しいの一言に限ります。

 

「我が二刀の乱舞!受けられるものはいないのか!?」

 

少し熱くなりすぎるのがたまに傷ですが、それを差し引いても凄いの一言です!

 

「? 明命、私をチラチラ見るのも良いけど自分の方にも気を配りなよー。」

「は、はい!そこは分かってます!」

 

私も自分の方に集中しないといけませんね。

 

「邪魔です!道をあけてください!さもなくば、あなた方の首を切り落とします!」

 

・・・

 

「美紅さーん、このまままっすぐ突撃して突破口をこじ開けましょ~。」

「分かった。」

 

美紅さんは戦となると非常に冷静になる方なので共に行動しやすいですね~。

 

「弓兵隊、射撃よ~い。」

「騎馬隊、弓兵隊の射撃後にまっすぐ突撃する。機会を間違えるなよ。」

「はっ!」

「放て~。」

「突撃ーーー!!」

 

これではまるで話にならん。将の一人でも出てくればやり甲斐があるのだが・・・。まぁ、愚痴は言ってられんな。今は眼前の敵をなぎ倒すのみ!

 

・・・

 

「あはは!早くかかってきなさいよ~!私のこの燃え盛るような炎を受け止められる者はいないのかしら~!!」

「雪蓮様ずるいですよ~。私の分がなくなっちゃうじゃないですか~。」

「そう言いながらも吹っ飛ばしてるあたりあんたの分がないようには見えないんだけど?」

「けど~、雪蓮様の方が倒してるかずが多いんです!私もあのくらい吹っ飛ばしてスカッとしたいんです!」

「その気持ち、分からないじゃないけどね。」

 

三人が掛けた後は死屍累々。首や胴体がゴロゴロ転がっているのを目の当たりにした敵どころか本陣にいた蓮華や亞莎も軽く引いていた。

 

「・・・亞莎、あの三人をどうにか止めてきてくれない?」

「む、無理ですよ~。あの中に割って入ったら私が三枚におろされちゃいます!」

「あなたは元武官なんでしょ!大丈夫よ。私が保証するわ!・・・絶対生還できる。・・・いや、多分。」

「それを言うなら蓮華様の方が大丈夫ですよ!いつも思春さんと稽古してるじゃないですか。これはいい機会です。」

「・・・無理。」

「何を騒いでいるのかしら?」

「!? ね、姉様!」

「こっちは殲滅したわよ。早く次の指令をちょうだい♪」

「・・・姉様、嬉しそうですね。」

「だって~、早く袁術ちゃんの怯えた顔を見たいもの♪」

「・・・。」

「とりあえず、他の隊の者たちが集まってから動きましょう。」

 

 

・・・

 

「集まったわね。では、早速袁術のいる城に突撃します!」

「行くわよ~!」

「私もお供しましょう。」

「あ、姉様!・・・行ってしまった。」

「私たち、指揮していた意味はあったのでしょうか?」

「・・・言わないで。」

「さて、私も様子を見に行こうかね。」

 

・・・

 

「美羽様!逃げましょう!」

「? 七乃、どうしたのじゃ?」

「外で応戦していた我が軍が壊滅しました。残っているのは私たちと城内で守備をしている兵しかいません。孫策さんたちが城に攻めて来る前に、早く!」

「ま、まだ捕まりたくないのじゃ!急ぐのじゃ!」

 

私は美羽様の手を引き部屋を飛び出ました。しかし、扉を開けて視界に入ったのは返り血に濡れた孫策さんが仁王立ちしていました。

 

「あら、逃げられると思ってるのかしら?」

「そ、孫策!?」

「そうね、逃がすなら地獄の底とかお勧めよ♪」

「ガタガタブルブル。」

「美羽様・・・。」

 

あー、袁術ちゃんのこの顔が見たかったのよ♪けど、これで見納めね。彼女たちは肩をお互いに抱いてガタガタと震えているわ。・・・そそるわね。

 

「何か言い残すことはないかしら?十秒待ってあげるわ。」

「・・・。」

「ガタガタブルブル。」

「・・・何もないようね。それなら・・・さようなら。」

 

私が南海覇王を天にかざし、彼女たちに振りおろそうとしたその時・・・

 

「雪蓮様、お待ちください。」

 

私を追ってきた愛璃が突然口を挟んできた。

 

「・・・何?今いいところなんだけど。」

「その二人を生かしておいてはどうですか?」

「理由を聞いてもいいかしら?」

「これは一刀さんの受け売りなんですけど、出会いは大切に。いつか孫呉の役に立つ時が来るかもしれませんよ。また歯向かってきたときは返り討ちにしてくればいいですし。」

「一刀の言葉・・・ね。」

 

あの子の言うことなら一度は従ってもいいと思う自分がいるのが不思議よね~。

 

「気が変わったわ。袁術ちゃんに張勲。私の気が変わる前に私の視界から消えなさい。それでもまた私の視界に入るようなら・・・。」

「入るようなら?」

「首を刎ねるわ♪」

「ピィッ!」

「わ、分かりました。美羽様、行きましょう。」

 

・・・

 

「ふぅ。私も焼きが回ったわね。」

「これも少なからず一刀さんの影響なのでしょうね。」

「そうね。一刀か~、もう一度会いたいな~。」

「私もです。一度ゆっくりお話したいです。」

 

私たちはその後、母様たちと合流し建業へと帰路を辿った。

 

・・・

 

「へっくち。」

「ご主人様のくしゃみ可愛いね~。」

「嬉しくない・・・。誰かが噂してるんだろうなー。」

 

あとがき 読んでいただいてありがとうございます。今回は孫呉勢に頑張ってもらいました。美羽ちゃんたちは放浪の旅に出ましたね。はてさて、次回の一刀くんたちですが、仲間も増えたことでちょっと平原でのんびり一日過ごします。それでは次回 第五節:平原の休日 でお会いしましょう。

 


 
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