No.476691

超次元ゲイムネプテューヌXWorld 【ラステイションへ】

クロさん

Xworld第三回目の投稿です
ゼロのトラウマが少しここでは紹介されたり・・・
相変わらずの駄文ですが、自分なりにがんばっています

そしてME-GAさんのキャラクター絵図がすばらしい・・・

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2012-08-28 18:41:55 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:909   閲覧ユーザー数:807

さてただいま俺たちは今廃協会らしき所に来ている。

なぜかと言うと俺の相棒(仮)の訓練の一つでもある。

俺の相棒(仮)・・・ニーヴァの訓練は剣の訓練だ。

ニーヴァはどうやらこの世界に来る前は武器・・・まぁ簡単に言えば剣や銃などを使わずファンネルだけでモンスターを今まで倒してきたというある意味すごい奴なのだ。

聞いた時は俺もビックリした。

まぁすぐさま俺が武器をあげたけどね。

ある意味宝の持ち腐れぽっかたから

さてそれで何故こん所に来ているかというと、ルウィーの町の住民に「あそこならウジャウジャとモンスターがいる」とか言っていたので来てみたのだ。

そんで案の定ウジャウジャと居るはいる。

まぁ、ニーヴァの訓練にはありがたいけどね。

いちよう剣の基礎は来る途中に教えといた。

俺も少しは優しく教えるつもりだったが、ニーヴァの覚えがかなり良かった。

いちよう俺との模擬戦も行った。(神眼開放せずに)

結果は俺が勝っていたが、やればやるほどニーヴァの打ち込みの腕が上がっていく。

そんでまぁ俺は、あとは実践あるのみと思って連れてきたのだ。

「さてニーヴァ。やることは分かってるよな?」

「・・・(コクリ)」

ニーヴァは頷く。

「よし、やって来い」

「・・・(コクリ)」

ニーヴァは頷くと、すごい速さでモンスターの中心に行ってしまった。

「・・・というか暇だな」

俺は木の上で座ってつぶやく。

ニーヴァの動きを見ていると、ファンネルで倒せる敵は倒して近づいてきた奴は斬るという戦法らしい。

きれのいい腰と足の動きにあわせて剣を振る。

「まさかこんな短時間でここまで覚えるなんてな・・・」

俺は空を見てつぶやく。

しかし暇だな・・・

なんかドカーンとでかい事件はないかな・・・

と言ってもここに巻き込まれてること事態が事件か・・・

ま、俺には関係ないけどな。

任務を終わらせればすぐに帰れるし・・・

と思っていると・・・

――クイクイ――

ニーヴァが俺のコートの裾を引っ張る。

「ん?もう終わったのか?」

「・・・(コクリ)」

はやいなぁ~・・・

「どうだった?いい腕試しだったか?」

「・・・全然」

「さいですか・・・」

俺は苦笑いをする。

「さてさっさと町に行こうか?」

「・・・そうする」

そう言って俺たちは町に戻ることにした。

俺たちはすぐに宿に戻り、これからの事を話した。

「さて俺たちは今この世界に捕らわれている。と言った方がいいのかな?」

「・・・(コクリ)」

「さてここで議題だ。どうやってここから抜け出すかだ」

「・・・分からない」

うん、そうだよな~。分からんよな~。

言ってはなんだが俺も次元飛びも出来なかった。

こんなことは一度もなかったのに・・・

ていうか死者だから出来ないのか?

いやいや、まさかね・・・

「そして今現在この世界で何が起こっているのか。これがもう一つの議題だ」

「・・・(コクリ)」

「ここには俺たち以外にも色々な人たちが巻き込まれている・・・と俺は今判断している。意見は?」

「・・・どうやったらその判断に辿りつくの?」

「さっきから尋常じゃない【力】を感じるんだ」

俺は胸を張って言ってやる。

ニーヴァはと言うと・・・

「・・・」

冷たい目線で俺を見ていた。

うん。君、やめようか?

そうゆう目で俺を見るのをやめようか?

確かにおかしなことを言ってるのは間違いないけどさぁ。

分かってますよ?

俺だって変なことを言っているということを。

だけどさこうやって言わないとなんかやってけれないじゃん?

心細いってやつ?

といっても極限神から教えてもらったけどね。

「・・・そいつらが俺たちにとって【敵】か【味方】かは実際に合ってみなくちゃ分からない」

「・・・もしも【敵】だったら?」

「逃げるさ」

「・・・」

ニーヴァの冷たい目線攻撃。

効果はバツグンだ!!

「・・・無駄に戦っても意味がない。ここはまず情報収集が第一だと俺は思うが?」

「・・・確かにそう。だけど【敵】はな倒さなくちゃ、いずれ支障がでると私は思う」

「そのときは戦う」

「・・・」

そういったら彼女はだんまりモードに入っていった。

 

――だんまりから5分――

 

「・・・」

まだ喋らない。

 

――だんまりから15分――

 

「・・・・」

まだ喋らない。

 

――だんまりから30分――

 

「ねぇ、いつまで黙っているの?」

「お前が黙ってたんだろう!?」

おかしくね?

なんで俺が黙っていることになってるの?

「まぁいいや。寝るか」

「・・・(コクコク)」

俺は布団を敷き、眠りにつこうとしたが・・・

「なんで俺の布団」に入ってくる?」

なぜかニーヴァが俺の布団の中に入ってくる。

「一緒に寝たら節約にもなる」

どこで節約魂を燃やせと言った!?

ていうか布団に節約ってなんだよ!?聞いたことも無いわ!!

「私の世界はこうした方が節約だし、暖かさが2倍に跳ね上がってお得と言っていた」

よーし、その世界は狂っている。

何が節約だぁあああああ!!

ニーヴァの世界のお偉い方さんよぉ・・・お前ら節約って意味分かっていってんのか?

「ニーヴァ。いちおう言っておこう。これは節約ってカテゴリーには入らない」

「・・・・」

彼女は目をパチクリさせて俺を見る。

「お前は節約って意味、分かっていってるのか?」

「・・・分からない」

だろうな!!

絶対分からずに使っていたんだろうな!!

この後俺は1時間かけて彼女に節約って意味を教えた。

夜中の3時30分ぐらいに目が覚めた。

隣を見る。

・・・よし、ニーヴァは寝ているな。

ちなみにニーヴァは別の布団で寝ている。

というか寝かした。

やつは最後の最後まで粘り強く俺の布団に入ってくるもんだから少し実力行使をさせてもらった。

さてと・・・

俺は服に着替え、いつもの漆黒のコートを羽織る。

「まさか・・・またお前を羽織るなんてな・・・・」

俺は苦笑し、外に出る。

外はどこまでも続く暗闇に包まれていて、人は誰も通っていない。

まるでここはあの世みたいな感じだった。

「実際はどんな世界かは分からんがな・・・」

そういって俺は夜中の町を走る。

目的地はどこからでも見えた高くそびえ立つ塔だ。

「■■■■ッ!!!」

塔に近づくたびにモンスターの量が多くなっているような気がする。

いや気のせいじゃないな。

断然に多くなっていってる!!

「邪魔だ。お前たちには何の恨みもないが・・・消えてもらう!!」

そういい俺はハイマットを抜き取り・・・

「『破壊の弾(ヴォルガイア・ショット)』!!」

そして引き金を引く。

銃から放たれた弾は、通常の弾の速度より遅い。

それをあざ笑うようにモンスターは俺に向かって攻撃してくる。

しかし――――

「爆ぜろ!!」

そう言った刹那、弾は弾けとび漆黒の竜巻が現れる。

「■■■!?」

モンスターたちはその漆黒の竜巻に吸い込まれて消える。

「・・・行くか」

そして俺は走る。

「ついたのはいいが・・・どこから入るんだ?」

俺はある一つの問題にぶち当たっていた。

この塔には入り口がないのだ。

「なんのために作ったんだ?この塔・・・」

俺は上を見上げる。

どこまでも続く、それこそ本当に天にでも続いているんじゃないかと思うほど高い。

「仕方ない・・・壁走りをするか」

俺はその場から跳躍をしてある程度の高さにたどり着いたら、また跳躍をする。

これをいくらか繰り返す。

繰り返すこと25回・・・

「・・・どんだけ高いんだよこの塔」

俺は愚痴りながら屋上にたどり着く。

そして町を見渡す。

「たけーな・・・この塔いったい何のために作られたんだ?」

そう本当に高い。

めちゃくちゃに高い。

それこそ雲も突き抜けているほど高い。

スカイ〇リーよりもものすごく高い。

正直怖いな、この高さ。

「さて・・・『神眼』開放!!」

俺は神眼を解放してそれぞれのエリア・・・『プラネテューヌ』『ラステイション』『リーンボックス』『ルウィー』を調べる。

なぜ俺がこんな高い塔に登って、神眼を解放して、それぞれのエリアを調べているかというと、極限神が言っていた『イレギュラー』の存在を調べるためだ。

全てのエリアを調べるためにはある程度高い所に行かなくては俺は調べられない。

だからこの塔にきたのだ。

ルウィーには・・・俺とニーヴァだけしかいないな

プラネテューヌは・・・男が3人一緒にいるな

えーと・・・一人は真人間、もう一人は・・・人間なのか?コイツ・・・

量子化とか・・・チートじゃん。

俺でさえ出来なかった量子化・・・いや俺がやろうとしたことは粒子化か・・・

あぁ~!もう訳がわからんくなるから考えるな。

そしてもう一人・・・こいつがここのチームで一番強いだろうな。

種別は・・・神か。敵にまわると厄介だな。

そして・・・おいおい、こいつら人間と悪魔の間かよ。

ある意味俺と似たような感じだな、オイ。

世界は広いもんだな~。

しかも4人って・・・

こいつらも厄介な分類だな

次は・・・リーンボックスはいない・・・でいいか。

特になんの力も感じなかったし。

さて最後は・・・ラステイションか。

っとその前に少し休憩しないとな。

俺は神眼を切り、休憩を取った。

「腹へったな・・・なんか買っておけば・・・・そういえば店全部しまってたっけ」

俺は軽く絶望した。

なんでここにはコンビニがないの?

他の世界はどうか知らんが俺が住んでいたゲイム業界はコンビニ・・・もといいえば、セブンイレ〇ンやらファミ〇とか色々なコンビニがあったぞ!?

と愚痴っても仕方ない・・・

俺は頭の中で想像した。

「『創造(クリエイト)』!!」

そう唱えたら白いご飯と味噌汁とラーメンが出てきた。

それを一気にたいらげ、腹の虫を抑える。

「食った気がしない・・・」

他のやつが食えば腹はいっぱいになるし、なんの疑問も持たないだろう。

しかし俺は自分の魔力を食っているようなもんだから、食った気がしない。

さ~て残りのエリアも一気に見ますかね

俺はラステイションの方角に顔を向け・・・

「『神眼』開放!!」

神眼を解放させた。

ラステイションのイレギュラーの人数は・・・5人?いや、6人か・・・

影に隠れるってせこいな・・・

まぁ、流石に力の波動までは隠せてないがな

・・・なんかきちんと調べてくのめんどいな

もういいや、だだくさに調べてもバチは当たらないだろう。

なになに?

真人間が2人で、えらいゴッツイ装備をしたやつが1人で・・・

ていうかこいつ「俺これから戦争しにいくわwww」みたいな感じだな、オイ

それで影に隠れるやつが1人で・・・・

それで・・・

それで・・

それで・

・・・

まぁこれだけか~

あぁ、疲れたな~

さて、帰るか~

俺はそういい、神眼を切り、塔から飛び降りた。

「これがイレギュラーの情報?」

「まぁ、そうだな。名前までは分からんかったがな」

ただいま7時30分。

俺は宿でニーヴァとこれからどうするか会議を開いている。

昨晩俺が調べた情報を畳に広げ、あーだこーだと言い合っている最中・・・

「それで少し気になるけど、この『不明』って何?」

おっと、気付いてしまったか

気付かなくてよかったのに・・・

「・・・それは・・・・そのまんまの意味だ」

俺がそう言うと・・・

「嘘。アナタが分からないはずがない」

「根拠は?」

「遠くにいる人なのに種別が分かってしまう」

「それだけ?それだけじゃ――」

「それにこの人誰かの影に隠れているんでしょう?そっちのほうが見つけにくいよ」

ニーヴァのまともな意見攻撃で俺の体力は半分だ。

ゼロはどうする?

1、それでも嘘を言う  2、真実を言う  3、逃げる

よし!逃げるか!!

俺は瞬時に窓の方に走る。

しかし――

「どこに行くの?」

ニーヴァの鋭い目線で俺の逃亡は防がれてしまった。

どうする、ゼロ!?

落ち着け・・・落ち着けよ、バナー〇。

よし、改めて1番を選択しよう!

「俺の能力はたまーに役に立たん時があるからな。だから不明だ!!」

これでどうだ!と思いながらニーヴァを見る。

そしたらやつはこう言った。

「それだったらラステイションに行こう」

「は?」

今この子なんって言った?

俺の耳が正常ならば今「ラステイションに行こう」と言ったが・・・

「今・・・何って?」

「だからラステイションに行こう」

「な、何で!?」

「だって不明じゃ困るもん。きちんとした情報が欲しい」

「い、いやいや。ここは誰もまだ足を踏み入れてない『リーンボックス』に行くのが得策なんじゃ・・・」

「ラステイションに行く!!」

ニーヴァはさっきよりももっと鋭い目線で俺を睨む。

「よーし、正確な情報だな?今から言うからラステイションだけは勘弁してくれぇえええ!!」

俺はその場に綺麗な土下座をくりだした。

「やっぱり嘘をついてた。・・・まぁいいや。それでこの不明の正体は?」

俺は決心して言う。

「ラステイションの女神と・・・ルウィーの女神だ」

「ラステイションとルウィーの?」

「ラステイションの方は女神候補生の可能性もあるが・・・」

「あるが?」

「ルウィーの方は本物だ」

俺は苦虫を噛み潰した気分になる。

ラステイションの方はまだいいとして・・・

問題はルウィーの女神の方なんだよな

あの子とブランはまったく違う事は分かっている

だが・・・どうもルウィーの女神と聞くとあいつのあの恐ろしい面影を思い出しちゃうんだよな

『私以外の女なんていらねーよなぁ?・・・なぁ、ゼロ?』

それは俺がまだ死ぬ前に同業のハンターと一緒にクエストを行った時だった。

その女性は結構綺麗で、戦い方も綺麗で、全てがパーフェクトだったな。

クエストも終わって俺はその女性から飯に誘われた。

まぁ俺も断る理由が特になかったため俺はOKしたんだ。

その事を知ったブランは怒り狂ったらしく、家に帰った俺を拘束し、協会に連れて行かれたんだ。

あいつは俺を自分の部屋に監禁し、片手に戦斧を振りますという恐ろしい光景が・・・・

「ふんす!!」

俺は壁に頭を思いっきり叩きつける。

思い出すな・・・思い出すな・・・・

あれだけは思い出すな!!

表の顔をニコニコしていたが、裏の顔を般若よりも恐ろしい顔だった。

「ふんす!!!」

だから無駄に思い出すなよ、俺!!

「・・・何やってるの?」

はっ!

俺は後ろを振り向く。

ニーヴァは思いっきり引いていた。

「大丈夫?」

「あぁ・・・大丈夫だ。それでどうするんだ?」

「とりあえず・・・ラステイションに行く」

・・・・はい?

俺の耳が正常なら今「ラステイションに行く」と聞こえたが・・・・

「冗談だろう?俺は真実を話したぞ?」

「だれも真実を話したからって行かないとは言ってない」

なん・・・だと?

そ、そんなバカな!?

 

 

・・・・←ただいま詮索中

 

 

ほ、ほんとだ!

「謀ったな、ニーヴァ!!」

「勝手に勘違いをしたのはあなた」

くっ、正論だからまともに反論できん!!

「だ、だが―――」

「それにあなたは嘘をついた。よってあなたに拒否権はない」

・・・・。

嘘・・・つくんじゃなかった。

「早く準備をする」

「・・・ハイ」

俺はしょぼけながらも準備をする。

「行くよ」

「・・・ハイ」

そして俺たちはラステイションに向かった。

最後にひとつ言わせてもらおう。

嘘は・・・よくないね


 
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