No.474468

真・恋姫無双~白き牙を持つ者~ #17

tokkeyさん

この物語はオリ主をメインとした外史です
チート・ご都合主義がかなり入りますので
苦手な方はご遠慮ください・・・
大丈夫な方は駄文にお付き合い下さいm(_ _)m

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2012-08-23 23:46:23 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:9503   閲覧ユーザー数:8385

~ 第16話 †旅行記10 仲達編?† ~

 

 

 

不機嫌雇用主からの不当な要求に負けずに

何とか宿屋を抜け出す事に成功・・・

くそ・・・

両脇を夏候姉妹・センターを曹操(そうそう)に取られて

抜け出すのに時間かかっちまった

起きて気づかれる前に帰らないとな・・・

 

 

 

さて、と

 

 

事前に場所も把握済み

街での聞きこみもぬかり無し

よし、いくか・・・

 

 

 

虫の声と風の音が何もしない暗闇を俺は音も立てずに走る

ここが司馬家の屋敷かでっけーな・・・

門からして威圧感がすげー・・・

って門番付か・・・面倒だな

身体全体に自然の気を纏わせる

そして周りの気に自分の気をを溶け込ませる

簡易光学迷彩ってな、ちゃんと鍛錬して身につけててよかった

これも雪華(せつか)さんのおかげだな

んじゃいっちょ忍びますか・・・

 

 

 

 

 

無事進入成功・・・

件の人物、司馬懿(しばい)仲達(ちゅうたつ)さんはどこですかーっと

とりあえず部屋を覗いていってみるか

 

 

 

どこにもいないな

 

 

 

後は・・・離れの倉庫位だが・・・まさかな・・・?

俺はそんなことはないだろうと思いつつも念の為見に行く事にした

 

 

おじゃましまーす・・・

音も立てずに倉庫に忍び込むとそこには・・・

 

 

唯一のまともな窓の天窓から見える月の光を浴びる

全身真っ黒の巫女装束を着た黒髪ロングヘアーの女性が泣きながら立っていた

これが司馬懿仲達なのか・・・?

なんて儚い女の子なんだ今にも消えそうじゃないか

観察だけして帰るつもりが、気づけば俺は声をかけていた

 

 

「女よ、何を泣いている」

 

 

俺が居る事を分かってたのか、司馬懿?は俺の方を見ずに

虚ろな目からまた涙が流れるのを拭いもせずに

 

 

「国・・・未来・・・無い・・・」

 

 

まだ黄巾の乱が始まっても無いのにすでに知ってるのか

「漢」という国が無くなるのを予兆は確かにあるが

現状は威光はまだかなり強いと思うんだが

確かめてみるか・・・

 

 

「この国「漢」が無くなるという事か?」

 

 

「否」

 

 

こちらを見ようともせず・・・というか

まるで関心が無い感じか?

それに「漢」が無くなるという意味じゃないとなると・・・

まぁ「漢」が無くなるのは確定だと思うが

その後の「晋」は確か外敵に滅びるんだったか?

つまり外敵に蹂躙されて全て無くなるってことか?

いあいあ・・・先見すぎだろまさかね

 

 

「外敵に滅ぼされて、この国自体が破壊されてしまうか?」

 

 

俺がそういうと司馬懿?はこちらを初めてみた

虚ろだった目には生気が宿っている

そして俺を見るとさらに身体全体に気が満ち始めてる

 

 

「何故?」

 

「何故と言われてもな、そういう知識があった

 そういう君はどうしてそう思う?」

 

「司馬懿」

 

「司馬懿は何故そう思う?」

 

「夢」

 

「夢・・・ね」

 

 

この子が司馬懿っていうのは当たりか

夢っていうことは格好も巫女っぽいし予知夢ってことか?

それでも先を見すぎだろ

んで、泣いてたのは国を想ってなのか

んー・・・分からん

ただこんな子がずっと泣いてるというのは心苦しいな

なんとかできんもんか・・・

あーあれが全部同盟という形になれば外敵に立ち向かえるか?

そうなると、ますます司馬懿の力がいるなこりゃ

と考え込んでると、いつの間にか司馬懿が俺の前にきてた

そして俺の頬を撫でるように手を出してくる

 

「仮面」

 

「不審者だからな顔見られちゃマズイ」

 

 

ふるふると顔を振る司馬懿

違ったらしい、なんだ?そう思ってると

両手で俺の顔を挟み、司馬懿が顔を寄せてくる

いきなり大胆だな!

 

 

「無理・・・不思議」

 

 

何が無理で不思議か分からん

というかこの国の英雄さん達は俺の話をちゃんと聞いてくれないのか

 

 

「貴方・・・誰?」

 

「俺?俺の名はー・・・」

 

「仲達!?誰かそこにいるのですか!」

 

 

ってやべぇ、誰かきやがった逃げないと

 

 

「司馬懿よ俺の名前は「仲達!起きてるのでしょう!」くだ

 それと天下三分の計、君なら分かると思う

 今後は堂々と仮面を脱いで会いにこよう

 もし、俺が気になるならその時についてこい」

 

 

俺は天窓まで飛んで、壊さないように開けて逃げ出した

逃げる前にチラッと司馬懿を見ると

俺の方を見ながら笑みを浮かべてるようにみえた

んー・・・俺の呼びかけに応じてもらえそうか?

まっとりあえず今は洛陽へ行って

そこから漢中で用事を済ませる事が先だな

それから色々と大陸巡ってから考えようかね

 

 

俺はうきうきしながら、鬼達が待つ宿屋へと帰っていった

 

 

 

 

あとがきっぽいもの

 

 

ようやく登場の司馬懿さんです

妄想した上ではすんなりとかける予定だったのに

いざ書き出してみると何か違うというかご都合主義バリバリーになってもうた

もしかしたらこれはこれで面白くなるはず!と前向きにいきます

いつもコメント感謝感謝です

 

こんな駄文ですが、よろしくお願いしますm(_ _)m


 
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