No.473490

真・恋姫無双~白き牙を持つ者~ #15

tokkeyさん

この物語はオリ主メインの外史です
チートやご都合主義が苦手という方はごめんなさい
大丈夫な方は駄文にお付き合い下さいm(_ _)m

早く夏が終わらないかな・・・

2012-08-21 21:46:44 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:9894   閲覧ユーザー数:8702

~ 第14話 †旅行記 高順編† ~

 

 

何でこんなことになってる?

 

 

天幕の中で俺は・・・

川の字の真ん中で寝てる

左側に高順(こうじゅん)

右側に曹操(そうそう)

二人とも何故か俺の服を持って離さない

い、一応寝る前に近くの川の水で身体は拭いたから

そんなに血の臭いも汗の臭いもきつくないはずだが

うん、これは試練だ試練・・・

必死に俺は自分と戦い

羊を数えながら俺は意識を手放した

夏候惇(かこうとん)と夏候淵(かこうえん)姉妹は曹操の後ろで熟睡中である

 

夢の中で雪華(せつか)さんに

修行が足りないと言われこてんぱんに倒された

雪華さんが涙目だったのはなんだったんだろうか

多分お酒が飲めないからだろうなと勝手に思っておこう

 

 

 

 

目を覚ました俺が最初に見たのは

昨日俺が助け、その後ひどい目を合う元凶となった人物だった

 

 

「高順殿おはようございます」

 

「(じー)おはよう・・・えーっと?」

 

「一応名乗ったはずですが・・・姓も字も無く

 白(はく)というものです」

 

「白君・・・」

 

 

うん、穴が空くんじゃないかって位見られてる

そんなに珍しいのか?

ちなみに曹操はまだ寝てる、夏候姉妹も寝てる

というか夏候惇・・・お腹出していびきなんて・・・

うん、これは見なかった彼女らの為に・・・

そんな事思って、高順を見てると

 

 

「白君、面白い」

 

 

面白いって言われた、何だが?

 

 

「面白いとは?」

 

「ふふふ・・・こんな愉快な気分久しぶり」

 

「俺にも説明してもらえると助かるんですが・・・」

 

「白君と居ると私の日常に色が出てきそうだ」

 

「意味が分からん・・・」

 

「そうだね・・・簡単に言えば」

 

「か、簡単にいえば?」

 

 

何だろう凄く悪い予感がする・・・

というか金色の髪の死神さんの方から覇気が漏れ出してて

冷や汗が出てくるほどにやべぇ

 

 

「私、高順は白君が気に入った

 だから君に一生尽くすとしよう」

 

 

極上の笑顔でニッコリと微笑まれた

うん、元々仲間にしたいと思ってた所だから良しとしよう

だがまて時と場所が非常に悪い

より一層殺気と覇気が濃くなってきたじゃないか!

 

 

「あら、残念ね白はすでに私がもらう約束したの

 だから貴方はわ・た・し・が使ってあげるわ」

 

 

わーい、死神様が起きたぞー

そして笑顔なのに青筋が見えるのは気のせいかなー

 

 

「む・・・これは私と白君との問題だ

 私は白君以外の命令何てもう聞く気はないぞ」

 

 

曹操の覇気に反応しない・・・だと

高順のスペックは俺が思っている以上に高い!?

 

 

「貴方も面白いわね」

「私はお嬢さんみたいなの見ても面白くないな」

 

「「ふふふ・・・」」

 

 

何故・・・こうなったし・・・

 

 

そして、俺達は簡易な朝食を取って

次の街へと向かっていく

 

 

馬上ではいつものように俺の前に曹操が座り

左右を夏候惇と夏候淵の二人がいる

高順はまだ商団の護衛の為に最前列にいる

少しはこれで気が休まるな・・・

 

 

「そういや曹操殿」

 

「何かしら?」

 

 

いつものように俺に身体を預けながら返事をする

うむ、機嫌はある程度直ったようだ

 

 

「次の街の名前はなんでしたか?」

 

「次・・・確か河内(かだい)かしら」

 

「そこそこ大きい街ですか?(聞いた事記憶はあるんだよな)」

 

「そうね・・・司馬一族がいるはずだから治安も指折りなはずよ」

 

「なるほど、食料やら備品は買いたかったので良かったです

 (天才司馬懿(しばい)仲達(ちゅうたつ)の出身地か)」

 

「私としては噂の司馬八達を見てみたいんだけどね?」

 

「相変わらず、人物を見るのが好きですね」

 

「当然よ、上に立つ者として今から声をかけておかないとね」

 

「華琳さま~・・・」

 

「大丈夫よ春蘭(しゅうらん)と秋蘭(しゅんらん)は大事な家族だもの」

 

「華琳様どこまでもついていきます!!」

「私もどこまでもお供に・・・」

 

 

さてさて・・・とりあえず無事に河内に着けるように祈っておくかな

 

 

 

 

あとがきっぽいもの

 

 

高順編です、最初の登場の時と違うと思った方いると思われます

これにはちゃんと理由があります

次回の人物紹介のときに書くのがいいか、今後の展開で載せるのがいいか

非常に迷っています・・・

最後の方にネタバレしてありますがオリキャラその三!登場かも?

 

 

こんな駄文ですがこれからもよろしくお願いしますm(_ _)m


 
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