No.471843

八雲家の妹ちゃん

八雲家の一員となった女の子。
今日はいろいろな人たちと一緒に名前を考えよう。

2012-08-18 10:55:15 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:926   閲覧ユーザー数:912

 

   八雲家の妹ちゃん  ~失った名前を新たにもう一度~

 

 

 

  八雲紫の言葉により、八雲家の一員になったのだが・・・

 

 「ねぇ、名前はどうするのかしら?」

  八雲紫の放った一言によって、八雲家の皆が頭を悩ませた。

 「蘭は、何か思いついたかしら?」

 「いえ、彼女が綺麗すぎて合う名前が見つからなくて」

  紫も悩んでくれているようだ。

  名前か・・・

  昔はなんという名前だったのだろうか?

  名前を奪われたあの日から化物としか呼ばれていなかったからな。

  忘れてしまった。

 「橙はなにか見つかりましたか?」

 「蘭様ごめんなさい。合う名前が無くて」

 『どうしましょう・・・』

  結局、名前は見つからなかった。

  そして、明日考えることになった。

  

  夜

 

  今日は満月だ。

  紫と蘭と橙で月見をすることになった。

 「月が綺麗だな」

 「そうね」

 「そうですね!?」

 「蘭様?」

  月=綺麗

  綺麗=彼女

  彼女=外人ぽっい

  閃いた!!

 「彼女名前ですが、瑠奈というのはどうでしょうか」

 「いい名前ね。あなたもそれでいいかしら?」

 「あぁ、ありがとう」

 「いえ、では八雲瑠奈になりますね」

 「そうね、今日から瑠奈と呼ばせてもらうわ」

  瑠奈か・・・

  いい名前だ。

  蘭には感謝をしなくてはいけないな。

  おや?

  橙が目を潤ましているが・・・

 「よかったですね。名前ができて」

  すごい、感動している。

  結局、名前が出来たあとそのままお開きになった。

 

 

 
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